伊藤理佐『おいピータン!!』第1巻~第16巻
『”恋”と”食”を描いて愛され続けるオムニバス・ショート!』(第16巻帯より)。
猫が出てくるマンガと聞き、また、『女いっぴき猫ふたり』が面白かったので、第1巻と、第13~16巻を購入したのですが、残念ながら、私が買った巻の中には猫が出てくる作品はありませんでした(汗)。
また、話は面白いものの、絵柄は私好みとはいいがたく(ごめんなさい、純粋に個人的嗜好の問題です)、残りの巻数を探して全部買うほどの気力もないので(重ね重ねごめんなさい)、私は書評は書けません。
かわりに私の掲示板に寄せられた感想を転載することでお許しください(許可は得ています)。
【推薦:catwings様】
大人買いをしてしまいました。
先日、伊藤理佐さんの「女いっぴき、猫ふたり」を読みなおしました。
やっぱり、面白い!!
と思ったので、かねてから気なっていた「おいピータン!」を購入する事にしました。
面白くないかもしれないから、取りあえず3冊!!
結局、面白かったので、その後今出ている全冊(8)、買ってしまいました(汗)
内容(あまり細かくは書けませんが)は、ピータンと影のあだ名を持つ(本人はそのようなあだ名がある事を知りません)、デブでメガネで、味のある顔(ハンサムでない)の男の人が(一応)主人公です。
主人公以外の人達のストーリーとかもあり、多くの女性は「解る解る」と言う話が沢山載っています。
主人公の男性は、外見は×なんですが、これがなかなかいい男で、初めの頃いなかった彼女もやがてできます。
カップルで、猫を拾い、飼ってはいけないアパートで猫を飼い始めます。
猫は「クロ」と名付けられ、かわいがられますが、このクロは変ななき方で
「ヴォー」
っといいます。
伊達に講談社漫画賞少女部門で受賞していないなと言う感じです。
3-4巻位からはずみが付いたように面白くなり、巻が進むにつれて「クロ」がいい味出して活躍します。
私的には、「超」お勧めです。
(買ってからすでに3回位、読み直しています)
(2006.6.26)
* * *
【推薦:すみれ様】
大好きです!
客観的に一般的にかわいくないと思われるクロを2人がほんとに猫かわいがりしてるのがうれしいし、ぶさいくなんだけど、とっても味のあるいい男のピータン(名前?)が価値観を見直させてくれます.
なにはともあれおもしろい!
(2006.6.26)
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『おいピータン!!』
第1巻~第16巻
- 著:伊藤理佐 (いとう りさ)
- 出版社:講談社
- 発行:2003-2016年
- NDC:726(マンガ、絵本)
- ISBN:9784063378467(第16巻)
- 登場ニャン物:クロ
- 登場動物:-