伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』第1巻・第2巻

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』

 

独身、ワケあって一戸建てに住んでいる女性マンガ家。

お気に入りは「動物ニュース」。
悩みは、増え続ける蔵書の管理。

これは、マンガ家(33)と、ねこ(9)、ねこ(9)の、ちいさ~~い生活の日記みたいなものです・・・・
どうかヒマな人だけどうぞ
(第1巻)内表紙より

(↑↑↑この本のおわりでは(38)(15)(15)になってます・・・)

ウェブマガジンでかいていた、ゆる~いマンガ。
著者は「テキトーにインターネットで遊ぼう」と思っていたらしいが

へんしゅう(編集)さんに

「てなおしはすんな!!」
「そのままのっける!!」
「そのままでいい!!」
(第1巻)page131

と怒られ、

と、いうわけで、かなり「ゆるゆる」なんです・・・ほかが「キツキツ」でもないんですが・・・どうか、お許し下さい・・・
page131

しかし、この作品。
『第10回 手塚治虫文化賞 短編賞』を、この「女いっぴき猫ふたり」のほか、「おいピータン!!」「おんなの窓」など一連の作品に対して、みごと受賞♪(2006年)

受賞なんてそう簡単にできるものではありません。
つまり、そのくらい面白い。

「よぉし、描いてやるぞ」と気合の入った作品もよいけど、こういう、のんびりゆったり、良い意味でだれけきった、ゆるゆるな作品というのも、癒し力があって、なかなか良いものではあります。
ましてそれが、猫をテーマとしたエッセイ漫画であれば。

このマンガの面白さは、猫と暮らした人でないとわからないでしょう。
あれ?
ということは、『手塚治虫文化賞』の審査員さん達は全員猫飼いなんでしょうか?

ま、ともかく。

タイトル通り、一人の女マンガ家と、ニャコちゃん♂クロちゃん♀の3人、否、3匹、否、1匹とふたりがおりなす平凡な日常をゆる~く描いたマンガです。

絵は正直、美しくもかわいくもありません。猫さんたちも、目つきが悪く、ちっとも可愛く描かれていないし。
かなり好みの分かれる絵柄だと思います。好きな人は大好き、でもそうでない人には受け入れられないかも・・・
告白すれば、私も彼女の画は好きとは言えません、というか、かなり苦手な画風ではあります(ごめんなさい!!)。

でも私は、「実物はこの絵より何倍もかわいい、良い子たちにゃんだろにゃ~♪」と勝手に絶対的に確信しています。だから、楽しく見ることができました。
多分、このマンガを読まれたならみんな、そう思われることでしょう。とくに猫好きさんなら。
そして、絵柄より何より、猫ちゃんにほっくりさせられ、笑わされることでしょう。

あと、個人的に、「トッケイ君」が好きです。
さて、「トッケイ君」とは、どんな生き物でしょうか?

それは読んでのお楽しみということで・・・
(ヒント:我が家にもいます。って、ヒントになってないか)

(2013.12.11.)

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』第1巻裏表紙

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』第1巻内表紙

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』第2巻

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』

デフォルトされた猫たち

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『女いっぴき猫ふたり』
第1巻・第2巻

  • 著:伊藤理佐 (いとう りさ)
  • 出版社:双葉社
  • 発行:2006年
  • NDC:726(マンガ、絵本)
  • ISBN:4575939943 9784575939941; 4575941111 9784575941111
  • 131ページ、127ページ
  • モノクロ
  • 登場ニャン物:クロ、ニャコ、他
  • 登場動物:犬、他

 

目次(抜粋)

〔第1巻〕
最近、親に捨てられたわたし
2回目ですが、よく出てくる人(猫)紹介
一戸建てに、住んでいる・・・
いっかいにまんえん
ニャコ、クロ時々稼ぐ。
今日の逃避行
その他
(全36話)

〔第2巻〕
だんだだん
男ってむつかしい
風邪だけはいやです
女泣き
「311万円」のつづき
ヨシダさん、デンワください・・・
その他
(全38話)

 


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伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』
7.5

猫度

9.0 /10

面白さ

8.5 /10

絵・画像

4.5 /10

猫好きさんへお勧め度

8.0 /10

伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』第1巻・第2巻” に対して1件のコメントがあります。

  1. nekohon より:

    【推薦:まり様】

    ゆる~い感じのエッセイ漫画です。
    猫一色ではなく、猫と暮らしてる「伊藤さん」の生活が描かれています。
    著者は、カタログで見た猫タワーを「ダサイ」と思いながら購入を迷います。
    知人の助言で「買わない」に決定するそのダサイタワー、拙宅にあるんですけど?
    まぁ、それを読まなかったことにしても(笑)面白いです。
    「おツメ切り。」の最終コマの相田み○を氏のパロディで一番笑いました。

    注:極少量のシモネタが混じります。
    下ネタが苦手でない方にだけオススメします。
    (2006.4.3)

    *サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。

  2. nekohon より:

    【catwings様】

    私も読みました。
    初めは題名だけから、「読まず嫌い」していたんですが、これがなかなか・・・。

    購入するかどうかは別にして、読めるチャンスがあるようなら(立ち読みとか、漫画喫茶とか)、ぜひ読んでみてください。

    (2006.4.3)

    *サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。

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