2025年10月28日 / 最終更新日時 : 2025年10月28日 nekohon 野生動物(世界) マクブライド『ウサギの不思議な生活』 発見のよろこび。観察するたのしみ。〈ワイルドライフ・ブックス〉シリーズ。 この本は、イギリスに生息するウサギたちについて詳細に書かれた本です。 イギリスには現在、3種類のウサギたちが生息しています。 どこにでも見られるの […]
2025年10月22日 / 最終更新日時 : 2025年10月22日 nekohon ◇一般の本 アリストテレス『動物の発生について』 岩波書店「アリストテレス全集11」。 アリストテレスの動物学五大著作の五番目として、彼の思想を知る上でも重要な研究書であり、後世に与えた影響も大きい作品です。 構成 全部で5巻からなっています。以下、ごく簡単に各巻の内容 […]
2025年10月21日 / 最終更新日時 : 2025年10月21日 nekohon 生物学、遺伝学など アリストテレス『動物の諸部分について』『動物の運動について』『動物の進行について』 アリストテレス全集10『動物論三篇』(岩波書店)収録 アリストテレスによる動物研究著作のうちの三篇です。その後数百年にわたり、西洋自然科学界に大きな影響を与えました。 私は哲学を勉強した人間ではありませんし、ここは哲学論 […]
2025年10月21日 / 最終更新日時 : 2025年10月21日 nekohon 動物の愛護/権利/解放、自然保護 アリストテレス『動物誌』上・下 岩波書店「アリストテレス全集」第8巻、第9巻に収容。 アリストテレスの名を知らぬ人はいないでしょう。古代ギリシアが産んだ偉大な哲学者であり、西洋哲学の礎としてスコラ哲学等に大きな影響を与えました。アリストテレスの影響を受 […]
2025年8月16日 / 最終更新日時 : 2025年8月16日 nekohon 野生動物(日本) 遊ハち『嗚呼、たぬきはもうだめです』 レンタル・・・・たぬき!?。 なんと、「新年度しんどい人にかしだし たぬき」。その”レンタルたぬきサイト”にアクセスして申し込むと、たぬき1ぴきがすみやかに配送され、3じかんも一緒にいてくれるという。 で、ま […]
2025年6月27日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 nekohon 野生動物(日本) 吉村昭『漂流』 無人島で、12年も生き延びた男。 実話に忠実に基づいた話です。 ストーリー 時は江戸時代、天明の頃。 慣れた航路のはずだった。遠路でもない。船に乗っていたのは、土佐の水主・長平のほか、水主頭の源右衛門、音吉、甚兵衛。行き […]
2025年6月27日 / 最終更新日時 : 2025年7月18日 nekohon オオカミ 新田次郎『おとし穴』『山犬物語』『孤島』 新潮文庫「強力伝・孤島」に収録。 動物がでてくる3つの短編のご紹介です。 『おとし穴』 酒に酔ったまま、雪の夜道を歩いていた万作は、落とし穴に落ちてしまう。穴は深く、とても脱出はできない。夜は冷え込んでいく。しかも穴には […]
2025年1月11日 / 最終更新日時 : 2025年1月21日 nekohon 野生動物(日本) 井上雅央『女性がやればずんずん進む 決定版!獣害対策』 「男は読むな!」って、どういうこと? “獣害”対策は先入観が強いと進まない、しかし先入観が強すぎる男が多いと、著者は指摘します。”獣害”に悩む地域住民が集まって対策会議 […]
2024年11月15日 / 最終更新日時 : 2024年11月15日 nekohon 生物学、遺伝学など ドーキンス『進化の存在証明』 アメリカ人の半数近くはまだ進化論を受け入れていない。 《Newsweek日本版》が2021年8月31日付で『米国で進化論支持派がようやく過半数となる……では日本やドイツは?』という記事を発表しまし […]
2024年8月24日 / 最終更新日時 : 2024年8月24日 nekohon イヌ ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』 別訳『野生の呼び声』とも。動物文学界の名作。1903年発表。 ストーリー バックはアメリカの南部で生まれ育った犬だった。父犬はセントバーナード、母犬はスコットランド産のシェパード。140ポンド(63.5kg)の堂々たる体 […]
2024年8月24日 / 最終更新日時 : 2024年8月24日 nekohon イヌ ジャック・ロンドン『白い牙』 1/4だけ犬の血を持つオオカミの、壮絶な愛と戦い。 世界中で愛されている名作。120年たっても色あせないどころか、令和の今、ますます魅力的を増してきたようにさえ思えます。 ストーリー 父親は片目の老オオカミ。母親はオオカ […]
2024年6月22日 / 最終更新日時 : 2024年6月22日 nekohon 家畜、ペット 藤子・F・不二雄『ミノタウルスの皿』 藤子・F・不二雄[異色短篇集]1『ミノタウロスの皿』収録。 「ドラえもん」他、多数の傑作を世に残した藤子・F・不二雄の作品。1969年に発表された34ページの短編です。 あらすじ 広い宇宙の真ん中を漂う宇宙船。修理不能、 […]
2024年5月29日 / 最終更新日時 : 2024年5月29日 nekohon ◇一般の本 長谷川政美『ウンチ学博士のうんちく』 今、スカトロジー(糞尿の科学)が市民権を得ようとしている 摂取したら出す、これぞ生命活動の基本。しかしこの世の中、摂取=飲食についての本はあふれているのに、出す=ウンチやオシッコについての本はあまり見ません。いえ、ヒト以 […]
2024年5月29日 / 最終更新日時 : 2024年5月29日 nekohon 野生動物(日本) 林くりお『タヌキとつきあうための11章』 「ふるさとの動物たち たぬきの本①」シリーズ 昔話・童話でおなじみの動物、タヌキ。どんな動物?人間達とどのように付き合ってきた? かつて、タヌキは日本人にとってもっとも身近な動物のひとつだったのに 最初に、現代はタヌキと […]
2024年5月12日 / 最終更新日時 : 2024年5月12日 nekohon 野生動物(日本) 『タヌキたちのびっくり東京生活』 副題:都市と野生動物の新しい共存。 宮本拓海・しおやてるこ・NPO法人都市動物研究会共著。 23区で野生暮らし その数なんと1000頭!?都会は人間だけじゃない 我ら!東京タ・ヌ・キ 表紙より 新宿駅にタヌキが出たとか、 […]
2024年1月2日 / 最終更新日時 : 2024年2月1日 nekohon 野生動物(日本) 高橋春成編『日本のシシ垣』 「シシ垣」って何? シシ垣ときいてすぐにわかる人は、代々の農家や農関係者、あるいは熱心な郷土史研究家くらいじゃないでしょうか。 シシ垣は、漢字で「猪垣」、「鹿垣」、「猪鹿垣」と書く。わが国では、古くからイノシシ、シカ、カ […]
2023年9月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月26日 nekohon 微生物、植物、その他生物全般 スザンヌ・シマード『マザーツリー』 副題:~森に隠された「知性」をめぐる冒険~。 世界中で、森林利用といえば、皆伐して出来た空き地に、一種類の木を植樹、他の木は積極的に排除、ということが行われてきた。日本の山が杉や檜の単層林におおわれているのはご存じの通り […]
2023年9月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月26日 nekohon 微生物、植物、その他生物全般 チャモヴィッツ『植物はそこまで知っている』 副題:感覚に満ちた世界に生きる植物たち。 植物と、動物。我々ヒトは動物の一種だから、どうしても身びいきで動物の方が優れていると思いがちだ。いや、思うとか思わないとか意識することさえないレベルかもしれない。太陽がまぶしいの […]
2023年8月19日 / 最終更新日時 : 2023年8月19日 nekohon イヌ オデル『青いイルカの島』 絶海の孤島にひとり残された少女の18年間。実話に基づく壮絶サバイバル。 あらすじ 先住民ガラサット族が暮らしていた島に、アリュート人たちがやってきた。ラッコ猟が目的だ。アリュート人たちは島で狩るかわりに先住民たちに分け前 […]
2023年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年7月27日 nekohon 古典・伝承文学 『古典文学動物誌』 古典の世界に棲む動物の百科! 全部で126種の動物たちを、まず「実在の動物たち」112種と「幻想の動物たち」14種に大きく分類。実在の動物たちはさらに、獣・鳥・虫・魚・介にわけて紹介しています。 【実在の動物たち】 【幻 […]
2023年7月24日 / 最終更新日時 : 2023年7月24日 nekohon 野生動物(日本) 『モグラ ハンドブック』 飯島正弘・土屋公幸著。日本に生息する21種のモグラの仲間たち。 日本に生息しているのは、20種のトガリネズミ形目と、1種の外来種ハリネズミ目。その全種について、生息している現地での生態写真があるというのが、まず素晴らしい […]
2023年6月4日 / 最終更新日時 : 2023年6月4日 nekohon 野生動物(日本) 南正人『シカの顔、わかります』 シカの顔を見分けて33年!超貴重な世界的大研究 すばらしい観察記録です。世界に誇れるレベルであること間違いありません。33年にも渡って、ひとつの地域に生息する総計1000頭にも及ぶ野生動物を観察し続けたというだけでも偉業 […]