ネコマニア・ラボ編著『これでネコと話ができる 73の大切なこと』
猫の気持ちをイラストでわかりやすく解説。
たとえば、レッスン1の「ネコ語を訳そう」を見てみると。
見開きの右側に猫の絵。
「ニャ nya」と、カタカナ表記、+ ローマ字表記、さらにローマ字にはアクセント記号も。
挿絵は、そのような声を発するときの猫がよくとるポーズを(すわっていたり、匍匐前進ポーズだったり)。
その下に「こんなとき」として、その声を発するときの状況説明。
「状況:ネコに向かってなんかしら声をかけたあと 声の特徴:短くつぶやくように、一声だけ。連呼することはない」等々。
左ページには、文章での説明と、左端に「なあに?」「了解!」など「ホンヤク」。
さらに「キモチメーター:喜び、不満、恐怖、悲しみ、要求、期待」の円グラフ。
とまあ、こんな感じに、とてもわかりやすく説明してあります。
本の中身写真は「著作権違法」となりかねないモノだれど、本の魅力を的確に伝えるには、やっぱ「百聞は一見にしかず」でしょ・・・
また、レッスン1~3の後にある各【コラム】が、なかなか為になる内容となっています。
読者ターゲットは猫初心者の方だとは思いますが、ある程度長く一緒にくらしている方でも楽しく参考にできる本だと思います。
(2014.1.28.)
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『これでネコと話ができる 73の大切なこと』
- 編著:ネコマニア・ラボ
- 出版社:(株)アース・スターエンターテイメント
- 発行:2011年2月
- NDC: 645.6(畜産業・家畜各論・犬、猫)
- ISBN:9784803002379
- 191ページ
- 登場ニャン物: 多数
- 登場動物: -
目次(抜粋)
- はじめに
- Lesson 1 「ニャン」と「ニャオ」の違いはな~に? にゃんコトバをズバリ翻訳。
- (1)呼びかけに対する「ニャ」はネコ流のお返事
- (2)ネコ自らかたりかける「ニャア」はごきげんうかがい
- (3)低くつぶやく「ニャー」はなにか不満があるのかも
- ほか
- 【コラム(1)】プロが教える!にゃんこがいなくなったときの探し方
- Lesson 2 あんよやしっぽからココロがチラリ! 大解剖!ネコのボディランゲージ
- (31)しっぽをフリフリさせているのは喜んでいる証拠?
- (32)呼びかけてもしっぽだけパタパタ。シカトしているの?
- (33)耳をピンッと立てたままフリーズしちゃったけど?
- ほか
- 【コラム(2)】にゃんとも快適!ネコが喜ぶ住まいづくり
- Lesson 3 ネコの顔に偽りなし!? 表情で本音を読む方法
- (45)ニタ~と突然の笑い顔、どうしちゃったの?
- (46)初対面の人に大あくび。ちょっと失礼じゃない?
- (47)口元をペロッとなめたらおなかが減ったってこと?
- ほか
- 【コラム(3)】このコはどんなコ?毛色でわかるにゃんこの性格
- Lesson 4 ナゾだらけのしぐさにも意味がある! きまぐれ行動のヒミツ教えます
- (58)ペロペロなめてくるのは親愛の証でしょ?
- (59)忙しいときに限って、足にじゃれついてくるのはなぜ?
- (60)わざわざ狭い箱に入るなんて息苦しくないの?
- ほか
- 参考文献