まつうらゆうこ『一緒に暮らしたくない猫』

かわいい愛猫に、おやじが乗り移った!?
お父さんの葬式を済ませ、一人住まいの部屋に帰ると、・・・かわいいかわいい猫のハナちゃんが変!
なんとお父さんがハナちゃんに乗り移ってしまった!?

まつうらゆうこ『一緒に暮らしたくない猫』
猫になったお父さんと幸子は一緒に暮らすようになる。
この猫が、まるっきりのオヤジ!
人間が猫の姿をしているだけだから言葉はしゃべるし、その上一応父親だから、なんだかんだと口うるさい。
また酒は飲む、タバコも飲む、将棋は打つ、勝手に屋根裏に秘密部屋を作る(生前は大工)。
にもかかわらず、時々どうしようもなく猫になる。
さらに幸子の元彼の隆まで頻繁に訪れてきてお父さんと意気投合しちゃったから、さあ大変。
幸子は振り回されっぱなし。
このオヤジ、ある日、子猫を拾ってきた。
「(鼻の横の)ブチがハナクソみたいだろ」
と勝手に「ハナクソ」と命名。
(あれれ?どこかで聞いた話だなあ?あ、うちのハナとまったく同じじゃん!汗)
猫の姿のオヤジと、本物の子猫と、お気楽でうるさい元彼と、変な大家さんとに囲まれて、右往左往する幸子の楽しいマンガです。
(2006.6.20)

まつうらゆうこ『一緒に暮らしたくない猫』

まつうらゆうこ『一緒に暮らしたくない猫』
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『一緒に暮らしたくない猫』
- 著:まつうらゆうこ
- 出版社:あおば出版
- 発行:2005年
- NDC:726(マンガ、絵本)
- ISBN:4873176417 9784873176413
- 130ページ
- 登場ニャン物:ハナ(お父さん、源さん)、ハナクソ
- 登場動物:-

うちのハナの命名も、この鼻くそ模様から。「鼻くそ模様じゃにゃい!マリリン・モンローのホクロとおなじでち!」