2021年2月12日 / 最終更新日時 : 2021年2月12日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 喜多喜久『猫色ケミストリー』 男が女に、女が猫に、魂が入れ替わり・・・!。 菊池明斗は計算科学系の大学院生。人付き合いが苦手というより不可能に近く、9年間も誰ともまともな会話をしていない。友人もいないし、同級生の名前もろくに知らない。コ […]
2020年1月5日 / 最終更新日時 : 2020年1月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 平岩弓枝『五人女捕物くらべ』上・下 花のお江戸で女たちが捕物に大活躍。 忠吉郎と小平次が、五人の女岡っ引き達と協力して、江戸の怪事件を解決していく捕物談。 当時の岡っ引きとは専業で食っていけるようなものではなく、本業のかたわら二足の草鞋でお勤 […]
2019年8月4日 / 最終更新日時 : 2019年8月4日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 東川篤哉『ライオンは仔猫に夢中』 シリーズ『平塚おんな探偵の事件簿3』。 金色に近い茶髪のショートヘアー、猛獣を思わせる鋭い目つき、その瞳はブラウン。そんな彼女の名は野生のエルザ、いえ、生野(しょうの)エルザ。名前の通り?見た目も性格も、ま […]
2019年5月30日 / 最終更新日時 : 2019年5月30日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 乙一『しあわせは子猫のかたち』 『失踪HOLIDAY』に収容。 家を出て一人暮らしをしたかった、誰も知らぬ土地で孤独に死にたかった。 だから大学もわざわざ実家から遠い場所に決めた。 幸いその土地に伯父が古い家を所有していたので、そこに引っ […]
2019年3月3日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 松原真琴『そして龍太はニャーと鳴く』 100年以上生きてきた不思議な猫。 その猫の名は、 『私はフェリス・カートゥス。猫の中の猫という意味で、自らを学名で呼ぶのだ』 page18 白い美しいオス猫。人語を解すばかりか、読むこともできます。 飼い […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 辻真先『アリスの国の殺人』 チェシャ猫を殺したのは誰?編集長を殺したのは誰?。 綿畑は、ある2流出版社のマンガ誌の編集者。 でも彼が好きなのは児童文学。 愛読書は『不思議の国のアリス』。 愛読書というより、アリスは恋人、アリスが好き過 […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 辻真先『迷犬ルパンと三毛猫ホームズ』 あの三毛猫ホームズと迷犬ルパンが、合同調査を!? オペラの観客の目の前で、世紀の歌姫が殺された! そこに偶然居合わせたのは、ご存じ片山義太郎刑事。 名探偵・三毛猫ホームズの下僕、いや下働き、いや使い走り、い […]
2018年5月23日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 岡本綺堂『半七捕物帳』シリーズ 全6巻68話、テレビで有名な時代小説。 半七捕物帳といえば、推理小説集として、また江戸情緒ゆたかな時代小説として、とても人気の高いシリーズだろう。全部で68編。大正6年1月からおよそ20年にわたって「文芸倶 […]
2018年2月12日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫の小説(日本) 出久根達郎『猫も杓子も猫かぶり』 『猫の似づら絵師』シリーズ第3弾。 『猫にマタタビの旅』続編。 銀太郎は猫の似づら絵、つまり、猫の似顔絵を専門に描いている貧乏絵師である。 いくら悠長な江戸時代といっても猫の絵の注文がそうそうあるものではな […]
2018年1月24日 / 最終更新日時 : 2018年1月24日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 宮部みゆき『天狗風』 霊験お初捕物控(二)。 霊験お初シリーズ第二弾だが、別に第一弾を読んでいなくても十分に楽しめる。 もちろん、余裕のある方は是非第一弾から読んでほしいが。 他ならぬ宮部みゆきさんの本、面白いのは言うまでもない […]
2018年1月24日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 奥泉光『「吾輩は猫である」殺人事件』 夏目漱石の「吾輩は猫である」の続編!? なぜか死んだはずの吾輩君は上海行きの船の中に。 そして、あろうことかあの牡蠣的消極生活を送っていた苦沙弥先生が殺害される! 漱石の文体を実に巧みに模倣している。 言葉 […]
2018年1月19日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 横溝正史『本陣殺人事件』『黒猫亭事件』 『金田一耕助ファイル2』。 この本には、名探偵・金田一耕介シリーズの短編が3編おさめられている。 本のタイトルになっている「本陣殺人事件」、それから「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」の計3つである。 そのう […]
2018年1月19日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 和久田正明『猫の仇討』 『夜桜乙女捕物帳シリーズ』。 乙女は、娘岡っ引き。実はあの「遠山の金さん」の隠し子という設定。 鉄火娘で、気も強ければ、腕っ節も強い。 江戸の悪人共を相手に一歩も引かない。 さて、ある日、湯屋の釜焚きが職業 […]
2018年1月13日 / 最終更新日時 : 2019年4月26日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 森村誠一『黒い神座(みくら)』 犬派と猫派の争いが・・・ 最初は犬派と猫派の争いからストーリーがはじまる。 犬派代表は勝野夫人。夫の勝野氏は地方新聞の記者である。 猫派代表は独身男性の深田。猫を溺愛し、自分でも4匹飼っている他、野良猫に餌 […]
2018年1月13日 / 最終更新日時 : 2019年4月26日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 森村誠一『猫の自殺』 「非道人別帳五 紅毛天狗」収録。 「非道人別帳シリーズ」は第8巻まで出版されているようだが、この「猫の自殺」は第五巻に収容されている短編のひとつ。 頃は江戸時代。 ひとりの日雇い人足が突然死んだ。毒を食べた […]
2018年1月7日 / 最終更新日時 : 2018年1月7日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 桂木祥『そぞろ迷図』猫眼夜話 『猫眼夜話』シリーズ第2話。 『猫眼夜話』シリーズ第2話だが、第1話はまだ読んでいない。 そのため、最初は登場人物のつながりがよく分からない部分もあったけれど、漫画チックな娯楽オカルトミステリーだから、別に […]
2018年1月7日 / 最終更新日時 : 2018年1月7日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 風野真知雄『妖談うしろ猫』 『耳袋秘帖』。 主人公格は二人。 椀田豪蔵(わんだごうぞう)は、南町奉行所の同心。名前の通り、ワンワンと吠えそうな(?)豪快な力自慢の巨漢。 一方、宮尾玄四郎(みやおげんしろう)は、根岸備前守の家臣。美男子 […]
2017年12月30日 / 最終更新日時 : 2017年12月30日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 日下圭介『証人は猫』 テレビでは「女動物医事件簿」という名前で映像化されたシリーズの2作目。 27歳の美人獣医、栃尾彩子が、動物たちを診察しながら謎を解く。 動物たちが何を見たのか。 動物たちの身に何が起こったのか。 トリマーで […]
2017年12月30日 / 最終更新日時 : 2017年12月30日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 日下圭介『猫が嗤った』 テレビでは「女動物医事件簿」という名前で映像化されたシリーズ。 探偵役を務めるのは、美人獣医の栃尾彩子、27歳。テレビでは山口智子さんが演じていました。 この獣医、とにかく好奇心が強くて、事件と聞けば無理に […]
2017年12月3日 / 最終更新日時 : 2017年12月3日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 柳広司『シートン(探偵)動物記』 シートン動物記にはウラがあった!?。 おなじみの手法から始まる。 探偵が、並はずれた観察眼で、訪問者自身の事を次々と的中させて驚かせるという、古典的導入部である。 探偵役はシートン。あの動物記で有名な、アー […]
2017年12月3日 / 最終更新日時 : 2017年12月3日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 柳広司『漱石先生の事件簿 猫の巻』 抱腹絶倒、漱石ファンにはたまらない一冊。 『吾輩は猫である』がどれほどの傑作であるか、それは、どれほど多くの続編、パロディ、模倣、換骨奪胎、マンガ化、俗化、論文、解説、タイトルだけの借用等々が書かれている […]
2017年11月28日 / 最終更新日時 : 2017年11月28日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 有栖川有栖『ペルシャ猫の謎』 「国名シリーズ」第5弾。 ある男の殺人未遂事件をめぐる謎。 文庫本で47ページの短編ミステリー。 有栖川氏は3ニャンと同居されているそうだ。 こんなストーリーはそういう猫好き作家でないと思いつかないのではな […]
2017年11月28日 / 最終更新日時 : 2019年4月26日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 東直己『猫は忘れない』ススキノ探偵シリーズ 映画・TVドラマ『探偵はBARにいる』シリーズの第12作。 「俺」は、「ミーナ」に、猫の世話を頼まれた。 ミーナはスナックの美人ママ。まだ27歳。 ソウル旅行で4日間留守にするから、マンションに通って猫の餌 […]
2017年11月28日 / 最終更新日時 : 2019年4月26日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 畠中恵『ねこのばば』 時は江戸時代、妖怪まみれの、若旦那のお坊ちゃま。。 江戸時代を舞台とするミステリーといえば、活力あふれる親分さんが大暴れ、というものが多いが、このシリーズはちょっとかわっている。 主人公の「若だんな」こと一 […]
2017年11月2日 / 最終更新日時 : 2019年4月26日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 若竹七海『ポリス猫DCの事件簿』 猫島には、一人のお巡りさんと、1匹のポリス猫がいた。 舞台は、神奈川県葉崎市猫島。 神奈川県の盲腸とよばれるひょろっとした葉崎半島の西に位置する小島で、潮が引くと砂州ができて陸続きになる。 正式名称は「砂渡 […]