2019年3月10日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の児童文学・童話 椋鳩十『モモちゃんとあかね』 動物文学で有名な椋鳩十の短編集 山男と子ども 深い山の天辺に住んでいる山男は、おそろしく背が高く、歌も上手なのでした。 そんな山男にあこがれた少年は悪い魔法使いに捕まってしまい・・・ 動物のスケッチ まず最 […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon クマ 宮沢賢治『なめとこ山の熊』 新潮文庫『注文の多い料理店』収録。 淵沢小十郎はすがめの「ごりごりしたおやじ」なんですよね。 熊を射つと、そばへよってきてこう言います。 「熊。おれはてまえを憎くて殺したのでねえんだぞ。(中略)仕方なしに猟 […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 宮沢賢治『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』 新潮文庫『注文の多い料理店』収録。 『注文の多い料理店』 有名すぎて、殆どの人は幼年時代に絵本で読んで(見て)いるでしょう。 たいていの絵本には、ナイフとフォークを持ってナプキンをかけた大猫の姿が、挿し絵と […]
2017年11月1日 / 最終更新日時 : 2022年9月30日 nekohon 猫の小説(日本) 大佛次郎の猫短篇と猫童話四編 『白猫』 第二次世界大戦の最中の話。 一人家を守って残っていた哲太は、焼け出されたらしい見知らぬ少女を家に招き入れ、一晩泊まらせる。 少女はまた、哲太の知らない間に、飼い主とはぐれたらしい白猫をその家に入れる。 悲惨な状 […]
2017年10月30日 / 最終更新日時 : 2022年9月30日 nekohon 猫の児童文学・童話 宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』 『新編・銀河鉄道の夜』収録(新潮文庫)。 ゴーシュは町の活動写真館でセロ(チェロ)を弾く係りでした。金星音楽団の団員でした。 活動写真館とは、今でいう映画館のことです。昔は録音技術がなかったから、無声映画を […]
2017年10月30日 / 最終更新日時 : 2022年9月30日 nekohon 猫の児童文学・童話 宮沢賢治『猫の事務所』 『新編・銀河鉄道の夜』収録(新潮文庫)。 軽便鉄道の停車場のちかくに、猫の第六事務所がありました。・・・と始まる、短い童話。 第六、というからには、第一~第五事務所もどこかにあるはずですが、それらについては一切触れていま […]