野中のばら『ネコがスキ ネコ好きのバイブル』

野中のばら『ネコがスキ』

わがまま一杯なところが最高にかわいいのが猫という生き物。

第6巻まで発行されているようですが、残念ながら、第1巻しかもっていません。

でも、第6巻まで連載されたということが、とてもよくわかる内容!
「猫あるある」満載なのです。

猫と暮らしている人なら、うん、うん、そう、そう、と、頷きっぱなしでしょう。
そして、
「だから猫はかわいいのぉ~~~」
と目をハート型にして悶えちゃうでしょう。

野中のばら『ネコがスキ』
野中のばら『ネコがスキ』

ちーこちゃんは、シャムの女の子。
著者が、

一日中とにかく寝ている
起きちゃ食べてる
なのにやせている
やはりこれからは「キャットフードダイエット!?」
page5

なんて4コマ漫画にちちゃうほど、すらりと上品なお姿。
(ま、足で耳をほじったり、大あくびするときは、みごとにぶち壊されますが)

野中のばら『ネコがスキ』
野中のばら『ネコがスキ』

シャムらしくおしゃべりで、気温に敏感で、内弁慶で、甘えん坊なのにそっけない。
見ていて飽きないこと、この上なし。

ちょっと昔のマンガですが、今でもお勧めの猫マンガです。

野中のばら『ネコがスキ』
野中のばら『ネコがスキ』

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

『ネコがスキ』
ネコ好きのバイブル

  • 著:野中のばら
  • 出版社:講談社
  • 発行:1998年
  • NDC:726(マンガ、絵本)
  • ISBN:9784063373530
  • 95ページ
  • 登場ニャン物:ちーこ
  • 登場動物:-
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野中のばら『ネコがスキ』

9

猫度

9.0/10

面白さ

9.0/10

猫好きさんへお勧め度

9.0/10

野中のばら『ネコがスキ ネコ好きのバイブル』” に対して8件のコメントがあります。

  1. より:

    はじめまして。長文、失礼します。
    小学2年生の時から、17年間、シャム猫を飼っていました。
    飼い始めてちょうど1年後くらいに、本屋さんで「ネコがスキ 1巻」を見つけました。
    一目で読みたくなり、父に頼んで買ってもらいました。
    ちーこちゃんが、見た目といい仕草といい行動といい、
    うちの猫に本当にそっくりで、とてもよそ様の猫とは思えないくらい、
    親近感を抱いていました。
    その後も新刊が出るたびに買っていました。
    家には、「ネコがスキ 1巻~6巻」「ネコ様の言うなり」「肉球プニプニ日記」
    「ねこねこ三重奏」などがあります。
    私があまりにハマっているので、猫がそこまでスキでもない(?)父も、
    こっそりこの漫画を読んでいたようです(笑)

    うちの猫を亡くしてからもう数年が経ちます(年がバレますね 笑)
    数年前に断捨離をしても、野中さんの猫漫画は捨てられません。
    実は今も、すぐ手元にあります。
    家族で長年楽しんできた、ある意味「自分の分身」ともいえるくらい、
    なくてはならない漫画です。
    野中さん、そして猫ちゃんたちのことは胸が痛みますが、
    これからも、この漫画を楽しませていただきます。

    1. nekohon より:

      ご投稿ありがとうございます。
      シャム猫って独特ですよね。
      私はシャム猫を自分の猫として飼ったことはありませんが、保護して里親様が決まるまでけっこう長い間一緒に暮らしたことがあります。
      頭が良くて、大声で鳴きながら後追いして甘えてきたりと犬っぽいところもあり、魅力的な男の子でした。
      その後、その子は聴覚障害のお母さんがいる家庭(ほかの人たちの聴覚は健常)に婿に行ったのですが、
      なんと自発的に「聴導猫」になったとか!
      誰かが来たり、洗濯機終了の音が鳴ったりすると、お母さんに知らせるようになったそうです。
      教えたわけではないのにすごいと感動していました。

      1. より:

        シャム猫は人懐っこいところがありますね。
        うちで飼ってた猫も、よく家族の外出時に、
        まるで犬の散歩のように一緒に出かけていました。

        聴導猫という言葉を初めて聞きました。
        そんなことが、誰にも教わっていないのに、自然にできるようになるなんて
        すごいですね!!
        その猫さんの、お母さんを純粋に助けようとする尊い思いやりと、
        どう行動したらいいかを自分で判断できる賢さが、本当にすごいです。
        尊敬します。

        1. nekohon より:

          シャム猫なのに雪の多い地方で捨てられて、飢えて苦労して、それでも人を信じ続けた猫だけに、愛してくれる家族ができたことが嬉しくて、今度こそ絶対に捨てられないよう、猫の頭で必死に考えて頑張ったのでしょうね。
          私も聴導猫なんて他に聞いたことありません。

          1. より:

            ものすごく久しぶりにコメントして申し訳ないです。
            (まさか、さらにコメントしてくださっているとは思っていなかったので・・・そして、今回は偶然来ました 笑)

            そんな事情があったんですね。
            読んでボロボロ涙が出てしまいました。
            その猫ちゃんが幸せになっていることを心から祈ります。

  2. タカコ より:

    いつの間にか連載終了しててネコさんに何かあったなと思ったらまさかの作者の方ですごく哀しかった思い出があります。

    1. nekohon より:

      すばらしい漫画家さんでした。
      絵も、猫たちへの愛も。

  3. nekohon より:

    【推薦者:りえぴ様】

    ネコのちーこがとっても我がままそうで可愛いです。

    ネコは我がままな所が、魅力の1つですよね。

    犬が好きで猫が嫌いな人には絶対わからないだろうなあ。

    (2002.4.15)

    *サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。

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