書評:『ペット六法 第1版』

『ペット六法 第1版』

 

世界初のペット六法。

帯には
「本書は世界初のペット六法です。ペットを中心に、動物に関連する、条約、法律、条例などを幅広く収録しています。ペットは言うに及ばず、動物の法令は本書1冊で十分対応できます。」
と歌ってある。
今まで日本にはなかった本であることは確かだろう。

箱入り2冊組・5700円。
三段構えの枠組みに細かい字で法律などがびっしり書いてある。

『ペット六法 第1版』

『ペット六法 第1版』

一冊目の「法令篇」の内容はおおよそ以下のようになっている。

○ペット法概論=動物の法律上の位置づけなどを簡単に。
○動物愛護法=動物の愛護および管理に関する法律をはじめとする動物愛護法の概観など。また、自治体のペット条例が200p以上にわたって記載されている。
○動物健康衛生法=獣医師法、薬事法、狂犬病予防法など。
○就労動物法=就労動物の概念と類型、「補助犬法」概要と問題点、など。
○野生動物法=野生動物の保護に関する法律、ワシントン条約、輸入貿易管理法、絶滅のおそれのある野生動物の種の保存にかんする法律、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律、など。
○産業動物法=我が国における産業動物法制定の背景と変遷、など。

『ペット六法 第1版』

『ペット六法 第1版』法令篇

『ペット六法 第1版』

『ペット六法 第1版』

二冊目の「用語解説・資料篇」の内容は

○外国のペット関連法=イギリス、ドイツ、フランス、EU、アメリカの、各国の法律抜粋。
○ペットの主要判例の概観=日本で行われたペット関連の裁判の判例。
○重要資料=平成2年5月、および、平成12年6月に行われた世論調査の結果一覧と解説。
○時の課題 編集委員の眼=編集諸氏による論文。
○用語解説

私は法学の知識も勉強もゼロ。が、この六法はどうしても欲しかった。読んで楽しい本ではないが、大いに考えさせられる本だ。
こんな高価で難解な本をお勧めするのはちょっと気が引ける(?)けれども、ネコや動物の味方を名乗るなら、最低限の法知識くらいはあった方がよいと思う。

(2002.11.9)

*2006年に第2版が発売されました。

『ペット六法 第1版』

『ペット六法 第1版』用語解説・資料篇には、動物愛護先進国の法律等も載っているのがうれしい。

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『ペット六法 第1版』

  • 編:ペット六法編集委員会
  • 編集代表:吉田眞澄
  • 出版社:誠文堂新光社
  • 発行:2002年
  • NDC:320(法律)
  • ISBN:441670206X(第1版)、9784416705322(第2版法令篇、2006年)
  • 法令篇414ページ、用語解説・資料篇156ページ

 

目次(抜粋)

  • 法令篇
  • 用語解説・資料篇

 


ショッピングカート

 

『ペット六法 第1版』

『ペット六法 第1版』
5.9

動物度

8.0 /10

面白さ

2.0 /10

情報度

9.0 /10

愛猫家へお勧め度

4.5 /10

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA