2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 生物学、遺伝学など 池谷裕二『進化しすぎた脳』 副題:『中高生と語る「大脳生理学」の最前線』。 この本を猫本リストに入れるつもりは全然無かったのですが、中にちょっと面白いかも知れない図がありますので、紹介することにします。 その図とは、ネコのホムンクルス […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 野生動物(世界) 青柳昌宏『ペンギンたちの不思議な生活』 副題:『海中飛翔・恋・子育て・ペンギン語・・・』。 ペンギンはいつだって人気者だ。 ヨチヨチと歩く姿はどこまでも愛らしく、あまりに対照的な水中でのアクロバットは人々を感嘆させる。白黒の正装姿は微笑ましく、こ […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 微生物、植物、その他生物全般 瀬戸口明久『害虫の誕生』 副題:『虫からみた日本史』。 昔、日本には「害虫」という概念は無かったそうな。 もちろん、虫害に悩まされてはいた。化学薬品の殺虫剤なぞ無かった上に、作物は現代のような「遺伝子組み換え」改良種等ではなかったから、虫害は今の […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 家畜、ペット 東ゆみこ『猫はなぜ絞首台に登ったか』 かつて、ヨーロッパでは、動物が人同様に裁判にかけられていた。 残虐なタイトルの本だが、内容はおどろおどろしいオカルトではない。現代神話学の本である。 この本では、十八世紀中葉のヨーロッパの事例を中心として、 […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 生物学、遺伝学など 福岡伸一『生物と無生物のあいだ』 生物とは、生命とは、そもそも、何なのか?。 著者は「プロローグ」でまず問いかける。 そもそも、生命とは何か、皆さんは定義できますか? さて、あなたなら何と答えますか? 著者は分子生物学者である。 生命を、分子さらに原子の […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 野生動物(世界) 加藤由子『ゾウの鼻はなぜ長い』 副題:『動物の不思議31』。 本を開いて驚いた。 鳥のひざは、なぜ人間とは逆に曲がるのか? ええっ?人間と逆に曲がる膝を持つ鳥なんていたっけ?そんなバカな!と、すごく驚いたのである。 なんてことはない、フラミンゴなどの、 […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年1月12日 nekohon イヌ 山内昶『ヒトはなぜペットを食べないか』 犬肉に舌鼓をうつ人がいる一方、犬を我が子より愛する人がいる。 ドキッとするようなタイトルの本だ。が、しかし、ヒトが肉食獣であり、且つ、みずからの飢えをしのぐためなら何でも食べる地球上最強の雑食動物でもあることを考えれば、 […]
2018年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生動物(日本) 井上雅央『山の畑をサルから守る』 シリーズ:『おもしろ生態とかしこい防ぎ方』。 サルの、一番の印象は、手先がおそろしく器用な三次元動物だということ。 その次は、なんというか、もう、ずる賢いを通り越して、ふてぶてしいこと。 畑にサルがいたとす […]
2018年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生動物(日本) 江口裕輔『イノシシから田畑を守る』 副題:『おもしろ生態とかしこい防ぎ方』。 里山に囲まれた集落に引っ越して約10年。 自然が豊かで、動物層も豊かで、そして動物達による田畑被害もそりゃもう豊か、しかも、年々ひどくなる!? 当然です。年々、集落 […]
2018年9月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫マンガ 布浦翼『ぴくぴく仙太郎』 ベストセラーのウサギ+猫マンガ。 主人公は、ウサギの仙太郎。 イラストレーターのばくちゃんと暮らしています。 仙太郎とばくちゃんの毎日を描いた、ほのぼのマンガです。 ウィキペディアによりますと、「『BE・L […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生動物(日本) 『カエル・サンショウウオ・イモリの オタマジャクシハンドブック』 両生類の子供たちに焦点を当てた図鑑。 世界にはおよそ5400種のカエルと560種のサンショウウオ・イモリが知られていて、そのうち、日本にはそれぞれ、38種5亜種と、23種がいるそうです。 本書ではそのうち、 […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon イヌ 遠藤周作『狐狸庵動物記』 「わが最良の友動物たち」文庫本発行化による改題。 狐狸庵先生こと、遠藤周作氏は、幼い頃、満州は大連に住んでいた。 孤独な狐狸庵、否、周作少年にとって、唯一の話し相手は黒い満州犬だった。名前はクロといった。学 […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生動物(日本) 現代日本生物誌3『フクロウとタヌキ』 なぜフクロウとタヌキなのか? 「現代日本生物誌」シリーズでは、『一見結びつきがなさそうな』二つの生き物を取り上げて各巻のタイトルとしている。 その理由は、 『対比することによって、一つの生き物を取り上げただ […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 家畜、ペット 川道武男『ウサギがはねてきた道』 ウサギちゃんは、耳が長いだけではない! ウサギは、とても身近な動物です。 学校で飼育されている動物といえば、まず思い浮かべるのがウサギです。飼育係に立候補してお世話した経験がある方も多いでしょう。 公園や「 […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 家畜、ペット 栗田奏二『うし小百科』 ウシのこと、皆さん、どれほどご存知ですか? 平成21年(2009年)、明けましておめでとう! 今年は丑年。ってわけで、牛の本のご紹介。(注:書評掲載時) 現代日本人で、牛のお世話になっていない人なんて皆無だろう。 ナニ、 […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 恐竜、古代生物 長谷川善和『フタバスズキリュウ発掘物語』 副題:『八〇〇〇万年の時を経て甦った首長竜』。 2006年に「フタバスズキリュウ」がようやく、正式に論文発表され学名がついたと聞いたとき、私は椅子からずり落ちそうになるほど驚いた。 あのフタバスズキリュウが […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生ネコ科を知る 小原秀雄『猛獣もし戦わば 地上最強の動物は』 もしライオンとトラが戦ったら、勝つのは?。 私が持っているのは一番古い版。文庫本より一回り小さい、かわいらしい本だが、今は絶版。 その後、最新版では1993年に済堂出版から文庫で発行されたようだが(ISBN […]
2018年8月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 恐竜、古代生物 ディクソン『新恐竜』 副題:『絶滅しなかった恐竜の図鑑』。 恐竜が、6500万年前に絶滅したことは、誰でも知っている。 でも誰だって一度は空想したことがあるだろう。 もし、絶滅しなかったら? もし恐竜たちがまだ生きていたら? ド […]
2018年8月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 想像上の動物、UMAなど ディクソン『アフターマン』 副題:『人類滅亡後の地球を支配する動物たち』。 荒唐無稽な空想と、抱腹絶倒なデザイン、奇想天外な遊び心を、科学という調味料で味付けし、こってり豪華なフルコースに仕上げた、それが、ディクソンの『アフターマン』 […]
2018年8月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 野生動物(世界) 写真集『ANIMAL HOUSE』 動物たちの可笑しな瞬間。 白黒の写真集。 説明文はありません。 登場する動物は、猫、犬、鶏、インコ、チンパンジー、ネズミ、ゾウ、カバ、その他。 スパゲッティ鍋に落ちた子猫がお玉で救い出された1枚には笑っちゃ […]
2018年8月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 米田一彦『クマ追い犬タロ』 クマと本気で対峙できる犬を育てるには?。 著者の米田さんはクマ研究家として有名な方だ。私も氏のクマ本を何冊も持っている。奥山を実際に歩き回り数多くのクマ達と接してきた方なので、どの本もすごく実践的で面白い。 […]
2018年8月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ バーンフォード『三匹荒野を行く』 猫と犬達が、400kmの大冒険。 カナダのハンター家には3頭の動物達がいた。 タオは、エリザベスの愛猫。しなやかで美しいシャムネコで、狩りが得意。 ボジャーは、ピーターが物心つく前から一緒に育ったイングリッ […]
2018年8月13日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 野生動物(日本) 日本自然保護協会『野外における危険な生物』 副題:『フィールドガイドシリーズ2』。 1990年代、バブル経済が崩壊すると、それにとってかわるようにアウトドアブームがはじまった。 男も女も4輪駆動車に乗って山や海に続々とくりだした。 ところがほとんどの […]
2018年8月13日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 野生動物(日本) 畠佐代子『カヤネズミの本』 副題:『カヤネズミ博士のフィールドワーク報告』。 うちの畑のすぐ横に、カヤネズミの生息地がある。 時には畑の中に伸びてきたススキに巣がかけてあることもある。 だから草刈をするときは気を付けなければならない。 […]
2018年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 家畜、ペット オーウェル『動物農場』 人間を追い出し、動物達は、自力で農場をはじめる・・・。 イギリスの片田舎の、とある典型的な農場。 ジョーンズ夫婦が経営する「荘園牧場」では、豚、馬、牛、羊、驢馬、鶏、山羊、犬、猫など、多くの動物たちが飼育さ […]