2023年4月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月18日 nekohon 野生動物(世界) 『動物のうんちえほん』 うんちはいろんなところで役に立っているよ! うんちってなに?どうやってできるの?動物たちのトイレは?うんちの形は? 動物達のうんちを、楽しくかわいらしく解説した絵本です。 動物たちは色使いも表情も親しみやすい絵柄 […]
2023年1月18日 / 最終更新日時 : 2023年1月18日 nekohon 野生動物(世界) 島泰三『アイアイの謎』 珍獣アイアイの、詳細な観察レポート。 動物が好きで、生き物の観察記録や研究レポート等を読むのも大好き、なんて人たちには、たまらなく魅力的な一冊。 はい、私もそんな一人です。ですから夢中で読みました。すっごぉい!きゃー、ホ […]
2023年1月14日 / 最終更新日時 : 2023年1月14日 nekohon 野生動物(世界) ベリンダ・レシオ『数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ』 副題:「動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語」。 動物達のはかり知れぬ能力。その愛情の深さは人類より深く、その知力はしばしば人類にも勝る。なのに、なぜ、人間は動物達をこれほどまでに貶め続けてきたのか?なぜ、動物達の能力に […]
2022年10月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 nekohon イヌ 川西玲子『戦時下の日本犬』 かつて、日本犬は絶滅寸前だった。 あらすじ 明治維新後、洋犬がどっと日本に流入して在来犬と混血した。また日本人も舶来ものを好み、在来犬を「駄犬」として尊重しなかった。結果、みるみる日本犬が減っていった。 あわや日本犬が絶 […]
2022年9月16日 / 最終更新日時 : 2022年9月16日 nekohon 野生動物(世界) 今泉忠明『動物たちの可愛いウンチ』 まるまる一冊、動物のウンチのお話♪。 世の中には子供たちに大人気、「うんこドリルシリーズ」なんてものがありますが。 種々様々な動物達の、種々様々に香るウンチの話ばかりを、290ページの文庫本にギュウギュウに詰め込んだ動物 […]
2022年7月7日 / 最終更新日時 : 2022年7月7日 nekohon イヌ 古谷経衡『ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか』 プーチンのヒトラー化を予言した本。 2022年2月、世界を震撼させる大事件が勃発した。ロシアによるウクライナ侵攻である。 2014年のクリミア危機以降、あの地域でずっと紛争が続いてきたことくらいは私だって知っている。ロシ […]
2022年5月31日 / 最終更新日時 : 2022年5月31日 nekohon 野生動物(世界) 前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』 著者のバッタ愛に感動するやら、笑っちゃうやら。 著者は小学生のころ、『ファーブル昆虫記』を読んで感動。さらに、ある科学雑誌の記事に仰天、なんとバッタの大群に巻き込まれた女性が緑色の服をバッタに食べられてしまったという。な […]
2022年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年3月27日 nekohon 大人にもお勧めな絵本(日本) エーリヒ・ケストナー『どうぶつ会議』 今こそ読みたい、70年前の絵本。 絵本はこうはじまります。 大ニュースロンドン会議おわる―――会議はしっぱい―――やりなおしと決定―――場所はまだきまらない―― page4 動物たちは、この大ニュースにすっかりばかばかし […]
2022年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年3月6日 nekohon オオカミ 『オオカミと野生のイヌ』 オオカミほかイヌ科全般を美しい写真で紹介。 人類を除くすべての哺乳類の中で、最も広い地域に生息していたのはオオカミだそうです(いた、と過去形なのは寂しいけれど)。 この本は、そのオオカミをまず、美しい写真と、オオカミ愛に […]
2022年2月3日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 nekohon 野生動物(世界) ローリングズ『仔鹿物語』上・下 児童文学の最高傑作のひとつ。孤独な少年と、子鹿と、「生きる」という意味。 アメリカの南北戦争が終戦して、数年後。フロリダの原生林の奥深くに、貧しい開拓民一家が住んでいた。12歳の少年、ジョディと、その両親だった。 父親の […]
2022年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年1月28日 nekohon クマ 西村武重『ヒグマとの戦い』 副題:ある老狩人の手記。 明治・大正・昭和と生き抜いた、老練な狩人の手記。すべて自身の体験に基づく実話なだけに、作り物にはない迫力と、なるほどと頷かせる説得力にあふれている。そしてそれ以上に、すごい時代だったんだなあ、と […]
2022年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年1月9日 nekohon クマ 遠藤ケイ『熊を殺すと雨が降る』 副題:失われゆく山の民族。 今の世では、ほぼ失われてしまった「山の仕事」の数々。それを、微に入り細を穿ち、これでもかと詳細に説明しつくした本。よくもまあこれだけ調べ上げたと思う。読んで興味深いだけでなく、後世に残すべき貴 […]
2022年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年1月9日 nekohon 生物学、遺伝学など ポール・ナース『WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)』生命とは何か 竹内薫訳。生命とは?ノーベル賞生物学者が人類の謎に答える。 海外で大評判な本と聞いて、和訳が出たと知って、さっそく読んでみました。なるほどね、これならベストセラーも納得。 さらに嬉しいのが、日本語版の訳者が竹内氏だという […]
2021年12月16日 / 最終更新日時 : 2023年3月28日 nekohon イヌ 曲亭馬琴『南総里見八犬伝』其の四:その他、総論 『南総里見八犬伝』について。 『南総里見八犬伝』(なんそうさとみはっけんでん、旧字体:南總里見八犬傳)が執筆されたのは、文化11年(1814年)~天保13年(1842年)、制作年数28年という、大長編伝奇小説です。九輯九 […]
2021年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年12月16日 nekohon イヌ 曲亭馬琴『南総里見八犬伝』其の三:絵から抜け出た妖虎 其の一:紀二郎と八房・与四郎 其の二:人に化けた山猫 其の三:絵から抜け出た妖虎 其の四:その他、総論 無瞳子の虎(ひとみなしのとら) 昔、宇多天皇が生きた虎を送られたことがありました。天皇は巨勢金岡(こせのかなおか)と […]
2021年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年12月16日 nekohon イヌ 曲亭馬琴『南総里見八犬伝』其の二:人に化けた山猫 其の一:紀二郎と八房・与四郎 其の二:人に化けた山猫 其の三:絵から抜け出た妖虎 其の四:その他、総論 数百年も生きてきたというヤマネコ。 犬飼現八は、下野庚申山に恐ろしい野猫(やまねこ)が住んでいることを知らされます。 […]
2021年12月16日 / 最終更新日時 : 2021年12月16日 nekohon イヌ 曲亭馬琴『南総里見八犬伝』其の一:紀二郎と八房・与四郎 曲亭馬琴(1767-1848年)『南総里見八犬伝』(なんそうさとみはっけんでん、旧字体:南總里見八犬傳)は、9輯98巻106冊の長編伝奇小説。あまりに長いので、猫や虎が出てくる部分だけを抜粋、4ページにわけてレビューを書 […]
2021年9月13日 / 最終更新日時 : 2021年9月13日 nekohon 微生物、植物、その他生物全般 サイエンス・サイトーク『ウソの科学 騙しの技術』日垣隆、他 4人の学者が、「科学」を語る。 作家でジャーナリストの日垣隆氏と、アナウンサーの有村美香氏が、科学者たちと会談し、その内容をまとめた本です。 この番組の総タイトルは「サイエンス・サイトーク」といいます。「サイエンス」はも […]
2021年1月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon イヌ ビートたけし『ゴンちゃん、またね。』 冴えない男と愛犬の、笑いと涙の物語。 みんな、一人で生れて一人で死ぬ。だから今は一緒にいよう。帯 なんて帯にはかいてありますし、タイトルもいかにもそれっぽいので、ゴンちゃんという犬が死んでしまう話かと思って […]
2020年9月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon 野生動物(日本) 井伏鱒二『山椒魚』 不朽の名作『山椒魚』。 新潮文庫の『山椒魚』には、井伏鱒二の短編が12編収められています。以下、動物関連のものをピックアップ。 『山椒魚』 山椒魚は悲しんだ。 彼は彼の棲家(すみか)である岩屋から外に出てみ […]
2020年8月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon エッセイ、ルポ(野生ネコ) 戸川幸夫『虎を求めて』 副題「インド野生紀行」。戸川幸夫氏の18年にわたる虎追っかけの記録。 昭和43年(1967年)、インド北部のラジャスタン州ブンディ王国で、そこのマハラジャ(王様)に招かれて、虎狩りに参加した話から始まる。当 […]
2020年7月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon 小説(猫番外編) シートン『二人の小さな野蛮人』 動物記で有名なシートンの自伝的小説。 12歳のヤンは家族の中でいつも孤立していた。 ヤンにはきょうだいがたくさんいたが、仲が良いとはいえなかった。2つ年上の兄は、筋力と狡猾な立ち回りでヤンを支配した。1歳半 […]
2020年3月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 生物学、遺伝学など マッソン、マッカーシー『ゾウがすすり泣くとき』 副題:『動物たちの豊かな感情世界』。 この本を読んでいるうちに、私は西洋文化って救いがたいバカ集団なんじゃないかと思いたくなった・・・なんて書いたら、差別発言だ、ヘイトスピーチだと怒られそうだ。 でも。 この本で繰り返し […]
2020年3月1日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 生物学、遺伝学など テンプル・グランディン『動物感覚』 副題:「アニマル・マインドを読み解く」。キャサリン・ジョンソン共著、中尾ゆかり訳。 著者のテンプル・グランディンは自閉症である。知能指数は高いし、今や社会的にも成功した人物ではあるけれども、自閉症で苦労して […]
2020年2月1日 / 最終更新日時 : 2020年2月1日 nekohon クマ 宮崎学『となりのツキノワグマ』 クマがこんなに写っていいのか!? 帯にも書いてある本文。 とりわけ夏以降、秋から冬にかけて、連日連夜、おびただしい数のクマが写った。しかも、大きな個体や小さな個体、親子連れ、さらには、かつて人間に捕獲され […]