2021年のアクセストップ10
2021年1年間のアクセス解析により、ページビューの多かった作品トップ10です。
No.1 上野そら『わたしのげぼく』
相変わらず大人気の一冊。「ねこほん」のサイトリニューアル以降、ずっと1~2位を保っています。すごいですね!
でもそれも納得の傑作です。絵本ですが、大人から子供まで、老若男女、すべての人にお勧めの作品。必ずハンカチ(涙もろい人はタオル)をご用意の上、お読みください。
No.2 清少納言『枕草子』
2位に古典がはいったのは、私としては嬉しいことです。しかも、大好きな『枕草子』!
平安時代の文学といえば、『蜻蛉日記』をはじめ、なんでそんなに悲観的なのって不思議なくらいに悲観的なものが多いのですが、そんな中、からりと明るい清少納言の卓越した観察眼は、読んでいてとても心地よいものがあります。
No.3 内田百閒『贋作吾輩は猫である』
この作品も毎回上位に上がってきますね。内田百閒という作家の人気だけでなく、夏目漱石『吾輩は猫である』が、現代でもどれほど人気であるかを示す証拠だと思います。
No.4 まとめ:リリアン・J・ブラウン『猫は・・・』シリーズ
猫探偵の元祖のようなシリーズです。暴力的なシーンがほとんど出てこないのも、私としては好感。
No.5 E.T.A.ホフマン『牡猫ムルの人生観』
このドイツの古典的小説が、5位にはいってきました。ホフマンというネームバリューのほか、やはり夏目漱石『吾輩は猫である』人気が大きくモノを言っての順位だと思います。
No.6 小林まこと『What’s Michael?』
私の中では今でも、マイケルこそが猫マンガのヒーローナンバーワン!
No.7 内田百閒『ノラや』
百閒先生、2作目のランクイン。だってこれ、とんでもない名作ですもの。これも、ハンカチ(涙もろい人はタオル)必須の作品です。
No.8 『もっともくわしいネコの病気百科』
猫を飼う人であれば、このタイプの本は必携だと思います。中でも『もっともくわしい・・・』は生々しい症例写真等がないので、心が敏感な人でもあまり不安なく手に取れる一冊となっています。
No.9 まとめ:赤川次郎『三毛猫ホームズ』シリーズ
そりゃーそーでしょ、ホームズがランクインしなかったらおかしいでしょ、ってくらいの、大人気・超ベストセラーのシリーズ。
No.10 『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』
かわいらしく描くばかりが猫マンガじゃない?ホラー仕立て、なのに可笑しい猫マンガです。