須崎恭彦『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』

須崎恭彦『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』

 

大切だからこそ、愛猫のご飯を手作りしたい。

今まで書評が書けなかったのは、この本の中に書いてあることで、実験してみたかったことがあったから。
猫のことではありません。人間の体について。
それが何かといえば、1週間の半断食。
本の中で書かれている「排毒」というものを経験したかったのです(減量目的も兼ねて!)。

猫の栄養学とか、獣医学については、いくら書いてあっても正直私には実証できない部分が多いのが現状ですよね。
まさかうちの猫たちを変な実験には使えないし、それに、相手が猫では症状や経過を説明してもらえません。

しかし、人間のことなら実験できる。自らの体で。しかもその効果も結果も如実にわかる。自分自身の体験として。

やっと、実行しました。半断食。
1週間、1日1食ですごす。本ではさらに「小飲+運動たっぷり」となっていますが、私が実践したのは1日1食という部分だけ。水分は好きなだけ取っていたし、運動は別にしなかった(アテにしていた雪かき運動が、今年は暖冬で全然降らなかったのです・・・にゃはは)。
その程度の半断食では残念ながら体重の減少はほとんどなかったのですけれど、それでも、体がすっきりしたというか、お腹がさっぱりしたというか。確かに身は軽くなりました(体重はほとんど減らなかったけど←しつこい?)。
にゃるほど、この本に書いてあることはウソじゃないな、と実感(いえ、決して疑っていた訳じゃありませんが)。

というわけで、あらためて本著をおすすめします。
人間の半断食は必要ありません(あまり減量しなかったしね)。
猫さんの手づくり食をおすすめします。

須崎動物病院の特徴とこだわりは次の5つ。
●薬を使わない
●ワクチンも接種しない
●手術もしない
●体質改善で自然治癒力を高めて病気を治す
●往診・電話相談専門

だからといって、著者は薬や西洋医学を全面否定しているわけではありません。ただ著者自身の診療においては薬や手術を使わないということです。体質を改善し、自然治癒力を高めることで、病気を治していこうという姿勢です。

体質改善に一番大切なのは食事。
特に猫の場合は犬のように散歩させたりしませんから、食事がすべてといっても良い。
その食事を手づくりに変えることで、猫の免疫力が大幅にアップし自然治癒力が向上すると著者は主張します。

本の中で、手づくりする場合の栄養上の要点や注意点、色々なレシピ、Q&Aなど、細かく説明しています。
必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラル、カロリー、やせたら、太ったら、その他その他。

が、神経質に考える必要はありません。
人間だって毎日細かく栄養計算して食べているわけではない、猫とて同じこと。簡単でいい。レッツ・アバウト!良い食材さえつかっていれば、微調整は体の方がしてくれる。大切なのは、水と、酸素(運動)と、それから飼い主さんの愛情。

この本を読んで、まずうちの猫たちにもっと水を飲ませる工夫をしなきゃと、我が家はそこからスタート。

この本は手づくり派にとってはバイブルのような本じゃないでしょうか。

(2007.2.13)

*著者のHPはこちらです。
須崎動物病院

須崎恭彦『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』

須崎恭彦『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』

須崎恭彦『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』

須崎恭彦『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』

  • 著:須崎恭彦(すさき やすひこ)
  • 出版社:ブロンズ新社
  • 発行:2004年
  • NDC:645.6(家畜各論・犬、猫)
  • ISBN:4893093126 9784893093127
  • 237ページ
  • 登場ニャン物:
  • 登場動物:

 


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須崎恭彦『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』

8

猫度

9.0/10

面白さ

6.5/10

情報度

8.5/10

猫好きさんへお勧め度

8.0/10

須崎恭彦『ナチュラル派のための ネコに手づくりごはん』” に対して1件のコメントがあります。

  1. nekohon より:

    【推薦:福桃様】

    「手作りごはん」ベストセラーに載ってましたが、買って試してみました。

    「むずかしく考えることはありません」ったって難しいわさ。「フィッシュオイル」で引っかかってしまいました。魚の油ってどこで手に入るのかな?

    皮膚病が治った! 結石症がよくなった! けんかばかりしていた2匹が仲良しに! 栄養バランスより大切なのは水! {猫達に不足しているのは「水」なんだ!}

    こんなキャッチフレーズに、よろよろとなって買ったんだけどな。

    手に入らない物は、抜かして、私なりに作ってみました。
    鶏の胸肉をひき肉にして、水煮にし、かつおぶしとごま油と白菜の微塵切を入れて出来上がり。それをドライフードの上に掛けて出してみました。(普段は猫缶を少々掛けてます)
    菜菜は、食べる前は多弁で、「フニャラフーニャラフガフガ」と言いながら自分の席に行って食べるのですが、今回は、臭いをかいで、とどまることなく「フニャラフーニャラ」(早く私のご飯頂戴よ!)戻ってきました。
    「猫またぎ」ってやつですよね。
    後2匹も同じようなものでした。ミントだけが、食べてくれます。
    この本、うちの3にゃんにとっては、迷惑本のようです。

    菜菜は肝臓の数値がよくありません。だからこそ、との親心!
    福麻呂は、かりかりしか食べません。「水」が足りないんじゃないかい?
    ミントは、アレルギー持ち、カリカリしか食べさせていないので、やっぱり心配。
    桃太郎は、豪快に水を飲んで、大量のちっこをしてくれるので、心配はないのですが。

    これから中年に差し掛かる猫達に、まんま(自分の事をそう呼んでおります)の愛情ごはんどんと作ってあげるからね。
    愛は、猫またぎにも勝つ!!!のだ。
    私は、めげません!! 
    断じて めげません!!
    がんばるぞーーー。

    (2005.2.26)

    *サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。

  2. nekohon より:

    【推薦:たけだ様】

    図書館で、猫のための手作りごはんという、獣医師さんの書いた新刊を見つけました。
    最近、友達と、猫のご飯の話をしていたので、いろいろ参考にと、読みました。
    ここの図書館、今月で移転閉館なんです。さみしいけど今日もくることできてよかった。
    (2004.3.16)

    *サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。

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