2025年のアクセストップ10

No.1 山岸凉子『舞姫テレプシコーラ』第一部、第二部
2024年に続き、2025年のアクセストップも『舞姫テレプシコーラ』でした。山岸涼子先生の人気は不動です。
内容は、バレエに賭ける少女たちの話。文字通り命がけな情熱で、過酷な運命に挑んでいます。設定も非常に現実的です。お金の問題、体質の問題、いじめやSNS、毒親、挫折、バレエ界の黒い部分まで。
「バレエ」の物語というより、芸術に携わる人間全部の物語、と私は思っています。
No.2 清少納言『枕草子』
清少納言も強いですね。毎年トップテンにはいってきます。1000年も前の感性が、現代人を今も魅了続けているというすばらしさ。猫がでてくる部分は全部抜き出してあります。
No.3 根岸鎮衛『耳嚢(みみぶくろ)』(1/2)
去年までは、BS-TBSで放送されたホラードラマ「怪談新耳袋 暗黒」(2023年7月~)の影響ででアクセスが増えただけと思っていましたが、2025年になっても人気が続いたのは正直意外でした。古典として特別有名な作品ではないだけに、不思議なくらいです。
No.4 まとめ:『通い猫アルフィー』シリーズ
世界的に大人気なアルフィー。1冊でも読めばその人気の秘密がわかります。読み終えたあとは、誰でも気持ちが優しくなっているでしょう。
No.5 御伽草子『猫の草子』
昔は、猫は日本では貴重なペットとして、多くがつなぎ飼いされていました。鼠害をふせぐため、猫たちは放し飼いにせよというおふれが出た時のお話です。
No.6 ドクター・スース『キャット・イン・ザ・ハット』
子供時代を英語圏で過ごした人間なら知らない人はいないといってよい絵本でしょう。変な帽子をかぶったへんてこりんな猫が、お留守番の子供たちと変なことをしてまわるお話です。
No.7 椋鳩十『モモちゃんとあかね』
絵本が2冊続きました。親御さんたちが検索しているのでしょうか?動物文学で有名な椋鳩十の中でも、とくに有名な作品です。大人が読んでも心がシンとしてしまいます。
No.8 映画『子猫物語』
このサイトで映画がアクセストップテンにはいるのは珍しいです。ムツゴロウさんとして知られた畑正憲氏が監督・脚本の映画です。「チャトラン」という名前の猫が爆発的に増えたきっかけとなった作品でした。
No.9 菅原孝標女『更級日記』
また古典がランクインしました。本好きな菅原孝標女の少女時代からの日記。不思議な猫がでてきます。
No.10 まとめ:リリアン・J・ブラウン『猫は・・・』シリーズ
猫が探偵をする、という構図は今や世界的なテンプレートといってよいほどよく見られる設定。でも多分、その先駆者はこの「ココ」ちゃんです。
おまけ
12位に、うめざわしゅん『ダーウィン事変』07巻が入りました。
この『ダーウィン事変』は現在連載中のマンガでして、私も新刊が出るたびに1巻ずつ紹介しています。その全部の巻へのアクセスを合計すると、なんと2位にランクインするアクセス数になるのですよ。
2026年1月にはテレビでアニメ化されて放送もされます。世界各国で翻訳させて話題になっているマンガなのです。



