2023年7月14日 / 最終更新日時 : 2023年7月15日 nekohon 古典・伝承文学 御伽草子『猫の草子』 鼠と猫の言い分をある尊い僧が聞く。 「御伽草子」は、室町時代につくられた散文体の読物の総称。『浦島太郎』『鉢かづき』『ものくさ太朗』『一寸法師』『酒呑童子』等、今も親しまれている作品は多い。 『猫の草子』あらすじ 国土安 […]
2019年8月16日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫の小説(海外) スティーブンス編『奇跡を呼んだ猫たちのおとぎ話』 猫が大活躍する寓話を、世界中から。 猫が大活躍する寓話といえば、誰もがおそらく真っ先に思い浮かべるであろう『長靴をはいた猫』。 あまりに有名な話ですよね。 ペロー編(フランス)とグリム兄弟編(ドイツ)が有名 […]
2019年3月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 古典・伝承文学 光吉夏弥訳編『ネコ猫ねこ 世界中のネコの昔ばなし』 世界中から、猫の民話・伝説を集めた本。 まず最初に、掲示板にいただいた詳細な紹介を。 【推薦:きな様】 題名のごとく、猫が出てくる昔話を集めた一冊。なんと五十話収録されています。日本からは二話。ひとつは小泉 […]
2018年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 古典・伝承文学 柳田国男『日本の昔話』 猫の話は残念ながら少ないが。 秋の夜長に囲炉裏端で、代々お婆さんが孫達に話して聞かせてきたような、珠玉の昔話たち。 しかし日本の家庭や生活習慣が変化するにつれ、昔話は、語り継がれるものから、本で読むものに変 […]
2018年9月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 古典・伝承文学 フランス民話『狐物語』 フランスで800年も語り継がれた悪賢いキツネの話。 この本を「(猫の)古典・伝承文学」にジャンル分けするのは無理があるのだが、あまりに有名な民話なので他のジャンルへの分類は思いつけず、ご了承願いたい。 脇役 […]
2018年9月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 古典・伝承文学 ペローとグリムの『長靴をはいた猫』 『長靴をはいた猫』として世界中に広く知られている話は、ヨーロッパに古くから伝えられた伝承童話を元としています。 似たような話がヨーロッパのあちこちに流布していたと考えられます。 それを、ドイツではグリム兄弟 […]
2018年8月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月6日 nekohon 猫の小説(海外) ティーク『長靴をはいた牡猫』(戯曲) ドイツ・ロマン派作家が、あの猫を舞台化。 「小説(海外)」に分類しているが、正確には「戯曲」である。 ご存じ、民話「長靴をはいた猫」をベースとしたもの。 風刺に満ちたティークらしい作品だ。 舞台の上で舞台を […]
2018年2月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(日本) 北嶋廣敏『ちょっと怖くて不思議な猫の話』 『化けて踊って恩返し』。 江戸時代の化け猫談を集めたもの。 昔、日本では、猫は化けるとされていた。 江戸時代の作者達は、とても信じられないような化け猫の話を「それを実際にあった話として」数多く「記録」してい […]
2018年2月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(日本) 八岩まどか『猫神様の散歩道』 猫神様は、日本中に御座しますのニャ =^_^=。 日本には猫を祀った神社仏閣が少なからずある。また猫にちなんだ山や峠や塚なども。 この本は、北は山形県から南は鹿児島県まで、全部で53もの「猫に縁のある土地」 […]
2018年1月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon ◇その他の猫本 松谷みよ子『現代民話考10 狼・山犬 猫』 猫民話の集大成。 松谷みよ子氏が集めた「現代民話」集である。明治以降、民間で伝えられた民話・伝説・うわさ話などを集めたもの。中にはごく最近の話も載っている。 前半(~page169まで)は、狼と山犬の話。 […]
2018年1月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(日本) 小島瓔ゆき『猫の王』 副題:『猫はなぜ突然姿を消すのか』。 著者のお名前は禮の字に似ていますが「示」のかわりに「ネ」を書きます。変換がどうしても出てこないのでひらがなで失礼します。 猫史および猫雑学だが、生物学としてのネコではな […]