岩井満理『動物看護士になりたい』
動物病院は、「総合病院」以上の幅の広さ。
犬猫はもちろん、あらゆる動物、生物が、あらゆる病気やケガを抱えて訪れる場所。
それが動物病院。
しかも、患畜は、人間の患者と違って、決して自分から説明はしてくれない!
それどころか、敵意と恐怖に固まって、健康な動物でさえ、粗相したり嘔吐したり。
そんな動物たちの気持ちを静め、安心させるのも動物看護士の仕事。
不安な飼い主さんたちと、ゆっくりコミュニケーションを取るのも、動物看護士の仕事。
動物看護士は、アニマル・ヘルス・テクニシャン=AHT、ベテナリー・テクニシャン=VT、アニマルナース、アニマル・ヘルパー等とも呼ばれ、この名称が決まっていないことからも分かるように、残念ながら今はまだ、地位は確立されてはいない。
しかし今後有望な職種ではある。
動物関連の仕事に就きたい方は一読を。
(2002.4.10)
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『動物看護士になりたい』
- 著:岩井満理 (いわい まり)
- 訳:姓名(ひらがな)
- 出版社:誠文堂新光社
- 発行:1999年
- NDC:645.6(家畜各論・犬、猫)
- ISBN:4416799438
- 159ページ
目次(抜粋)
- 第1章:動物病院で働くには
- 第2章:動物看護士になるには
- 第3章:動物病院で働こう
- 第4章:これからの動物看護士のこと
- 付:動物看護士Yellow Page
- あとがき