松本英子『ウチのハナちゃん』
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暴れん坊猫ハナちゃんの、暴れっぷりをユーモラスに。
うちにも「ハナ」という名前の猫がいる。
音が同じなだけでなく、カタカナ表記も同じとなれば、このマンガ、買わずにはいられまい。
同じなのは名前だけだったようだ。模様や生活習慣などかなり違う。マイペースなところは同じだが、猫はどの子もマイペースだから、共通事項とは言えないだろう。
マンガのハナちゃんは白が多いブチ三毛。女帝。狩りがうまい。
ハナちゃんをもらってきたのは「母」だが、その時の性格描写がすごい。
人が来ると唸る暴れる引っかく噛みつく!まるで化け猫
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産まれた家の人たちにこんな言われ方をされ、しかし
母が この正直が気にいったらしい
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大暴れする子猫を嬉しそうに貰ってきちゃった。
その後、ハナちゃんは、子猫の頃の性格そのままに成長する。
しかし、このハナちゃん、実はすごい「福猫」だった!
失業中の「お姉ちゃん」がなんとなく受けた倍率57倍の某社になんと採用される。
さらにその後、マンガのネタにもなる!
そんなハナちゃんに、「母」も「お姉ちゃん」もメロメロだ。
引っかかれても、無視されても、ハナちゃんが可愛くてならない。
マンガの絵は、はっきりいって、全然かわいくない。
でもまあそういうタッチの絵なんだし、可愛がっている様子はよく伝わってくる。
巻末にエッセイ付き。
*うちのハナはもっと可愛いモンね!うちのハナも「ブラックデビル」とあだ名されるほどの悪たれだけど!にゃはは~
(2007.10.17.)
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『ウチのハナちゃん』
- 著:松本英子(まつもと えいこ)
- 出版社:日本出版社
- 発行:2007年
- NDC:726(マンガ、絵本)
- ISBN:9784890488445
- 149ページ
- 登場ニャン物:ハナ、テンちゃん、ねこ太
- 登場動物:-