2023年4月5日 / 最終更新日時 : 2023年4月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 杜奏みなや『佐々木探偵事務所には、猫又の斑さんがいる。二』 どうしたら佐々木主人に恩返しができる?。 あらすじ 怪界には絶対の掟がある。現界に降りた物の怪は、決して人間にその正体を知られてはならない。もし見られた場合は怪界に戻るのが掟だった。 猫又の斑さんも、うっかり、見られてし […]
2023年4月5日 / 最終更新日時 : 2023年4月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 杜奏みなや『佐々木探偵事務所には、猫又の斑さんがいる。』 吾輩は猫又である。 あらすじ 名前はなかった・・・大昔、ふつうの猫であった頃は。猫又と今は立派な名前がある。「斑(まだら)さん」だ。「さん」付けで頼むね。吾輩のご主人、佐々木探偵事務所の佐々木さんが、「斑さん」と名付けて […]
2022年4月20日 / 最終更新日時 : 2022年4月20日 nekohon 猫の小説(海外) ウェルズ『通い猫アルフィーの贈り物』 アルフィーシリーズ第7弾。 アルフィーは「通い猫」。拠点はクレア・ジョナサン夫婦の家ですが、他にも「家族」と呼べる家が数軒あり、それらの家に毎日通って暮らしています。家族はもちろん、友人も知人も猫達も、さらにただの近所の […]
2021年1月3日 / 最終更新日時 : 2022年12月20日 nekohon 猫の小説(日本) 有川浩『旅猫リポート』 画:村上勉。 その銀色のワゴンのボンネットが、ぼくのお気に入りの寝場所だった。なぜならそのワゴンの持ち主は、ぼくを「シッシッ」と追い払わないばかりか、一握りのカリカリさえ毎晩置いてくれるようになったからだ。 その日までは […]
2020年12月21日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 nekohon 猫の児童文学・童話 なりゆきわかこ『天国に行った看板ねこ なな』 挿絵:あやか。「ねこだって、うれしいとき、かなしいとき、つらいとき、泣くのよ。」page9 7月とは思えないほど冷たい雨に打たれ続け、子猫はすっかり弱っていました。もう動ことも声を出す元気も残っていません。 […]
2018年9月16日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の小説(海外) シェーファー『黒猫フーディーニの生活と意見』 猫が語る、野良猫から飼い猫になった一生。 フーディーニは野良猫の子供だった。 ある日、母猫が戻ってこなくなり、人間に捕まって、ある夫婦の飼い猫となる。 野良時代の猜疑心がなかなか消えないフーディーニは、最初は全然馴れない […]
2018年7月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(海外) ラトリッジ『猫の贈り物』 猫の目から見たこの世界。 原題は “Diary of a Cat” つまり、“ある猫の日記”。 その題名の方が、内容をずっとよく表していると思う。 主人公の猫の名前はわからない。 日 […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 見尾田瑞穂『猫がタンゴを踊るとき』 「黒ネコのタンゴ」作詞者による猫小説。 俺は二歳半の牡猫だ。人間で言えば二十五、六の生意気盛り、いっぱし世間の荒波に揉まれたつもりでいるが、飼い主のママちゃんから見れば、いつまでたっても子猫のままらしい。 […]