2024年11月15日 / 最終更新日時 : 2024年11月17日 nekohon 小説(猫番外編) アチュベ『崩れゆく絆』 「アフリカ文学の父」の最高傑作。 古くからの呪術や慣習が根づく大地で、黙々と畑を耕し、獰猛に戦い、一代で名声と財産を築いた男オコンクウォ。しかし彼の誇りと、村の人々の生活を蝕み始めたのは、凶作でも戦争でもなく、新しい宗教 […]
2024年11月15日 / 最終更新日時 : 2024年11月15日 nekohon 生物学、遺伝学など ドーキンス『進化の存在証明』 アメリカ人の半数近くはまだ進化論を受け入れていない。 《Newsweek日本版》が2021年8月31日付で『米国で進化論支持派がようやく過半数となる……では日本やドイツは?』という記事を発表しまし […]
2024年11月9日 / 最終更新日時 : 2024年11月9日 nekohon 動物関連の法律 改訂5版『鳥獣保護管理法の解説』 正式名称は【鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律】。 本は二部構成になっています。 本編部分は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」の書く項目を逐一ていねいに解説したものとな […]
2024年11月9日 / 最終更新日時 : 2024年11月9日 nekohon 猫の小説(日本) 梶尾真治『猫の惑星』 「この世界の本当の支配者は猫なんだよ。 ..人間はまったく気づいていないけれど。」という帯のコピーにひかれて購入。「会話ができる猫と少年の、驚愕と感動の冒険物語」とあれば、猫好きなら興味を感じますよね? ストーリー 「イ […]
2024年9月3日 / 最終更新日時 : 2024年9月4日 nekohon 獣医学 宮崎徹『猫が30歳まで生きる日』 副題:治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見 宮崎先生は、人間のお医者さん。獣医師ではありません。臨床医として勤務したとき、この世にあまりに「治せない病気」が多いことに愕然とします。不治の病と恐れられていた […]
2024年9月3日 / 最終更新日時 : 2024年9月3日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーと3匹の教え子』 アルフィーシリーズ第8弾。 アルフィーは「通い猫」。拠点はクレア・ジョナサン夫婦の家ですが、他にも「家族」と呼べる家が数軒あり、それらの家に毎日通って暮らしています。家族はもちろん、友人も知人も猫達も、さらにただの近所の […]
2024年8月24日 / 最終更新日時 : 2024年8月24日 nekohon 動物の映画・DVD 映画『野生の呼び声(THE CALL OF THE WILD)』。 ディズニー2020年制作、ハリソン・フォード主演。 ストーリー 暖かいカリフォルニア州で、判事の愛犬としてわがままいっぱいに暮らしていた大きな犬。それがバックだった。 が、北部で金が発見されると、一攫千金を狙う人々が争っ […]
2024年8月24日 / 最終更新日時 : 2024年8月24日 nekohon イヌ ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』 別訳『野生の呼び声』とも。動物文学界の名作。1903年発表。 ストーリー バックはアメリカの南部で生まれ育った犬だった。父犬はセントバーナード、母犬はスコットランド産のシェパード。140ポンド(63.5kg)の堂々たる体 […]
2024年8月24日 / 最終更新日時 : 2024年8月24日 nekohon イヌ ジャック・ロンドン『白い牙』 1/4だけ犬の血を持つオオカミの、壮絶な愛と戦い。 世界中で愛されている名作。120年たっても色あせないどころか、令和の今、ますます魅力的を増してきたようにさえ思えます。 ストーリー 父親は片目の老オオカミ。母親はオオカ […]
2024年8月12日 / 最終更新日時 : 2024年8月12日 nekohon ◇猫マンガ、猫雑誌 『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』第1巻~第10巻 原作:みなつき、作画:二ツ家あす。 同じ出来事が、人視点と猫視点の両方から描かれるという二重構成になっている点がめずらしい作品です。TVアニメにもなりました(AT-X、2019年)。 ストーリー 朏素晴(みかづきすばる) […]
2024年8月3日 / 最終更新日時 : 2024年8月3日 nekohon 猫を知る(日本) 桐野作人編『猫の日本史』 猫と日本人がつむいだ千三百年の物語 すばらしい本でした。最近はどうも、検索で集めた情報を繋ぎ合わせただけだろって本が多く、とくにこういう雑学系ではそんなのが目立っていましたから、あまり期待していなかったというのが正直なと […]
2024年7月10日 / 最終更新日時 : 2024年7月10日 nekohon 猫エッセイ(日本) 『熊楠と猫』 日本が誇る「知の巨人」は大の猫好きとしても知られていた。 南方熊楠(みなかた くまぐす)。1867年5月18日~1941年12月29日。紀伊国(現在の和歌山県)に生まれ、アメリカ・イギリス等海外留学の後、生まれ故郷に戻り […]
2024年7月7日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 nekohon 猫マンガ アンギャマン『ラーメン赤猫』8巻 TVアニメ開始! 相変わらず大繁盛の『ラーメン赤猫』。猫達も、大忙し。 クリスマスにはコスプレします。試合直後で全身腫れあがったレスラーには気を使います。 システムエラーが出た時はもー大変!手伝票、手計算で、現金決済にお […]
2024年7月7日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) マクラウド『猫が死体を連れて来た』 猫がくわえてきたのは、教授の頭・・・につけるカツラ!? シャンディ教授シリーズ第四弾。 ストーリー ベッツイ・ローマックスはある朝、猫のエドモンドがくわえてきたものをみて、思わず声高く叱ってしまう。かわいぞうな死骸をひき […]
2024年7月4日 / 最終更新日時 : 2024年7月23日 nekohon 古典・伝承文学 松浦静山『甲子夜話 正編』1~6(2) ←【松浦静山『甲子夜話 正編』1~6(1)】に戻る 『甲子夜話』で「虎」が出てくる部分の原文 すべて、平凡社東洋文庫(電子書籍)より、[1]等は東洋文庫の巻数を表します。太字はすべてnekohonによるもの。 なお、「虎 […]
2024年7月4日 / 最終更新日時 : 2024年7月23日 nekohon 古典・伝承文学 松浦静山『甲子夜話 正編』1~6(1) 江戸時代、猫の価格が高騰した 松浦清(号:静山)の『甲子夜話』は、江戸時代を代表する随筆です。当時の世相がこれでもかと事細かく記録されていて、歴史的にも大変重要な資料となっています。 文政4(1821)年11月17日の「 […]
2024年6月22日 / 最終更新日時 : 2024年6月22日 nekohon 動物の愛護/保護/権利と開放 うめざわしゅん『ダーウィン事変』07巻 TVアニメ化決定!世界で話題沸騰中! 人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」のチャーリー、恋人のルーシー、チャーリーの兄弟オメラス、ALA(Animal Liberation Alliance=動物解放同盟) […]
2024年6月22日 / 最終更新日時 : 2024年6月22日 nekohon 家畜、ペット 藤子・F・不二雄『ミノタウルスの皿』 藤子・F・不二雄[異色短篇集]1『ミノタウロスの皿』収録。 「ドラえもん」他、多数の傑作を世に残した藤子・F・不二雄の作品。1969年に発表された34ページの短編です。 あらすじ 広い宇宙の真ん中を漂う宇宙船。修理不能、 […]
2024年6月20日 / 最終更新日時 : 2024年6月20日 nekohon 猫マンガ 桜井海『おじさまと猫』第13巻 今日もおじさまとふくまるは大忙し。 天才ピアニストで超イケメン、性格も優しくて文句なしの「おじさま」こと神田冬樹。その温厚なおじさまが、幼少期からの親友・小林夏人にこの怒り顔!? だけじゃない、同じく天才ピアニストで現在 […]
2024年6月20日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 nekohon 猫マンガ アンギャマン『ラーメン赤猫』7巻 猫と大型ネコ科(と人間の女の子)が経営するラーメン店。 「ラーメン赤猫」には、ふつう(かどうかはわかりませんが)の猫達のほか、大型ネコ科もいます。トラのクリシュナちゃん。デッカイ図体に反比例して、極小な心臓の持ち主で、憶 […]
2024年6月11日 / 最終更新日時 : 2024年6月14日 nekohon ◇一般の本 原田信男『日本人はなにを食べてきたか』 日本では肉食は禁忌だった 日本では、肉より何より、とにかく米。米こそが、そして米だけが、大事にされてきた歴史がありました。この本は、日本人がいかに肉を退け米を大事にしたかを懇切丁寧に説いたような内容になっています。 縄文 […]
2024年5月29日 / 最終更新日時 : 2024年5月29日 nekohon ◇一般の本 長谷川政美『ウンチ学博士のうんちく』 今、スカトロジー(糞尿の科学)が市民権を得ようとしている 摂取したら出す、これぞ生命活動の基本。しかしこの世の中、摂取=飲食についての本はあふれているのに、出す=ウンチやオシッコについての本はあまり見ません。いえ、ヒト以 […]
2024年5月29日 / 最終更新日時 : 2024年5月29日 nekohon 野生動物(日本) 林くりお『タヌキとつきあうための11章』 「ふるさとの動物たち たぬきの本①」シリーズ 昔話・童話でおなじみの動物、タヌキ。どんな動物?人間達とどのように付き合ってきた? かつて、タヌキは日本人にとってもっとも身近な動物のひとつだったのに 最初に、現代はタヌキと […]
2024年5月12日 / 最終更新日時 : 2024年5月12日 nekohon 野生動物(日本) 『タヌキたちのびっくり東京生活』 副題:都市と野生動物の新しい共存。 宮本拓海・しおやてるこ・NPO法人都市動物研究会共著。 23区で野生暮らし その数なんと1000頭!?都会は人間だけじゃない 我ら!東京タ・ヌ・キ 表紙より 新宿駅にタヌキが出たとか、 […]
2024年3月28日 / 最終更新日時 : 2024年3月28日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 大山淳子『猫弁と幽霊屋敷』 「猫弁シリーズ8」。 百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優 […]