アマラ『猫と竜 猫の英雄と魔法学校』

アマラ『猫と竜 猫の英雄と魔法学校』

大人気「猫と竜」シリーズ3冊目。

猫に育てられた火吹き竜と、魔法を使う森の猫たち(ケットシー種)と、冒険者はじめ人間たちの、なごみ系ファンタジー物語。

ストーリー

魔法使いの素質を持つ孤児の少女。白猫はぜひ彼女を魔法学校に入学させて、魔法を極めさせたい。しかし少女はとんでもない面倒くさがり。彼女が何か努力するとすれば、そのことによって面倒くささが減る場合だけ。

そんな少女が学校選びについて出した条件は、「費用が安いこと、できればタダ」これは彼女が孤児でお金もないから理解できるとして、「入学試験が簡単」面倒な受験勉強なんてしたくない!「就職先が良いところ」卒業後に就職先を捜しまわったり、大変な職場に就職しちゃったら面倒くさいじゃないの!魔法学校を卒業したら、楽で収入がよくて、安定しているところにすんなり就職できちゃうような学校がいい!

魔法学校は各種あれど、そんな都合の良い学校なんてあるわけがな・・・え、あった!?

一方、こちらは冒険好き王子。文字通り、着の身着のままの裸一貫で王城を出奔したので、最初は無一文。冒険者ギルドで魔獣退治や、危険な森での薬草集めなどの仕事を請け負い、お金をもらう。そうやって購入した武器は、頑丈なだけが取り柄の安い鉈だけ。これでは大物は倒せないし、王子の戦闘能力と照らし合わせても不釣り合いだ。

そこで、「師匠」の黒猫と、優秀な鍛冶屋が集まるという街を目指すことに。

そして、森の猫たちが住むしょしんしゃのもりでは。猫たちの間のもめ事は「流れ猫」たちが解決。竜とドラゴンがなにやら相談事。また魔法を使い猫のケットシーとて、歳は取るのだ。老猫たちが集まると・・・

 

アマラ『猫と竜 猫の英雄と魔法学校』

感想

王子は今日も豪快に「アッハッハ!」と笑っていますし、笑い上戸のエルフも出てきますし、猫たちも何かと笑っていますし、笑顔と笑いの多い、明るいファンタジーです。ぐうたら少女のぐうたらぶりにも、ふつうなら苛つかせられそうですが、ここまで徹底して「面倒くさいのはいや」となると、もう笑っちゃうしかありません。

母猫がますます存在感をしめしています。猫たちも人間達も竜もデーモンも、このおかあちゃんにだけはかないません。猫たちが、自分の選んだ人間に一生懸命尽くす様子も微笑ましいです。

かわいい猫たち、愉快な人間たち、魔獣、魔物、竜にデーモン。暖かい夢の世界にどうぞ。

 

アマラ『猫と竜 猫の英雄と魔法学校』

 

アマラ『猫と竜 猫の英雄と魔法学校』

※著作権法に配慮し、本の中見の画像にあえてボカシをいれる場合があります。ご了承ください。

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目次(抜粋)

  • プロローグ 猫と竜
  • ぐうたら少女の受験
  • ヤジュウロウのハチ退治
  • 黒猫と王子と魔法の剣
  • 悪魔と竜と母の日
  • 王子と魔法学校
  • 終の寝床

著者について

アマラ

2014年に『神様は異世界にお引っ越ししました』第2回なろうコン大賞を受賞しデビュー。著書に『地方騎士ハンスの受難』シリーズ、『猫と竜』シリーズ、『ダンジョンを経営しています ベルウッドダンジョン株式会社西方支部繁盛記』がある。
(著者プロフィールは本著からの抜粋です。)

『猫と竜 猫の英雄と魔法学校』

「猫と竜」シリーズ3冊目

  • 著:アマラ
  • 出版社:
  • 発行:年
  • NDC: 480(動物学) 489.53(哺乳類・ネコ科) 645.6(家畜各論・犬、猫) 726(マンガ、絵本)748(写真集)913.6(日本文学)小説 914.6(日本文学)随筆、エッセイ
  • ISBN:9784800299055
  • ページ
  • カラー、モノクロ、口絵、挿絵、イラスト(カット)
  • 原書:
  • 初出:
  • 登場ニャン物:シロタエ(しろにゃんこ)、ままにゃん、ポムポラ、他
  • 登場動物:グレーターデーモン、クロウ(駆竜)、ほか多数の魔獣・魔物たち
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