ブラウン,R.M.『森で昼寝する猫』
『トラ猫ミセス・マーフィ』シリーズ 第4弾。
コンピュータ・ウイルスのうわさが飛び交う。
8月1日に要注意!
といっても、クローゼットのような田舎町の、田舎銀行は、そんなことは関係ないと見られていた。
が、・・・
関係大ありだった!
大金が消える。
森の腐乱死体を、こともあろうに小学生たちが見つける。あまりの異臭に、子供たちは涙ぐみ、嘔吐した。
そして、トラ猫ミセス・マーフィとデブ猫ピュータが着地したのは、倒れている人間の上で、彼女の手には、煙が出ているマグナムが握られていた・・・!
推理小説はネタバレを書いてしまったらおしまいなので、何も書かないことをお許し頂きたい。
このシリーズ、最初の1冊目より後になればなるほど面白くなってくるような気がする。
例によって、ミセス・マーフィーとティー・タッカーが大活躍する。
(2003.5.30)
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『森で昼寝する猫』
トラ猫ミセス・マーフィーシリーズ
- 著:リタ・メイ・ブラウン/スニーキー・パイ・ブラウン Rita Mae Brown and Sneaky Pie Brown
- 訳:茅律子(かや りつこ)
- 出版社:早川書房ハヤカワ文庫
- 発行:2001年
- NDC:933(英文学)小説 アメリカ
- ISBN:4151707549 9784151707544
- 418ページ
- イラスト
- 原書:”Pay Dirt” c1995
- 登場ニャン物:ミセス・マーフィ、ピュータ、ほか
- 登場動物:犬、馬、オポッサム、ほか