2023年10月6日 / 最終更新日時 : 2023年10月6日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 養老孟子『猫も老人も、役立たずでけっこう』 養老孟子『猫も老人も、役立たずでけっこう』 内容 『バカの壁』等のベストセラーで知られる養老先生の、お気楽エッセイ。解剖学者として無数の死体と関わっていらした先生らしい、「死」をも超越された(?)80歳の先生のお言葉は、 […]
2022年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年1月9日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 出久根達郎『まかふしぎ・猫の犬』 古書店主で作家。気楽に読めるエッセイ集。 出久根氏の本なので躊躇なく買いました。この方のものは、私にとってとても馴染みやすい文章で、懐かしいほど?なぜだろう?文章のリズム、言葉の選び方、ユーモアの利かせ方←これ、とても大 […]
2019年10月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 群ようこ『本棚から猫じゃらし』 本好き+猫好きな人気作家のブックレビュー集。 レビューされているのは、以下の各作品。 1冊目 子どもなんかいらない 網野菊「冷たい心」「ひとり暮らし」 2冊目 大坂が好きだから 織田作之助「六白金星」 3冊 […]
2018年9月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 大岡信『岡倉天心』 岡倉天心が、愛猫に送った手紙。 恥ずかしながら、私は岡倉天心についてはその名前しか知りませんでした。どの時代に、何をした人かさえ、ろくに知りませんでした。 その私が今回岡倉天心の「茶の本」と大岡信の「岡倉天 […]
2018年9月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 西丸震哉『山小屋造った・・・ネコも来た!』 山家を造って、UFOとの交信を試みたり、男の夢を実現してみたら? 西丸さんはとてもユニークなお方だ。登山家で探検家、画家で作家で作曲家。さらに食文化に深い関心を持ち、独特だがそれなりに説得力のある理論を展開している。 西 […]
2018年9月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 東野圭吾『夢はトリノをかけめぐる』 茶トラ猫、オリンピック出場を要請される!?。 トリノオリンピックを覚えているだろうか。 2006年2月にイタリアで開かれた、第20回冬期オリンピックである。 トリノ、という名前をすでに忘れてしまった人でも、 […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 夏目伸六『猫の墓』 副題:『父・漱石の思い出』。 夏目漱石の次男が書いたエッセイ集。 最初の章は、当然ながら、『吾輩は猫である』に関連のある猫達の話からはじまる。 漱石といえばいつの時代も、まず『猫』からが定石。 さて、有名な […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 半藤末利子『夏目家の福猫』 『夏目家の糠みそ』『漱石夫人は占い好き』から抜粋・収録。 この本のなりたちについては、『あとがき』で説明されている。 私は過去に『夏目家の糠みそ』『漱石夫人は占い好き』という二冊の単行本を出している。 (中 […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 群ようこ『パンチパーマの猫』 『先人達の知恵袋』清流出版刊改題。 群さんの本は面白い。 「パンチパーマの猫」を夢中で読み終えて、さて、私の「未読本の棚」にはもう一冊群さんの本があったはずだ、あれを続けて読もうと、未読の棚を探したのだが、 […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 群ようこ『音の細道』 猫好きで有名な群ようこさんのエッセイ集。 とはいえ、猫を主題にしたエッセイは2編のみ。 他は日常の些細な出来事を群さんならではのユーモアあふれる観察眼で書かれたもの。 猫エッセイその1は『老ネコの遠吠え』。 […]
2018年7月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 向田和子『向田邦子の遺言』 飛行機事故で亡くなられた作家が残したもの。 1981年、ボーイング737機が、台湾は台北山中に墜落した。乗員乗客110名の尊い命が失われた大事故だった。 その中に、シルクロード写真の志和池昭一郎氏と、それか […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 保坂和志『アウトブリード』 猫は出て来ません。 猫を良く登場させる作家だから、というか、彼の小説にはほぼ必ず猫が出てくるような作家だから、エッセイ集にもやはり猫のことが書かれているかと期待して買ったのだが、結果からいえば大はずれだった […]
2018年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 江戸屋猫八『吾輩は猫ではない』 話芸の達人が送るエッセイ集。 2代目江戸屋猫八氏の半生記。 猫は全く出てきません。 噺家らしい軽妙な語り口で、少し前の日本の生活が生き生きと描かれています。 物質的には貧しいが精神生活はおそらく今よりずっと […]
2018年1月24日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 井上ひさし『吾輩はなめ猫である』 ユーモアたっぷりのエッセイ集。 昔々に読んだ本である。井上ひさし氏の訃報に思い出して、また本棚から引っ張り出した(ご冥福をお祈り申し上げます。) 私のうすらぼんやりとした記憶では、「なめ猫」がもっと出てきた […]
2018年1月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 伊集院静『ねむりねこ』 猫エッセイ集ではありませんが・・・。 本のタイトルこそ『ねむりねこ』というエッセイ集ですが、猫は出てきません。 いえ、1か所だけ出てきます。 『十二月の猫』という、4ページの短いエッセイです。 著者は、「ふと見つけた路地 […]
2018年1月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 浅田次郎『勇気凛々ルリの色』シリーズ 『勇気凛々ルリの色』『勇気凛々ルリの色 四十肩と恋愛』『勇気凛々ルリの色 福音について』。 浅田次郎氏は、1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞 […]
2017年11月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 椎名誠『ネコの亡命』 猫は出てこないけど・・・。 作者自身の後書きに この本のタイトルである「ネコの亡命」は、本文の中に1箇所そのようなことを書いているのだが、それは行きがかり上の話で、ほんのまったくの二~三行であり、どうしてそ […]