桜井海『おじさまと猫』第13巻

今日もおじさまとふくまるは大忙し。
天才ピアニストで超イケメン、性格も優しくて文句なしの「おじさま」こと神田冬樹。その温厚なおじさまが、幼少期からの親友・小林夏人にこの怒り顔!?

だけじゃない、同じく天才ピアニストで現在は神田家に居候中のジェフロワ・ランベールも!

さらに小林の愛しの妻、ミヨちゃんまで!

小林夏人、いったい何をした!?
と思えば、おじさま、ショックで固まったり。

大笑いしたり。

と、今日もおじさまはいそがしそうです。いっしょにふくまるもドタバタ走り回ってはパパさん(おじさま)に甘えています。

かたや、森山義春と神田星鳴。森山義春はおじさまの勤務する音楽教室の同僚で、星鳴はもちろんおじさまの息子。ふたりはバンド結成のための仲間を探していた。必要なのは全部で5人、つまり、あと3人も見つけないといけない。おじさまも協力して人探しに奔走します。
ふくまるの姉のマリンちゃんも登場します。ちょっと変身した姿で(?)
今回もほんわりあたたかく、こんなにぬるぬるなのに読み終えたあとに力も貰える、そんな一冊になっています。帯によれば累計278万部を突破したそうですが、それも納得のハートフル漫画です。
猫好きな方、音楽好きな方、心の疲れた方、やさしい気持ちになりたい方、どうぞ。

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

目次(抜粋)
- 104話 11回目の軌跡
- 105話 衝撃のマリン
- 106話 全然大丈夫じゃない
- 107話 愛の音
- 108話 溺れる者は悪魔にもなる
- 109話 労働のよろこびにゃ
- 魔法使いと猫
『おじさまと猫』第13巻
- 著:桜井海(さくらい うみ)
- 出版社:株式会社スクウェア・エニックス
- 発行:2024年
- NDC:726(マンガ、絵本)マンガ
- ISBN:9784757592469
- 171ページ
- モノクロ、口絵
- 初出:ガンガンpixiv 2023年10月~2024年3月掲載、書き下し
- 登場ニャン物:ふくまる、マリン、つよまる、モリン、まゆゆ、ハッチー、やんやん、カノン
- 登場動物:
