『ドラ・ミケ・たま ねこの絵を描いてみよう』

視覚デザイン研究所・編。
多数の猫の写真。
子猫が多いけど、大人猫もいる。少し汚れた子が多いのは、ノラ猫も多く含まれているのだろうか。
公園のベンチや草の上で、ゴロゴロ日向ぼっこしている子も多い。
単なるかわいさ目的の猫写真ではなく、猫のポーズ研究が目的で集めらた写真は、自然で愛らしく、下手な写真集よりよっぽど魅力。
その魅力的な猫を、猫画家がスケッチにおろして描いていたりしているのだから、猫が好きで自分でも絵を描くような人にはたまらない本だ。
(私は絵はやらないけど。)
ここで紹介されている猫画家は、高橋行雄、斎藤善貴、雨田光弘、森田あずみ、五十嵐加代子。
どの画家の絵もそりゃあステキで、見ているだけで、猫の暖かさ、柔らかさ、毛並みの感触まで伝わってくる。
画法も解説されている・・・けれど。
描き方を説明されたって、描けるわけじゃないですね(大汗)。
才能(と努力)がなきゃ。
絵を描かない人でも、持っていて楽しい本です。
見ているだけで、ほんわりしてきます。

『ドラ・ミケ・たま ねこの絵を描いてみよう』

『ドラ・ミケ・たま ねこの絵を描いてみよう』
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『ドラ・ミケ・たま』
ねこの絵を描いてみよう
- 編:視覚デザイン研究所
- 出版社:視覚デザイン研究所
- 発行:1993年
- NDC:645.6(家畜各論・犬、猫)
- ISBN:4881081047 9784881081044
- 116ページ
- カラー
- 登場ニャン物:多数
- 登場動物:-
目次(抜粋)
- 描くためには可愛いと思うことが大切
子ネコが生まれた - まずはモデルの気持ちを理解すること
ネコと話す - モデルを捜すときからすでに制作は始まっている
ネコと出会う - 問題は、思い通りのポーズをしてくれないことだ
ネコのポーズ集 - 前から横から、いろいろ角度を変えてみる
モデルの研究 - いよいよ本番、ネコを描くときが来た
ネコを描く
ネコのイメージを組立てる