2022年9月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月8日 nekohon 猫エッセイ(日本) 大久保京『猫本屋はじめました』 猫の本だけを扱う、日本初の猫本専門店。 今でこそ、猫本ばかり扱っている書店は複数あります。「猫本専門 神保町にゃんこ堂」(東京・神保町)、「Cat’s Meow Books」(東京・世田谷)と、本書の「書肆 吾輩堂」(福 […]
2021年6月9日 / 最終更新日時 : 2021年6月9日 nekohon 猫エッセイ(日本) 山下洋輔『猫返し神社』 日本を代表するジャズピアニストは、「猫返し神社」の生みの親。 ジャズ愛好家でなくとも、山下洋輔の名を知っている人は多いのではないでしょうか。日本が誇る大ジャズピアニストで、作曲家。エッセイストとしても知られています。 そ […]
2020年5月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 出久根達郎『本があって猫がいる』 元古書店主、今は作家で大の猫好き。 出久根達郎氏のエッセイ集。本の話題が中心、プラス、東京下町の昭和の香りプンプンな描写。 そして、もちろん、猫! 猫関連のエッセイは、174ページ「女の子」から始まる。女の […]
2019年10月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫写真集 渡部久『縁側ネコ一家ありのまま』 動物屋によるネコフォトエッセイ 著者は自称「縁側ネコ研究家」。縁側ネコという名称は、著者が勝手につけたものだそうです。 その昔ネコは外飼いだった。夜、縄張りをパトロールしながら狩りをして過ごし、夜が明けるこ […]
2019年10月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 群ようこ『おやじネコは縞模様』 顔がでかくて目がとってもちっこい猫。 体はずんぐりと大きく、股間には立派な玉がぶら下がっている。今風に外ネコというよりは、野良ネコといったほうがぴったりの風貌の、きわめて不愛想な猫、彼がこの本の主役「しまち […]
2019年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫マンガ 谷口ジロー『犬を飼う そして・・・猫を飼う』 動物を飼うという現実。 『「坊ちゃん」の時代』や『狼王ロボ』等シートン動物誌などのマンガで知られる漫画家の谷口ジロー氏の、犬や猫のマンガ5作品と、エッセイを集めた一冊。 犬を飼う 著者の実体験に基づいたマン […]
2019年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫写真集 下村しのぶ『おばあちゃん猫との静かな日々』 おばあちゃん猫照枝さんの、静かなフォトエッセイ。 照枝さんは19歳。人の年齢に換算すると92歳。 茶トラ白で、どちらかといえばずんぐりむっくりな体型。尻尾は長くて太くて立派です。 19歳とはおもえないほど、 […]
2019年6月18日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 宇都宮直子『猫と私の「老い支度」』 心配性な飼い主と、愛らしいペルシャ猫と。 シュガーちゃんは、ペルシャ猫。この品種らしい、おっとり穏やかな猫さんで甘えん坊、運動神経は猫としてはちょっと?だけど、自尊心の強さはまさに猫! シュガーに、もし、誰 […]
2019年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫を知る(日本) 高橋のら『猫にGPSをつけてみた』 副題:「夜の森半径二キロの大冒険」。 東京から、大分県は国東半島の元ミカン山に引っ越した著者。半径2キロ以内に人の住む家はたった2軒だけ。 なぜか、そんなところに野良猫の家族4匹が住み着いていました。なんで […]
2019年5月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 町田康『猫にかまけて』 ゲンゾーの「恐怖のサルーン」とは? 町田康さんは、ミュージシャンで作家。 パンク・ロック歌手、なんて聞けば、それこそ突っ張ったお兄さんみたいなイメージだけど、どうしてどうして!彼の中身は、どうしようもないほ […]
2019年5月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 左近司祥子『哲学するネコ』 文学部哲学科教授と25匹のネコの物語。 ネコは、ヒトより、はるかに哲学的存在であると、私も思います。ヒトよりはるかに悟っている、哲学的な高みにいる、と思います。 著者は大学の哲学科教授です。ソクラテスやプラ […]
2019年5月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 笙野頼子『愛別外猫雑記』 猫恐怖症だったのに、野良猫8匹の世話をするはめになった作家。 著者は元々、30代後半まで猫恐怖症だったそうだ。 ただ、たまたま、友達になった相手が猫だった。先住猫のドーラと、最近逝ってしまったキャト。猫達の […]
2019年4月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon イヌ 西山ゆう子『小さな命を救いたい』 副題『アメリカに渡った動物のお医者さん』。 日本の、前時代的な獣医学の世界に、すっかり嫌気がさしてしまった西山先生。自殺を考えるほど思い悩んだ挙句、何もかも捨てて、単身アメリカへ飛び立ちました。ツテもアテも […]
2019年4月18日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 小林カツ代『愛しのチー公へ』 副題:「生き物たちとの一期一会」。 小林カツ代さんは、有名な料理研究家でした。家庭料理は、栄養とか手間とかコストとかも大事だけど、それ以上になによりも大事なことは「おいしい」こと。彼女のレシピは日本中の食卓 […]
2019年4月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 松原惇子『猫の恩返し』 エッセイ集です。2部構成。 「猫の恩返し」。 非常に特殊な才能を持った猫、ママちゃん。実話のようですが、実に不思議なお話です。 その猫はある晩「おこんばんは」とやってきました。前足で上手にお店の引き戸をあけ […]
2019年3月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 東良美季『猫の神様 』 壮絶な、愛猫闘病記。 文章を書くことで身を立てようとしていた男の、まだ文筆の仕事がほとんどなかったころ。 子猫を拾ってしまった。まだちっぽけな、目ヤニだらけの赤ちゃん猫を2匹。最初は通り過ぎたものの、どうに […]
2019年3月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 香咲弥須子『ねこの神様』 命とは、生きるとは、猫とは・・・。 Sは日本に帰ってしまった。遠い異国のニューヨークに、彼女をひとり残して。 否、彼女は、残ることを自ら選んだのだった。ニューヨークでの女独り暮らしが始まった。 正確には、3 […]
2019年3月8日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon イヌ 米原万里『終生ヒトのオスは飼わず』 『ヒトのオスは飼わないの?』の続編。 二部構成となっています。 第一部 ヒトのオスは飼わないの? 『ヒトのオスは飼わないの?』は、1998年から雑誌に連載され、2001年にまず単行本として出版されました。第 […]
2019年3月8日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon イヌ 米原万里『ヒトのオスは飼わないの?』 「春風献上。風の中に、ネコの毛たっぷり、 ・・・ヒトの毛少々、それに赤茶のイヌの毛二~三本、混じっているかもしれません。」 page9 なんて文章を、年頭のあいさつとして年賀状に書くような猫好き犬好き、それ […]
2019年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫を知る(日本) 藤村かおり『長寿猫』 猫が15年20年と生きる時代になった。 20年と言えば、人間の子供が生まれて成人式を迎えるまでの年月です。それほど長い時間、子によってはもっと長く25年も、一緒に暮らす相手、時には人と人の関係よりもっと密接 […]
2019年1月18日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon エッセイ、ルポ(野生ネコ) 千石正一『世界のネコの世界』 副題:『にゃおよろずのくにぐに』爬虫類博士は半びょう人!?。 個性的な風貌に、恐ろしい知識量。知る人ぞ知る爬虫類博士、千石正一先生。 千石先生といえば、トカゲやヘビ、カエルなど、爬虫類・両生類のイメージがあ […]
2018年9月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫エッセイ(日本) 村山由佳『晴れ ときどき猫背』 大の猫嫌い男も、いつしか猫好きに大変身!。 村山氏は「はじめに」でこう書いています。 もともと、いわゆる「猫エッセイ」を書いているつもりのなかった私にとって・・・ どうしてどうして! バリッバリの、猫エッセ […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫写真集 『ありがとう!わさびちゃん』 カラスに襲われた子猫は、87日間、一生懸命生きぬきました。 父さんと母さんは、凄まじい悲鳴を聞いて、驚いて外に飛び出しました。 今まで聞いたこともない、耳をつんざくような悲鳴。 そこで母さんが見たのは、大きく翼を広げた真 […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫エッセイ(日本) フジ子・ヘミング『ピアノがあって、猫がいて』 聴覚障害者でありながら世界的ピアニストのフジ子さんは、猫たちとともに。 フジ子・ヘミングさんはピアニスト。 10代の頃に右耳の聴覚を失い、左耳の聴覚も今は健聴者の40%しかありません。 まるで現代版ベートー […]
2018年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon イヌ 遠藤周作『狐狸庵動物記』 「わが最良の友動物たち」文庫本発行化による改題。 狐狸庵先生こと、遠藤周作氏は、幼い頃、満州は大連に住んでいた。 孤独な狐狸庵、否、周作少年にとって、唯一の話し相手は黒い満州犬だった。名前はクロといった。学 […]