モーリーあざみ野『いつでもどこでもネコ町物語・・・ナーゴ』

島の形も猫な、猫島の物語。

何ともいえず絵が可愛い。
１０２匹の猫たちが、ずらり勢揃いです。
ふくふくと柔らかい毛並みに顔を埋めて、スリスリスリーッとしたくなってしまいます。
お好みの猫ちゃんを捜すのも楽しいでしょう。

イタリア・ミラノの南145kmに位置するジェノバに隣接した小さな国・NEAEGO（ナーゴ）。
人口は約2万人。
豊かな自然と、美しい海に囲まれた、猫だらけの観光都市。
そこが、この本の舞台、という設定です。
はい、残念ながら、架空の都市です。
あまりに詳細にリアルに描いてあるので、実在の都市と勘違いする人が多発しそうです（笑）。

あまりにメルヘンすぎる、あまりに甘美な別世界。
まさに猫好きな人の為の絵本。

絵本なだけに、内容の鮮明な画像は載せられませんが（著作権法に抵触してしまいますので）、絵本なだけに、絵の雰囲気が伝わらなければ、この本を紹介したことにはなりません。
いくら言葉で説明したって、絵の良さなんて伝わりませんからね。

というわけで、うすぼんやりとした画像ばかりを載せますが、お許し下さい。

まずはナーゴ市の説明。すごく具体的で、まるで実在の島。

103頭の猫達全員を紹介する本です

１ニャンずつ、見開きで紹介。

個人的には、裏表紙のレイニーちゃんの後ろ姿がかわいくてかわいくて。

この後ろ姿がたまらん♪

（２００２．４．１０）