2022年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年3月6日 nekohon 猫写真集 『世界の美しい野生ネコ』 タイトル通り、野生ネコ達の姿があまりに美しい一冊。 世界の野生ネコ科35種全種、プラス、イエネコが紹介されています。アンデスキャットとチーターだけは全身写真、その他のネコたちはまずお顔のアップ写真から解説がはじまります。 […]
2022年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年3月6日 nekohon 猫写真集 『家のネコと野生のネコ』 本文・写真解説:澤井聖一、野生のネコ本文:近藤雄生。 9.7cm x 21cm(A4サイズ)の、大きな本。フルカラー、上質な紙で207ページ、手に取ればずっしりと重い、立派な本です。 最初の章「家と野生の猫つながり」では […]
2022年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 野生ネコ科の図鑑 ハンター『野生ネコの教科書』 まさに教科書。これぞ求めていたネコ科事典。 すばらしい一冊です。これ以上のネコ科事典は、現時点では期待できないのではないでしょうか。 生物学の世界では、近年のDNA解析の発達により、従来の分類法が大きく変化しました。30 […]
2020年8月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 nekohon エッセイ、ルポ(野生ネコ) 戸川幸夫『虎を求めて』 副題「インド野生紀行」。戸川幸夫氏の18年にわたる虎追っかけの記録。 昭和43年(1967年)、インド北部のラジャスタン州ブンディ王国で、そこのマハラジャ(王様)に招かれて、虎狩りに参加した話から始まる。当 […]
2020年1月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫マンガ 卯月よう『ネコ先輩さすがです!』 なぜか、大きなトラがネコと一緒に飼われていて!?。 ごく普通の日本の街中の、ごく普通の二階建てに、ごく普通の家族と、一見ごく普通の三毛猫と、それから、なぜか、一頭の大きな雄トラがいっしょに暮らしていました。 […]
2019年1月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon その他(野生ネコ科) 空想飼育研究会『コモドドラゴンと暮らす本』 千石正一監修。副題『シロナガスクジラからパンダまで 驚天動地の巨大動物飼育読本』。 【推薦:まめまま様】 あの千石先生監修の本。 これは、コモドドラゴンから、ホオジロザメ、ダイオウイカ、マウンテンゴリラから […]
2019年1月18日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon エッセイ、ルポ(野生ネコ) 千石正一『世界のネコの世界』 副題:『にゃおよろずのくにぐに』爬虫類博士は半びょう人!?。 個性的な風貌に、恐ろしい知識量。知る人ぞ知る爬虫類博士、千石正一先生。 千石先生といえば、トカゲやヘビ、カエルなど、爬虫類・両生類のイメージがあ […]
2018年9月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 野生ネコ科を知る 實吉達郎『トラvsライオン』 副題:『獣の王決定戦シミュレーション』。 トラとライオン。 もし戦ったら、どちらが強いのか? これは、動物好きならずとも、一生に一度は発する質問に違いない。 どちらも大きく狂暴で、巨大な牙と鋭い爪、しなやか […]
2018年9月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 野生ネコ科を知る 小原嘉明『ライオンはなぜか一頭では狩りをしない』 副題:『動物たちの不思議な食生活』。 本の題名は「ライオンはなぜか・・・」ですが、内容的には、様々な動物たち生態について語った、動物雑学集みたいな本です。 下手に内容について書くよりも、目次をご覧いただく方 […]
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生ネコ科を知る 小原秀雄『ライオンはなぜ『人喰い』になったか』 丸々一冊、ライオンについて書かれた本。 ライオンや野生ネコ科に興味のある人には必読の書だ。 第一章は『ツァボの人喰いライオン』。 あまりに有名な二頭の雄ライオンたちの物語である。 1898年、イギリス植民地 […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生ネコ科を知る 関啓子『アムールトラに魅せられて』 ユーラシア・ブックレット No.144 『極東の自然・環境・人間』。 わずか63ページの、薄いリーフレットである。だから書評対象本として取り上げるべきかどうか、一瞬迷ったけど、内容のレベルは高く、下手に立派 […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 野生ネコ科を知る 小原秀雄『猛獣もし戦わば 地上最強の動物は』 もしライオンとトラが戦ったら、勝つのは?。 私が持っているのは一番古い版。文庫本より一回り小さい、かわいらしい本だが、今は絶版。 その後、最新版では1993年に済堂出版から文庫で発行されたようだが(ISBN […]
2018年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(野生ネコ科) キップリング『ジャングル・ブック』 インドのジャングルで、オオカミに育てられた少年、ほか。 この本を猫本リストに加える前にネット本屋で検索して驚いた。 なんと今の日本では、この本を大人用に全訳したものを新刊本で手に入れることは難しいらしい。 […]
2018年7月8日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 畑正憲『ムツゴロウの動物交際術』 猫を含む、動物と仲良くなるコツが満載。 ムツゴロウさんこと畑氏はやはりすごい人だと素直に感心してしまった。 畑氏のやり方を批判した書評を書いたこともあるけれど、(『猫ふえちゃった』)、氏の動物取り扱い法につ […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、ルポ(野生ネコ) 戸川幸夫『イリオモテヤマネコ』 戸川幸夫動物文学セレクション5。 1965年、世界中が仰天した。 日本国内で、未知のヤマネコが発見されたからである。 しかもそのヤマネコ、新種のヤマネコというだけでも大変なニュースなのに、なんと‘種’のひと […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(野生ネコ科) 戸川幸夫『虎は語らず』 戸川幸夫動物文学セレクション2。 戸川幸夫の描く動物は、どれもかっこいい。 厳しすぎる大自然の掟に逆らうことなく、自分の運命を超然と受け止めながら、決して諦めず悲観もせず、知恵を振り絞り力を振り絞って、堂々 […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(野生ネコ科) 戸川幸夫『白色山塊』 上・下 昭和初期、トラvs人間の壮絶な戦いがあった。 朝鮮国境からアムール川(黒竜江)に至る千キロに亙る地域は中国東北部になって居り、その昔は満州と呼ばれていた。日本がこの地域に満州帝国と称する傀儡国家をつくりあげ […]
2018年7月1日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(野生ネコ科) 中島敦『山月記』 虎に変身してしまった男の運命。 文庫本にして、わずか9ページの短編だ。 しかし、これほど格調高い動物小説が他にあるだろうか。 いや、これを動物小説と呼ぶべきではないだろう。 虎の姿こそしているが、その実は虎 […]
2018年6月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(野生ネコ科) 戸川幸夫『人喰鉄道』 実在した人喰いライオンたち。 1980年代。イギリスは、植民地ウガンダに鉄道工事を開始した。 しかし、サボ(ツァボ)に人喰いライオンの群れが現れ、大変な恐慌を巻き起こす。 当時、イギリス人の指揮の下に、イン […]
2018年6月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(野生ネコ科) グラム『ゴースト&ダークネス』 実話をもとにしたアニマル・パニック。 アフリカはツァボで実際にあった事件を元に書かれた小説。 この作品は映画にもなっている。 1898年、イギリスは‘カイロからケープタウンまで’続く英国植民地回廊地帯をたく […]
2018年5月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 小説(野生ネコ科) ケッセル『ライオン』 副題:ケニアの少女の恋物語。「世界動物文学全集3」収録の作品。 西暦2011年の今読めば、実に違和感のある小説ではある。 著者の、あまりに「白人的」な視線。 人種差別に対する強い反発みたいなものが感じられ、 […]
2018年5月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon その他(野生ネコ科) 谷口ジロー『少年とオオヤマネコ』 シートン 旅するナチュラリスト 第2章。 作画:谷口ジロー、原案:今泉吉晴の人気シリーズ。 シートン少年15歳の時の話である。 深い森の中に住む開拓民の農場へシートンは夏をすごしにいった。 そこではトムとジ […]
2018年5月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 野生ネコ科を知る 久田雅夫『絶滅危惧種ツシマヤマネコ』 日本の貴重なヤマネコの写真集。 対馬列島にだけ生息する、絶滅危惧種のヤマネコ。 それが、ツシマヤマネコである。 サイズはふつうのイエネコと変わらない。 けれども、愛猫家ならひと目でわかるはず。 彼らが、家畜 […]
2018年5月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 野生ネコ科を知る 飯島正広『トラ 偉大なる密林の王者』 Newton Booksの写真集。 飯島氏の迫力ある写真の数々。 密林の王者・トラが、息を吹きかけられそうな近さで迫ってくる。 ぐわっと開けた口に光る鋭い牙。 お、歯石がほとんど付いていない綺麗な口だあ・・ […]
2018年4月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫写真集 横塚眞己人『いりおもて』 副題『海と森と人と山猫』。西表島の写真集。 水牛がいる。 マングローブの林がある。 昼間でも薄暗いうっそうと茂った密林がある。 イノシシがいる。 ヘビがいる。 色鮮やかな鳥がいる。 それらを見つめる、二つの […]