2022年のアクセストップ10
2022年1年間のアクセス解析により、ページビューの多かった作品トップ10です。
No.1 『しっぽの声』第13巻 作画:ちくやまきよし、原作:夏緑、協力:杉本彩
動物愛護の問題について、鋭く突っ込んだ名作コミックが堂々の1位となりました。何より「ビッグコミック オリジナル」という一般誌で連載されたというのがすばらしい出来事でした。この作品をきっかけに、動物達の置かれた状況、ペット業界の裏側について、もっと真剣に考える人が増えたのではないでしょうか。動物病院の待合室とかにも是非置いてほしい作品です。
No.2 今泉忠明『動物たちの可愛いウンチ』
さすが「うんこドリル」シリーズがベストセラーとなるお国柄?古い本なんですが、いきなりの2位登場。
No.3 夏川草介『本を守ろうとする猫の話』
「本離れ」が叫ばれて久しいですが、今年はなぜか「猫+本関係」の本が多くのアクセスを呼びました。その筆頭がこの作品。ファンタジー小説でありながら、正しい本の読み方についても考えさせられる作品です。
No.4 アリ・ブランドン『書店猫ハムレットの挨拶』
天才推理猫ハムレットと、書店店主ダーラのコンビが、難事件を解決していくシリーズです。
No.5 mimi『Dear,こげんた』『君はぼくの声になる』
子猫のこげんたちゃんが、むごたらしく「ネットで公開処刑」されてから、もう何年もたちました。動物愛護法もゆっくりとですが改良されてきています。こげんたちゃん事件をまとめた2冊がなぜか去年は急浮上しました。
No.6 ひずき優『書店男子と猫店主の平穏なる余暇』
猫のようだが実は猫ではない?ふしぎな猫と、書店男子の、ふしぎな物語。
No.7 赤川次郎『三毛猫ホームズ』シリーズ
三毛猫ホームズ、何年たっても人気です。
No.8 川西玲子『戦時下の日本犬』
ロシアのウクライナ侵攻などという、とんでもない事件のせいでしょうか。戦争と犬達を扱ったこの本が8位にはいってきました。戦争で苦しむのは人間だけではありません。犬達は、苦しむどころか、どんどん殺されたのです。・・・!
No.9 清少納言『枕草子』
不変の人気?『枕草子』常にベストテン入りです。清少納言のするどい観察眼が光る随筆。
No.10 たらさわみち『僕とシッポと神楽坂』全12巻
テレビドラマにもなったコミック、ドラマの検索からはいられた方も多いのではないでしょうか。私は通常、本と映画・ドラマでは本の方が好きなのですが、あのドラマはとてもよくできていて、どちらも好きです。