2023年4月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月12日 nekohon 猫の児童文学・童話 高橋うらら『野鳥もネコもすくいたい!』 副題:~小笠原のノラネコ引っこし大作戦~。 永吉カヨ/絵、小笠原自然文化研究所・社団法人東京都獣医師会/監修。 あらすじ 小笠原諸島は、日本本土の南東、1000km以上も離れた太平洋上に位置する島々です。父島列島、母島列 […]
2021年8月11日 / 最終更新日時 : 2021年8月11日 nekohon 猫の小説(日本) 文・早見和真、絵・かのうかりん『かなしきデブ猫ちゃん』 「吾輩も”ネコ”である。名前なんか知らない。」 その、名前も無かった猫が〈捨てネコカフェ〉に来て、そこへ、クマのぬいぐるみをかかえたアンナがやってきた。運命の出会いだった。 ふてくされた子猫は、マ […]
2021年2月12日 / 最終更新日時 : 2021年2月12日 nekohon 猫の小説(海外) ウェストール『クリスマスの猫』 クリスマスにおこった奇跡のような出来事は猫たちのおかげ。 1934年、イギリス。魚臭い、ちいさな港町。 その古ぼけた牧師館に、「わたし」=11歳の少女はひとりでやってきた。寄宿制の学校が休みの間、「サイモン […]
2021年2月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の児童文学・童話 グリフィス『荒野にネコは生きぬいて』 イングランド島南部、ダートムアの大湿原で生きる猫。 生後12週の幼さで残酷にも捨てられてしまった子猫。最初は「捨てられた」という事実もわからず、かくれんぼか何かの遊びだと思ってはしゃいだ子猫。しかし日が暮れ […]
2020年12月21日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 nekohon 猫の児童文学・童話 なりゆきわかこ『天国に行った看板ねこ なな』 挿絵:あやか。「ねこだって、うれしいとき、かなしいとき、つらいとき、泣くのよ。」page9 7月とは思えないほど冷たい雨に打たれ続け、子猫はすっかり弱っていました。もう動ことも声を出す元気も残っていません。 […]
2020年4月14日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 nekohon 猫の小説(日本) 万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』 かのこちゃんの家に突然現れたアカトラの猫。 かのこちゃんは、小学校1年生になりました。つい最近まで自分の親指を一日中ちゅうちゅう吸っているような幼児だったのに。 かのこちゃんちには、柴犬の玄三郎がいます。も […]
2020年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 大人にもお勧めな絵本(日本) ドクター・スース『キャット イン ザ ハット』 変な帽子をかぶった変な猫の変な話。 世界中で超ミリオンセラーとなった絵本。 子ども時代を英語圏で暮らした70歳以下の人なら、知らない人はいないと言ってよいでしょう。どの児童館にも、どの歯医者さんの待合室にも […]
2019年4月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の小説(海外) マグダ・レーヤ『きみは猫である』 幼い男の子の家で、子猫が4匹も生まれた♪。 まずは掲示板の推薦文のご紹介から。 【推薦:yukiyo様】 20年位前に 買ったんですが、和田誠さんの挿絵があまりにも可愛くて、 ずっと手放さずにいます。 お話は ワルシャワ […]
2019年3月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 古典・伝承文学 光吉夏弥訳編『ネコ猫ねこ 世界中のネコの昔ばなし』 世界中から、猫の民話・伝説を集めた本。 まず最初に、掲示板にいただいた詳細な紹介を。 【推薦:きな様】 題名のごとく、猫が出てくる昔話を集めた一冊。なんと五十話収録されています。日本からは二話。ひとつは小泉 […]
2019年3月10日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の児童文学・童話 椋鳩十『モモちゃんとあかね』 動物文学で有名な椋鳩十の短編集 山男と子ども 深い山の天辺に住んでいる山男は、おそろしく背が高く、歌も上手なのでした。 そんな山男にあこがれた少年は悪い魔法使いに捕まってしまい・・・ 動物のスケッチ まず最 […]
2019年2月13日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の小説(海外) コーツワース『極楽にいった猫』 涅槃図と猫のおとぎ話。 掲示板に、詳細なご紹介をいただきました。まずそれをお読みください。 【推薦:きな様】 これは、1931年(昭和16年)にアメリカで出版された、日本を舞台にした猫のお話です。 むかしむ […]
2019年1月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の児童文学・童話 三津谷美也子『人の生き方を変えた猫 ひふみ(一二三)』 副題『片側2本足だけで生きる恩返し』 私(ねこほん管理人)は2018年7月、路上に横たわる瀕死の子猫を発見しました。 最初は死んでいると思ったのです。ところが、近づいたとき、口が動きました。まだ生きていると […]
2019年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の児童文学・童話 アリグザンダー『猫ねこネコの物語』 童話集。 ネコの町長 登場ニャン物=ペスキャットー 王国の果てにある小さな町に、地方局の長官がやってくる!町民は大騒ぎ。そんな奴がやってきたら、もう二度とこれまでのようなのんびりした暮らしはできないぞ! 猫 […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の児童文学・童話 アンダーソン『猫はなんでも知っている』 猫から教訓を学ぶ。子供の読み聞かせに手ごろな一冊。 この本について、「はじめに」にこう説明されています。 猫たちの謎めいた行動、かわいらしいしぐさ、いたずらのかずかずが、この本のなかで、人生を楽しく、賢く生 […]
2018年9月16日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の小説(日本) 有川浩/村上勉『絵本:旅猫リポート』 ベストセラー小説の絵本版。 猫の寿命は、人間の寿命より、うんと短い。 人間の平均寿命は、世界一長い日本人は84歳(2014年、WHO調査)。 最も短いシオラレオネは46歳。 世界平均は70歳。 一方、猫の平 […]
2018年9月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 獣医論・獣医さんのエッセイ 竹田津実『写真記 野生動物診療所』 副題:『森の獣医さんの動物日記』。 子供向けの本といえば、そうなのですが。 文章より写真の方が多く、すべての漢字に振り仮名が振ってあり、やさしく気取らない文章で、あっという間に読み終わってしまう一冊なのです […]
2018年8月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ バーンフォード『三匹荒野を行く』 猫と犬達が、400kmの大冒険。 カナダのハンター家には3頭の動物達がいた。 タオは、エリザベスの愛猫。しなやかで美しいシャムネコで、狩りが得意。 ボジャーは、ピーターが物心つく前から一緒に育ったイングリッ […]
2018年7月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(海外) ロダーリ『猫とともに去りぬ』 イタリアを代表する児童文学作家による短編集。。 表題の「猫とともに去りぬ」は、15ページの短編。 「アントニオ氏は、昔でこそ駅長を務めたものの、いまでは退職、年金生活を送っている。」 ところが家族は誰もアン […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 宮沢賢治『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』 新潮文庫『注文の多い料理店』収録。 『注文の多い料理店』 有名すぎて、殆どの人は幼年時代に絵本で読んで(見て)いるでしょう。 たいていの絵本には、ナイフとフォークを持ってナプキンをかけた大猫の姿が、挿し絵と […]
2018年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の児童文学・童話 松谷みよ子『ちいさいモモちゃん』 幼児モモちゃんと、くろねこプーちゃんのおはなし。 本は、モモちゃんがうまれたときからはじまります。 2章目で、プーちゃんが現れます。 プーちゃんは、ちいさな、まっ黒なネコです。 じつは、最初はママが「クー」 […]
2018年4月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 斉藤洋『ルドルフともだちひとりだち』 ルドルフ、ついに岐阜へ帰る決心をするが・・・ 続『ルドルフとイッパイアッテナ』。 野良猫のボス、イッパイアッテナ。 飼い猫のブッチー。 元は宿敵、今は仲良しのブルドッグ、デビル。 それから、黒い子猫、ルドル […]
2018年4月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 斉藤洋『ルドルフとイッパイアッテナ』 迷子の子猫ルドルフ、大猫イッパイアッテナに出合う。 ルドルフは、真っ黒な子猫。 小学生のリエちゃんと、リエちゃんのお父さんとお母さんと暮らしていました。 お隣のお姉さんとも仲良し。 お姉さんは、ロープウェイ […]
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 大人にもお勧めな絵本(日本) 坂本千明『退屈をあげる』 甘噛みを知らない猫は・・・。 「あたし」は、ひどくお腹を空かせて、冬の冷たい雨の日に、じっとうずくまっていた。 死を覚悟して。 そのとき、ある人が、「あたし」を抱き上げてくれた。 運が良かったのか悪かったの […]
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 大人にもお勧めな絵本(日本) 上野そら『わたしのげぼく』 くまくら珠美:絵。大の男も泣いてしまうかも?な、絵本 「わたし」は、かっこよくて、かしこくて、すばやいのが自慢。 それから、心外ながら、かわいいネコでもある。 性別はオスだ。 知的な猫にふさわしく「わたし」と言っている。 […]
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 大人にもお勧めな絵本(日本) 佐野洋子『100万回生きたねこ』 あまりに有名な、猫の絵本。 全国学校図書館協会選定図書で、中央児童福祉審議会推薦図書。 1977年の発売当時から現在に至るまで、高い評価と賛辞を常に受け続けてきた絵本です。 子ども用に作られたようでありなが […]