まとめ:リリアン・J・ブラウン『猫は・・・』シリーズ

ブラウン『猫は・・・』シリーズ

シャムネコのココ♂、ヤムヤム♀と、飼い主ジム・クィラランのミステリーシリーズ。

クィラランは、身長6フィート2インチ(188cm)、体重230ポンド(104kg)の巨漢、初登場時は45歳、独身。
豊かな口ひげをたくわえていて、なにか予感したり疑惑を感じると、その口ひげがピリピリする。
敏腕新聞記者として鳴らした経歴あり。
離婚とアルコール中毒に苦しんだ後に復活、その後は禁酒を守り続けている。

和訳は羽田詩津子氏。ハヤカワ文庫でシリーズ出版。

リリアン・J・ブラウン Lilian Jackson Braun Bettinger

1913年6月20日 – 2011年6月4日。アメリカの推理作家。
10代の頃から約30年、新聞社に勤務。
1962年、飼い猫のシャム猫がマンションの10階から突き落とされて殺された怒りと悲しみを忘れるために、記者業の傍ら執筆した短編「マダム・フロイの罪」(原題:The Sin of Madame Phloi)が、『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』6月号に掲載され作家としてデビュー。
エラリー・クイーンに「もっと猫の話を書くよう」勧められたことから、ココ・シリーズが生まれたという。

 


長編

1. 猫は手がかりを読む

ブラウン『猫は手がかりを読む』

ブラウン『猫は手がかりを読む』

”The Cat Who Could Read Backwards”

クィララン、美術評論家のマウントクレメンスの家で、シャムネコのココに出合う。マウントクレメンスの死後、ココを引き取り、一緒に暮らすようになる。

 

2. 猫はソファをかじる

ブラウン『猫はソファをかじる』

ブラウン『猫はソファをかじる』

“The Cat Who Ate Danish Modern”

クィララン、猫精神科医のアドバイスに従い、ココのガールフレンドにヤムヤムを迎える。

 

3. 猫はスイッチを入れる

ブラウン『猫はスイッチを入れる』

ブラウン『猫はスイッチを入れる』

“The Cat Who Turned On and Off”

骨董品店がならぶ街に引っ越し骨董ディーラーたちを取材しはじめたクィラランが出合ったのは?

 

4. 猫は殺しをかぎつける

ブラウン『猫は殺しをかぎつける』

ブラウン『猫は殺しをかぎつける』

“The Cat Who Saw Red”

クィララン、グルメ欄担当になる。偶然、昔の恋人に出遭うが、直後、彼女が行方不明に。

 

5. 猫はブラームスを演奏する

ブラウン『猫はブラームスを演奏する』

ブラウン『猫はブラームスを演奏する』

“The Cat Who Played Brahms”

クィラララン、北の田舎町、ピカックス市にバカンスにでかける。大自然の中でゆっくり休むつもりだった。が、・・・

 

6. 猫は郵便配達をする

ブラウン『猫は郵便配達をする』

ブラウン『猫は郵便配達をする』

“The Cat Who Played Post Office”

クィララン、莫大な遺産を引き継ぎ、生活が一変する。ピカックス市に正式に移住したクィラランが、まっさきに出遭った事件とは?

 

7. 猫はシェイクスピアを知っている

ブラウン『猫はシェイクスピアを知っている』

ブラウン『猫はシェイクスピアを知っている』

“The Cat Who Knew Shakespeare”

家政婦のコブ夫人が結婚を視野に入れた恋愛?なぜかココは本棚からシェイクスピアを引っ張り出してつぎつぎと床に落とす。ココは何を言いたいのか。

 

8. 猫は糊をなめる

リリアン・J・ブラウン『猫は糊をなめる』

リリアン・J・ブラウン『猫は糊をなめる』

“The Cat Who Sniffed Glue”

クィラランはK屋敷跡を劇場に立て直す。町の劇団は練習に精を出していたが、メンバーの一人で、裕福な銀行家が銃殺されてしまう。

 

9. 猫は床下にもぐる

ブラウン『猫は床下にもぐる』

ブラウン『猫は床下にもぐる』

“The Cat Who Went Underground”

クィララン、夏を湖畔のキャビンでのんびり過ごそうと計画するが、とんでもない事件が連発して!

 

10. 猫は幽霊と話す

ブラウン『猫は幽霊と話す』

ブラウン『猫は幽霊と話す』

“The Cat Who Talked to Ghost”

グッドウィンター農場博物館の住み込み館長に就任してはりきっていたアイリス・コブが、幽霊に怯えて心臓発作!?

 

11. 猫はペントハウスに住む

ブラウン『猫はペントハウスに住む』

ブラウン『猫はペントハウスに住む』

“The Cat Who Lived High”

シカゴ時代の知人の頼みで、歴史あるアパートを買い取って保存すべきかを検討するために、クィラランは一時的に都会に戻り住む。しかし、そこに待っていたのは、思いもがけない騒動だった。

 

12. 猫は鳥を見つめる

ブラウン『猫は鳥を見つめる』

ブラウン『猫は鳥を見つめる』

“The Cat Who Knew a Cardinal”

クィラランと猫たちは、リンゴ貯蔵用納屋を改造して移り住んだ。猫達が思い切り走り回り、好きに外を眺められるようにデザインされたその納屋は、住み心地良い・・・はずだったのに。また殺人事件が。

 

13. 猫は山をも動かす

ブラウン『猫は山をも動かす』

ブラウン『猫は山をも動かす』

“The Cat Who Moved a Mountain”

莫大な遺産を、ついに正式に受け取ったクィララン。今後の身の振り方をじっくり考えたいと、山に家を借りてひと夏をすごそうと考えたのだが、静かどころでなかった。殺人事件、無実の男、開発派vs環境派の対立、その他その他。

 

14. 猫は留守番をする

ブラウン『猫は留守番をする』

ブラウン『猫は留守番をする』

“The Cat Who Wasn’t There”

老グッドウィンター医師が亡くなって、娘で女医のメリンダが帰ってきた!当然のように、またクィラランにせまりまくる。さあ、どうする、クィル?そしてスコットランド観光旅行では、ポリーの友人アマンダが突然死してしまう。

 

15. 猫はクロゼットに隠れる

ブラウン『猫はクロゼットに隠れる』

ブラウン『猫はクロゼットに隠れる』

“The Cat Who Went into the Closet”

クィラランは雪の季節だけ、クローゼットが50もある屋敷を借りて移った。その屋敷の旧所有者の老婦人は自殺したという。ココがクローゼットの中から見付けだしてきたガラクタ(重要ヒント?)の数々とは?

 

16. 猫は島へ渡る

ブラウン『猫は島へ渡る』

ブラウン『猫は島へ渡る』

“The Cat Who Came to Breakfast”

友人夫妻が洋梨島(別名:朝食島)で民宿を始めたが、どうも様子がおかしいという。クィラランは猫たちと一緒に島で2週間を過ごすことにした。島は急速なリゾート化が進み、古くからの島民たちは反感を抱いていた。

 

17. 猫は汽笛を鳴らす

リリアン・J・ブラウン『猫は汽笛を鳴らす』

ブラウン『猫は汽笛を鳴らす』

“The Cat Who Blew the Whistle”

蒸気機関車を修復して現代に走らせようとした男は、夢の実現直後に行方不明となり・・・。一方、ポリー・ダンカン(クィラランのガールフレンド)は、新居を建設しようとしていた。

 

18. 猫はチーズをねだる

ブラウン『猫はチーズをねだる』

ブラウン『猫はチーズをねだる』

“The Cat Who Said Cheese”

不思議な外国人女性と、爆弾事件に、なにか関係があるのか?なぜシャム猫ココは、チーズに異常な興味を示し始めたのか?市を挙げてのイベント、〈食の大探求〉は成功するだろうか?

 

19. 猫は泥棒を追いかける

ブラウン『猫は泥棒を追いかける』

ブラウン『猫は泥棒を追いかける』

“The Cat Who Tailed a Thief”

最近引っ越してきた銀行頭取夫婦と、その妻のいとこで「有名な建物修復コンサルタント」の男が、平和な北の田舎町ピカックスに、波乱を巻き起こす!その一方で、小物ばかり盗むコソ泥が登場。警察が逮捕したのは、おそよ泥棒なんてしそうにない、善良きわまる青年?

 

20. 猫は鳥と歌う

ブラウン『猫は鳥と歌う』

ブラウン『猫は鳥と歌う』

“The Cat Who Sang for the Birds”

クィラランの住居のすぐ近く、ポリーが新居を立てる予定だった場所がアート・センターとなって新規オープンした。その直後、道路の向かい側の古い農家が全焼。住んでいたのは93歳の老女。これは失火か、それとも?

21. 猫は流れ星を見る

ブラウン『猫は流れ星を見る』

ブラウン『猫は流れ星を見る』

“The Cat Who Saw Stars”

バックパッカーの青年が行方不明に。UFOに誘拐されたにちがいない!ムースヴィルの住民たちはウワサする。さらに行方不明者が出て、そして、シャム猫ココは、かつてなく、空を見上げるようになった?

 

22. 猫はコインを貯める

ブラウン『猫はコインを貯める』

ブラウン『猫はコインを貯める』

“The Cat Who Robbed a Bank”

「ニュー・ピカックス・ホテル」が新装オープンし、名前も「マッキントッシュ・イン」と改められた。クィララン(のK基金)が再建資金をバックアップしたので、クィラランの母の旧姓マッキントッシュにちなんでつけられたのだ。華やかなオープニングにふさわしく、人気宝石商が宿泊したのに、いきなり殺人事件が。

 

23. 猫は火事場にかけつける

“The Cat Who Smelled a Rat”

 

24. 猫は川辺で首をかしげる

“The Cat Who Went Up the Creek”

 

25. 猫は銀幕にデビューする

“The Cat Who Brought Down the House”

 

26. 猫は七面鳥とおしゃべりする

“The Cat Who Talked Turkey”

 

27. 猫はバナナの皮をむく

“The Cat Who Went Bananas”

 

28. 猫は爆弾を落とす

“The Cat Who Dropped a Bombshell”

 

29. 猫はひげを自慢する

“The Cat Who Had 60 Whiskers”

 


短編集、著者によるその他の関連作品

1. 猫は14の謎をもつ

“The Cat Who Had 14 Tales”
短編集

 

2. 猫は日記をつける

“The Private Life of the Cat Who…”
クィラランの日記

 


著書以外による関連作品

羽田詩津子『猫はキッチンで奮闘する』

羽田詩津子『猫はキッチンで奮闘する』

羽田詩津子『猫はキッチンで奮闘する』

翻訳者の羽田詩津子氏が、本に出てくる料理の数々を、実際に作ってそのレシピを紹介。

羽田詩津子(はた しづこ)
お茶の水女子大学英文科卒。英米文学翻訳家。訳書に、『アクロイド殺し』クリスティー、『セントラル・パーク事件』ライス、『猫はひげを自慢する』ブラウンなど、他多数。また、《共同通信》や《BSブックレビュー》での書評活動や、《たまごクラブ》でのライター活動も行っている。

 

 


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