江戸屋猫八『吾輩は猫ではない』

江戸屋猫八『吾輩は猫ではない』

 

話芸の達人が送るエッセイ集。

2代目江戸屋猫八氏の半生記。
猫は全く出てきません。

噺家らしい軽妙な語り口で、少し前の日本の生活が生き生きと描かれています。
物質的には貧しいが精神生活はおそらく今よりずっと豊かだった時代。
私は知らない世代のはずなのに、なぜか懐かしい気がします。

(2003.12.28)

江戸屋猫八『吾輩は猫ではない』

江戸屋猫八『吾輩は猫ではない』

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『吾輩は猫ではない』

  • 著:江戸屋猫八 (えどや ねこはち)
  • 出版社:筑摩書房 ちくま文庫
  • 発行:1999年
  • NDC:914.6(日本文学)随筆、エッセイ
  • ISBN:448003496X 9784480034960
  • 264ページ
  • 登場ニャン物:-
  • 登場動物:-

 

目次(抜粋)

江戸八丁あらしのおやじ
おふくろのおまじない
おかしなおかしなわたしの家族
ウソとまこと
よく遊び、よく遊べ
夜逃げ
水飲み地蔵とオモライさん
人喰い熊
樺太のミハイルさん
ワイセツ物チン列罪
ほか

解説 緒形拳

 

著者について

江戸屋猫八 (えどや ねこはち)

初代江戸屋猫八のp六男として東京に生まれる。1941年、古川ロッパー座の座員となる。1945年、広島で被爆。1950ねん、江戸屋猫八を襲名する。1955年、NHKの「お笑い三人組」で人気を博する。昭和54年度、56年度に話芸で芸術祭優秀賞受賞。1988年、勲四等旭日小綬章綬章。

(著者プロフィールは本著からの抜粋です。)


ショッピングカート

 

江戸屋猫八『吾輩は猫ではない』

2.7

猫度

0.1/10

面白さ

6.5/10

猫好きさんへお勧め度

1.5/10

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA