寒川猫持『猫とみれんと:猫持秀歌集』
『聞かせてよ撫でてもやろう抱いてやろ
おまえの喉の愛のゴロゴロ』
離婚した40男が、奥さんにたっぷり未練を残しながら、猫を抱いてメソメソしている。
これで猫がいなかったら、この人、どうなっちゃうのだろう?
でも、猫さえいれば、女なんかいなくても、ね。
・・・・・
説明よりも一首書き抜きした方が良いでしょう。
『真夜中に目が覚めヒシと抱き寄せる 目下のところ猫だけなれど』
(2002.4.10)
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→猫短歌・猫俳句・猫川柳・他
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『猫とみれんと:猫持秀歌集』
- 著:寒川猫持(さむかわ ねこもち)
- 出版社:文芸春秋
- 発行:1996年
- NDC:911(日本文学)短歌集
- ISBN:416316460X
- 229ページ
- モノクロイラスト(カット)
- 登場ニャン物:にゃん吉
- 登場動物: -
ありがとうございます おん礼が遅くなり失礼致しました
まさか著者様ですか!?
ご訪問ありがとうございます。
このレビューは、URL移転前、生まれて初めてのウェブサイト作りに悪戦苦闘しながら最初に乗せた書評のひとつでした。(2002年4月10日)
そのため当時の簡単な数行のレビューのままで、申し訳ありません。