シャロン・A・フィースター『シャム猫ココの調査報告』

フィースター『シャム猫ココの調査報告』

 

『猫は・・・』シャム猫ココ・シリーズの事典。

最初の『猫は手がかりを読む』から『猫は流れ星を見る』までの21冊の長編、および、唯一の短編集『猫は14の謎を持つ』の登場人物や登場ニャン物、プロット、その他。まさにココ・シリーズの事典!

まずは目次をご覧ください。

序文(5頁)
1 ココとヤムヤムとその猫らしい行動(21)
2 猫のゲームと芸(49)
3 クィル――人柄とその経歴(57)
4-1 猫シリーズの人たち(92)
4-2 猫シリーズの動物たち(202)
5 猫のイエロー・ページ(219)
6 猫の地理書(278)
7 犯罪と手がかり(299)
8 クィルの人生における女性たち(383)
9 優雅なる住居(410)
10 食事のガイド(430)
11 猫の名台詞(465)
12 猫は14の謎をもつ(470)
13 『レディは・・・・・』(476)
14 猫はクイズをする(496)

フィースター『シャム猫ココの調査報告』

フィースター『シャム猫ココの調査報告』

本編に入る前に、「シャム猫ココの地図」ムース郡の地図やピカックス市街地図があります。
ムース郡は、人口11.279、どこからも400マイル北。郡庁所在地はピカックス市、人口3,000.

ココ・シリーズは長いし、登場人物もニャン物も多いので、わからなくなってしまう人も多いでしょう。そんなとき、この1冊があれば、たちまち判明します。いつ・どこで・誰が・何を、と、全部書いてあります。

人物だけでなく、建物や地理、団体名や活動名などについても網羅されています。まさにココ事典。

目次にある「13『レディは・・・・・』」のレディとは、著者のリリアン・J・ブラウンのことです。彼女の生涯や執筆活動について書かれています。

そして、一番最後の「猫はクイズをする」。これは、ココ・シリーズに出てくる内容について、20問もクイズと答えのページです。これを全部答えられたら、あなたはココ博士!?

残念なのは、本著が執筆された以降に以降に発表された8冊(『猫はコインを貯める』~『猫は髭を自慢する』)については、当然ですが、触れられていないこと。できれば全作品を網羅した改訂版を出していただきたい気持ちです。

『猫は・・・』シャム猫ココシリーズ まとめはこちら

フィースター『シャム猫ココの調査報告』

フィースター『シャム猫ココの調査報告』

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『シャム猫ココの調査報告』
『猫は・・・』シャム猫ココシリーズ

  • 著:シャロン・A・フィースター Sharon A.Feaster
  • 訳:羽田詩津子(はた しづこ)
  • 出版社:早川書房 ハヤカワ文庫
  • 発行:2002年
  • NDC:933(英文学)アメリカ長編小説
  • ISBN:9784150772994
  • 499ページ
  • 原書:”The Cat Who…Companion” c1998
  • 登場ニャン物:ココ(カウ・コウ=クン)、ヤムヤム、ほか「猫は・・・」シリーズ『猫は流れ星を見る』までに登場する猫達
  • 登場動物:

 

 

著者について

シャロン・A・フィースター Sharon A.Feaster

オーガスタ州立大学で英語、フランス語、ラテン語、朗読の講座を受け持ち、第七区教育委員会の管理職などを経て、オーガスタ州立大学教育学部教授に就く。その傍ら、1998年に長年愛読してきたリリアン・J・ブランのシャム猫ココ・シリーズのガイドブックである本書を上梓。ブラウンお墨付きの、その精密で興趣に富んだ内容は、シャム猫ココ・ファンのみならず、書評子の好評をも博した。
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フィースター『シャム猫ココの調査報告』

5.7

猫度

6.0/10

面白さ

3.0/10

情報度

6.5/10

ココ・ファンお勧め度

9.0/10

猫好きさんへお勧め度

4.0/10

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