書評:稲葉真弓『ミーのいない朝』

稲葉真弓『ミーのいない朝』

 

猫とふたりで暮らした日々・・・。

一生をちぎりあったはずのご主人と別れても、ミーとは別れなかった“私”。
ぴったりと寄り添うようにして過ごした20年間。

ミー、さようなら。20年間ありがとう。父が死んだときも、夫と別れた時も、私はこんなに泣きはしなかった――

女性ならではの細やかな感情を余すところなく書いた、心にしんとくるエッセイです。

(2002.4.26)

稲葉真弓『ミーのいない朝』

稲葉真弓『ミーのいない朝』

稲葉真弓『ミーのいない朝』

稲葉真弓『ミーのいない朝』

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『ミーのいない朝』

  • 著:稲葉真弓(いなば まゆみ)
  • 出版社:河出書房新社・文庫
  • 発行:2001年
  • NDC:914.6(日本文学)随筆、エッセイ
  • ISBN:4309406343 9784309406343
  • 210ページ
  • 登場ニャン物:ミー、シロ
  • 登場動物:-

 

 

著者について

稲葉真弓 (いなば まゆみ)

愛知県生まれ。73年、『蒼い影の痛みを』で女流新人賞、80年『ホテルザンビア』で作品賞、92年『エンドレス・ワルツ』で女流文学賞、95年『声の娼婦』で平林たい子笑を受賞する。

(著者プロフィールは本著からの抜粋です。)


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稲葉真弓『ミーのいない朝』

稲葉真弓『ミーのいない朝』
9.2

動物度

9.5 /10

面白さ

9.0 /10

猫好きさんへお勧め度

9.0 /10

書評:稲葉真弓『ミーのいない朝』” に対して1件のコメントがあります。

  1. nekohon より:

    【推薦:きな様】

    1977年の夏に保護した子猫。
    そして20年後の別れの日までをつづった一冊です。

    子猫を迎えて心弾む日々。
    猫とともに暮らせる借家をもとめて奔走する日々。
    そして・・・いつしかきしみだす夫との関係。

    やがて筆者は離婚します。

    ミーとの二人暮らし。少しづつ、けれど確実に訪れるミーの老い。それから看取るまでの長く静謐な日々。そして・・・。

    本が書かれたのはミーの死から一年半後です。あとがきには、こう書かれています。
     「いまだに私は新しい猫が飼えない。(中略)新しい猫を飼えば、夢が終わる。私は自分の中に流れた幸福を、ずっと抱いていたいのだ」
    (2002.4.26)

    *サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。

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