2018年9月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 猫を知る(日本) 落合延孝『猫絵の殿様』 副題:『領主のフォークロア』。 1700年代後半から1800年代にかけて、大量の猫絵を描き続けた殿様がいた。それも一人ではない、四代にわたって描き続けたのである。 その絵の数がまた半端ではない。 現存する記 […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月7日 nekohon 家畜、ペット 東ゆみこ『猫はなぜ絞首台に登ったか』 かつて、ヨーロッパでは、動物が人同様に裁判にかけられていた。 残虐なタイトルの本だが、内容はおどろおどろしいオカルトではない。現代神話学の本である。 この本では、十八世紀中葉のヨーロッパの事例を中心として、 […]
2018年1月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon その他(猫番外編) 関口すみ子『大江戸の姫さま』 副題:『ペットからお輿入れまで』。 江戸時代といえば男尊女卑、女三界に家無しのイメージがあるが、中には夫より身分が高く、夫より威張って暮らした妻達もいた。政略結婚=政治の道具、ではあるのだけれど、それだけに […]
2018年1月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(日本) 須磨章『猫は犬より働いた』 よくぞ言ってくれました!超おすすめ♪ 猫派にとっては、読んでいてすごく気持ちの良い本である。 こういう本を待っていました!という人は多いのではないだろうか。 タイトル「猫は犬より働いた」、これはおそらく世間 […]
2018年1月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(日本) 小島瓔ゆき『猫の王』 副題:『猫はなぜ突然姿を消すのか』。 著者のお名前は禮の字に似ていますが「示」のかわりに「ネ」を書きます。変換がどうしても出てこないのでひらがなで失礼します。 猫史および猫雑学だが、生物学としてのネコではな […]
2017年12月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫を知る(海外) ゲティングズ『猫の不思議な物語』 西洋では猫は神秘的な、ときには魔性の動物だった。 日本にも化け猫や猫又の伝説があるが、西洋の悪魔や魔女伝説の恐ろしさとは比べものにならないように思われる。 西洋では、猫は魔女の伴侶として長い間虐待された。そ […]
2017年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫エッセイ(日本) 原口緑郎『吾輩のご主人 天才は猫につくられる』 猫が人間の才能開花をたすけたのにゃ! 日本および世界の偉人達と、彼らが愛した猫たちとの関係。 まずは南方熊楠(1867-1941)。破天荒で、めちゃくちゃで、おそるべき大天才。彼の逸話を読む度に、こんな男が日本にもいたん […]
2017年11月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 動物関連の法律 根崎光男『生類憐みの世界』 生類憐みの令の実態や時代背景が良く理解できる! 平成18(2006)年6月15日、遺失物法が改正され、平成19年12月10日から施行されました。 その大きな変更点のひとつに、所有者がわからない犬猫は、警察で […]
2017年11月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫を知る(海外) J.クラットン=ブロック『猫の博物館 ネコと人の一万年』 美しい、まさに博物館のような本。 豊富な挿絵史料が特徴的な本。 中でも(↓cast様書評でご指摘の通り)日本画が多いのが目につく。 大英帝国にとって、黄金の国ジパングといえば、今日ならさしずめ月世界くらいに […]
2017年11月2日 / 最終更新日時 : 2022年9月30日 nekohon 猫を知る(海外) ストール『歴史を変えた100匹の猫』 世界史に残る猫たち♪。 猫が歴史に名を残すことは、残念ながら、少ない。 猫だけでなく、他の動物種であっても、歴史に名が残っているものは少なく、例えばアレクサンドロス大王の愛馬ブケファラスのように、せいぜい名 […]