2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 夏目伸六『猫の墓』 副題:『父・漱石の思い出』。 夏目漱石の次男が書いたエッセイ集。 最初の章は、当然ながら、『吾輩は猫である』に関連のある猫達の話からはじまる。 漱石といえばいつの時代も、まず『猫』からが定石。 さて、有名な […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 半藤末利子『夏目家の福猫』 『夏目家の糠みそ』『漱石夫人は占い好き』から抜粋・収録。 この本のなりたちについては、『あとがき』で説明されている。 私は過去に『夏目家の糠みそ』『漱石夫人は占い好き』という二冊の単行本を出している。 (中 […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon ◇一般の本 半藤末利子『夏目家の糠みそ』 孫からみた夏目家。 夏目漱石の孫娘、半藤末利子さんのエッセイ集。 漱石と末利子さんは直接の面識はない。 漱石に関する知識といえばほとんどが母筆子から聞いた話ばかり。 筆子は漱石の長女である。 そして末利子の […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon ◇一般の本 夏目鏡子『漱石の思い出』 妻から見た夏目漱石。 夏目漱石の妻・鏡子夫人の言葉を、松岡譲(漱石門下生の一人で長女筆子の夫)が筆録したもの。 実に赤裸々な漱石が語られている。 あくまで妻の目を通して見たひとりの夫、家庭の中の漱石である。 それがあまり […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon ◇一般の本 坪内稔典編『漱石俳句集』 漱石の句に深く頷く・・・。 夏目漱石が作った俳句は、生涯に約2600句だそうだ。 正岡子規と親交があった時代に特に多く作られている。 この本は、漱石が残した句のうち、計848句を、年代順に編集した本。 巻末 […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon ◇一般の本 出久根達郎『漱石先生の手紙』 古本屋さんが、漱石の手紙を解説。 夏目漱石は生涯に二千五百通もの手紙を残したという。 その手紙を古本屋店主の出久根氏が、面白く解説したもの。 宛先は、正岡子規・寺田寅彦・芥川龍之介・森鴎外など今でも名が知ら […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon ◇一般の本 三好行雄編『漱石書簡集』 夏目漱石が残した手紙を、そのまま。 漱石の手紙が時系列に沿って編集されている。 個々の手紙についての解説はない、ただ手紙がならんでいるだけだ。 が、それだけに、変な雑音無く、素直に漱石の世界に入っていける。 […]
2018年5月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫マンガ 谷口ジロー絵『『坊ちゃん』の時代』全五部 関川夏央原作。 明治時代の文壇を描いた大作。関川夏央原作、谷口ジロー絵。マンガではあるが、下手な本よりずっと面白いし、内容も深い。これを読めば明治後半の文学史がすっかり頭にはいるのではないだろうか。 『坊ち […]
2018年2月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 安田満『玄耳と猫と漱石と』 一家離散した彼は、漱石に、飼い猫を託した・・・。 大正元年。 東京朝日新聞社会部長の玄耳(渋川柳次郎)は辞表を出した。 新聞社を辞めるとなると定収がなくなる。 借家は出なければならないし、事実上一家離散であ […]
2017年10月7日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫の小説(日本) 夏目漱石『吾輩は猫である』 日本で最も有名な猫。 これを猫本の筆頭にあげるとはなんと安直な、との誹りを受けるかもしれん。しかし、我が日本において猫の本といえば、やはり第一にあげられるべき名著であることには間違いないのだからやむをえない […]