2025年3月18日 / 最終更新日時 : 2025年3月18日 nekohon 猫の小説(日本) 石田祥『猫を処方いたします。4』 薬のかわりに、本物の猫を処方するびょういん。 中京こころのびょういんは、どこにも宣伝は出していないし、検索しても何故か出てこない、不思議なびょういん。人づてに「良いメンタルクリニックがある」と聞いた患者だけが、ウロウロ探 […]
2025年3月5日 / 最終更新日時 : 2025年3月5日 nekohon 猫の小説(日本) 千田佳代『猫ヲ祭ル』 「猫ヲ祭ル」は梅尭臣の漢詩から。 この漢詩、私も知っています。どんな詩かはこちらのページに書きましたので、興味のある方はご覧ください。 https://nekohon.jp/neko-wp/bunken-baigyous […]
2025年3月5日 / 最終更新日時 : 2025年3月5日 nekohon 猫エッセイ(日本) 石黒由紀子『猫は、うれしかったことしか覚えていない』 絵:ミロコマチコ。 わずか2ページから、せいぜい3ページの、ごく短いエッセイ集です。猫のコウハイと豆柴のセンパイの話がメインですが、ほかの猫たちの話も多く出てきます。量にして半分近くが他の猫たちの話?よほど猫(の飼い主) […]
2025年3月3日 / 最終更新日時 : 2025年3月3日 nekohon 猫の小説(日本) 石田祥『猫を処方いたします。3』 薬ではなく、本物の猫を処方するふしぎなクリニック。 「中京こころのびょういん」は、今日も、様々な悩みをかかえる患者達に、本物の猫を処方しています。 ストーリー 楓子は、重要な社内プレゼンを数日後に控えている。社長もくるの […]
2025年3月3日 / 最終更新日時 : 2025年3月3日 nekohon 猫の小説(日本) 石田祥『猫を処方いたします。2』 大人気シリーズ第二弾。 「中京こころのびょういん」のニコニコ軽いニケ先生と、きつく無愛想な千歳看護師。今日も、薬ではなく、本物の猫を患者に処方しています。 ストーリー 大学生の女の子は、恋人に別れ話を持ちかけられそうで悩 […]
2025年1月30日 / 最終更新日時 : 2025年2月13日 nekohon 猫の小説(日本) 石田祥『猫を処方いたします。』 大抵の悩みは猫で治るもんです。 怪しげなメンタルクリニックで処方されたのは、薬ではなく、猫!?第11回京都本大賞受賞。 ストーリー 『中京こころのびょういん』へ行くには、京都市内特有の、独特すぎる住所表記を解読しなければ […]
2025年1月4日 / 最終更新日時 : 2025年1月4日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と狼少女』 「猫弁シリーズ9」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]
2024年11月9日 / 最終更新日時 : 2024年11月9日 nekohon 猫の小説(日本) 梶尾真治『猫の惑星』 「この世界の本当の支配者は猫なんだよ。 ..人間はまったく気づいていないけれど。」という帯のコピーにひかれて購入。「会話ができる猫と少年の、驚愕と感動の冒険物語」とあれば、猫好きなら興味を感じますよね? ストーリー 「イ […]
2024年9月3日 / 最終更新日時 : 2024年9月3日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーと3匹の教え子』 アルフィーシリーズ第8弾。 アルフィーは「通い猫」。拠点はクレア・ジョナサン夫婦の家ですが、他にも「家族」と呼べる家が数軒あり、それらの家に毎日通って暮らしています。家族はもちろん、友人も知人も猫達も、さらにただの近所の […]
2024年7月10日 / 最終更新日時 : 2024年7月10日 nekohon 猫エッセイ(日本) 『熊楠と猫』 日本が誇る「知の巨人」は大の猫好きとしても知られていた。 南方熊楠(みなかた くまぐす)。1867年5月18日~1941年12月29日。紀伊国(現在の和歌山県)に生まれ、アメリカ・イギリス等海外留学の後、生まれ故郷に戻り […]
2024年7月7日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) マクラウド『猫が死体を連れて来た』 猫がくわえてきたのは、教授の頭・・・につけるカツラ!? シャンディ教授シリーズ第四弾。 ストーリー ベッツイ・ローマックスはある朝、猫のエドモンドがくわえてきたものをみて、思わず声高く叱ってしまう。かわいぞうな死骸をひき […]
2024年7月4日 / 最終更新日時 : 2024年7月23日 nekohon 古典・伝承文学 松浦静山『甲子夜話 正編』1~6(2) ←【松浦静山『甲子夜話 正編』1~6(1)】に戻る 『甲子夜話』で「虎」が出てくる部分の原文 すべて、平凡社東洋文庫(電子書籍)より、[1]等は東洋文庫の巻数を表します。太字はすべてnekohonによるもの。 なお、「虎 […]
2024年7月4日 / 最終更新日時 : 2024年7月23日 nekohon 古典・伝承文学 松浦静山『甲子夜話 正編』1~6(1) 江戸時代、猫の価格が高騰した 松浦清(号:静山)の『甲子夜話』は、江戸時代を代表する随筆です。当時の世相がこれでもかと事細かく記録されていて、歴史的にも大変重要な資料となっています。 文政4(1821)年11月17日の「 […]
2024年3月28日 / 最終更新日時 : 2024年12月29日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と幽霊屋敷』 「猫弁シリーズ8」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]
2024年3月28日 / 最終更新日時 : 2024年3月28日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と鉄の女』 「猫弁シリーズ7」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]
2024年3月28日 / 最終更新日時 : 2024年3月28日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と星の王子』 「猫弁シリーズ6」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]
2024年3月20日 / 最終更新日時 : 2024年3月20日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と魔女裁判』 「猫弁シリーズ5」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]
2024年3月20日 / 最終更新日時 : 2024年3月20日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と少女探偵』 「猫弁シリーズ4」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]
2024年3月20日 / 最終更新日時 : 2024年3月20日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と指輪物語』 「猫弁シリーズ3」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]
2024年3月20日 / 最終更新日時 : 2024年3月20日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と透明人間』 「猫弁シリーズ2」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]
2024年3月20日 / 最終更新日時 : 2024年3月20日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち』 「猫弁シリーズ1」。 あらすじ 百瀬太郎、39歳、独身。職業は弁護士。東大首席の天才的頭脳の持ち主だが、人が好過ぎる上に、ごつい黒ぶちの丸眼鏡+くせの強い前髪+安っぽいスーツで、彼女いない歴=年齢を更新し続けている。 以 […]
2024年2月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月21日 nekohon 猫の小説(日本) やまねひとみ『神社猫おくじの昔話』 副題:神社の猫伝説 老三毛猫が子猫に聞かせる不思議な昔話 あらすじ 神社のおみくじ売り場の番をしているのは、人間ではなく、年老いた三毛猫でした。 その三毛猫を慕って、子猫のニャ吉がよくやってきます。三毛猫はニャ吉に昔話を […]
2023年12月3日 / 最終更新日時 : 2023年12月3日 nekohon 猫の小説(日本) 朝井まかて『銀の猫』 江戸時代の介護事情。 あらすじ お咲(さき)は25歳。一度嫁いだが、産みの母親が義父から勝手に作った借金を返しながら、介抱人の仕事をしている。介抱人は原則3日泊まり込みで老人の世話をする。昼も夜も目を離せない年寄りばかり […]
2023年12月3日 / 最終更新日時 : 2024年1月1日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 木村忠啓『銀色の猫』 十返舎一九がまだ無名だった頃。 なんと、十手を使う身分だった? あらすじ 重田貞一(しげたさだかず)は、いずれ筆一本で生計を立ててやると固く決心していた。が、今はまだ無名。稼ぎもない。 なので今は、小田切土佐守直年(おだ […]
2023年11月23日 / 最終更新日時 : 2024年2月15日 nekohon 古典・伝承文学 久須本文雄『座右版 寒山拾得』 俗塵を離れ、無心の境地で。唐代の隠者が残した詩。 私が初めて「寒山・拾得」の名を知ったのは高校生の時、森鴎外の『寒山拾得』からでした。寒山・拾得・豊干禅師、さらに彼等の詩集を編集した閭丘胤(りょきゅういん)について、史実 […]