アンダーソン『猫はなんでも知っている』

アンダーソン『猫はなんでも知っている』

 

猫から教訓を学ぶ。子供の読み聞かせに手ごろな一冊。

この本について、「はじめに」にこう説明されています。

猫たちの謎めいた行動、かわいらしいしぐさ、いたずらのかずかずが、この本のなかで、人生を楽しく、賢く生きるためのヒントに生まれ変わります。
それぞれの小野が足りはぜんぶ、本当にあったキャット・ストーリー。
(中略)
お話のうしろには、楽しいおまけつき。まずは猫から人間に贈るとっておきの小判の宝物。それに、猫がお祈りをするとしたら、どんな言葉でする?加えて、思わずナルホドの名言に、獣医さんお墨付きの、猫の健康管理にかんする実用的な豆知識。
(後略)

全部で35篇。
それぞれ、4ページ弱ほどの簡単なお話と、数行ずつの「猫の小判」「猫のマメ知識」「しっぽの名言」等が付してあります。

アンダーソン『猫はなんでも知っている』

アンダーソン『猫はなんでも知っている』

内容的には子供向けなのですが、挿絵は少なく、文字が主体です。
子供に与えて読ませる、というより、親や教師が1-2話ずつ、子供に読み聞かせるのにふさわしい本かと思います。

「訳者あとがき」によれば、

日本語訳を作るにあたっては、著者の了解を得た上で、筑摩書房編集部の藤本由香里さんと力を合わせて、四十七篇のなかから三十五篇のお話を選びました。
また、原書には、それぞれのお話に関連した聖書からの引用、コラムや格言、健康豆知識、お祈りの言葉など合計五つのおまけがすいているのですが、それらも著者の了解を得て取捨選択し、テーマにそった入れかえ作業などもして、それぞれに二つずつに絞って、添付することにしました。
原書に出てくるGODという言葉はあえて「神」と訳さないで、私自身が作った言葉に置き換えてあります。

とのこと。

まあたしかに、47話もあったらちょっとダレるかな?
それぞれの猫話は、話自体を楽しむほどの内容は無く、教訓部分は、それだけを読むには少々うざったいといいますか(汗)
つまり、大人が机に本を広げて椅子に座って、最初から最後まで通して読もうとしたら、多分、途中で飽きるでしょう。
私は1/3ほどで飽きました(汗)
だって、ちょっとこじつけが過ぎるといいますか、そもそもの猫話があまり面白くないんですもん。
まあ、日を変えて少しずつ、いちおー最後まで読みましたけれどね。

ですので、大人が猫好きな子供に、その時その時にふさわしい話を選んで読み聞かせるのにちょうど良いかと。
もっと挿絵ばあれば、もっと良かったのに、残念。

アンダーソン『猫はなんでも知っている』

アンダーソン『猫はなんでも知っている』

アンダーソン『猫はなんでも知っている』

アンダーソン『猫はなんでも知っている』

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『猫はなんでも知っている』

  • 著:ニキ・アンダーソン Niki Anderson
  • 訳:小手鞠るい
  • 絵:山岡康子
  • 出版社:筑摩書房
  • 発行:1999年
  • NDC:933(英文学)児童文学 アメリカ
  • ISBN:448083706X 9784480837066
  • 180ページ
  • モノクロ
  • 原書:”What my Cat has taught Me about Life : Meditation for Cat Lovers” c1997
  • 登場ニャン物:チップ、ペッパー、サム、テナシチー、ホープ、ゲリー、他多数
  • 登場動物:-

 


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アンダーソン『猫はなんでも知っている』

6.3

猫度

9.0/10

面白さ

4.5/10

猫好きさんへお勧め度

5.5/10

アンダーソン『猫はなんでも知っている』” に対して1件のコメントがあります。

  1. nekohon より:

    【推薦:にゃぐ様】

    猫にまつわる物語や実際に在った事実に、小洒落た教訓付き。イヤミが無いところが素晴らしいです。←これも皆にゃんこのお陰?

    アニマルシェルターに『優しい性格の雄猫』を貰いに来た夫婦紹介されたのはベビーシッターの『ゲリ-』。子猫を抱えて幸せそうな雄猫でした。勿論その夫婦の家に迎えられ・・・ベビーシッターに。

    フウッと暖かい気持ちになれるエピソード満載。
    やっぱり猫って・・・

    (2002.10.4)

    *サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。

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