『しばわんこの和のこころ』シリーズ

川浦良枝著。柴犬と三毛猫が「和」を語る！

私が持っているのは、

『しばわんこの和のこころ』
『しばわんこの和のこころ２－四季の喜び－』
『しばわんこの和のこころ３－日々の愉しみ－』

の三冊です。他にも『～四季の庭』とか『和のおけいこ』とか複数出版されていますが、残念ながら、もっていません。

題名通り、主役は柴犬。
が、その横にいつも　”みけにゃんこ”　がいます。

『しばわんこの和のこころ』レシピまで載ってたり♪

しばわんこは犬らしくまじめに日本の伝統について語りますが、みけにゃんこは猫らしくその横でいつも遊んでいます。
てぬぐいを姉さんかぶりにかぶり割烹着を着て働くしばわんこの隣で、みけにゃんこは寝たりじゃれたり、ま、たまには手伝ったり。

なつかしい風景、楽しそううな絵、すべて愛らしいですね。

とても可愛い絵なのです。
ほんわかと柔らかく暖かく、しかも、とても和風です。

『しばわんこの和のこころ』では、和のおもてなしの仕方、和風のお正月、七夕などについて描いてあります。

『しばわんこの和のこころ』裏表紙の絵

『しばわんこの和のこころ２－四季の喜び－』では、着物、歌舞伎、和菓子、御神輿などが話題になります。

『しばわんこの和のこころ２－四季の喜び－』

『しばわんこの和のこころ２－四季の喜び－』裏表紙

『しばわんこの和のこころ３－日々の愉しみ』では、昔の子供の遊び、こいのぼりや菊人形、十二支などが描かれています。

『しばわんこの和のこころ３－日々の愉しみ』

『しばわんこの和のこころ３－日々の愉しみ』裏表紙

どの本でも、古き良き時代のしきたりや風俗などが描いてあるのですが、今の若い人達にはかえって新鮮で珍しいでしょう。
私にとっても結構新鮮だったりします（汗）。

（２００４．０４．２６）