村松友視、他『ネコ族の夜咄』

猫好きで知られた作家たちの対談集。
『アブサン物語』という猫ベストセラーを出した村松友視氏。
猫が出てくる小説やエッセイ集をいくつも書いている小池真理子氏。
『ねこはい』など猫のイラストで有名なイラストレーターの南伸坊氏。
自他共に認める猫好きが、他愛もない猫談義に花を咲かせる対談集です。
村松氏の猫といえば、勿論、アブサン。
小池氏はゴブに出会って猫好きに豹変した。
南氏はミー、ムー、ボウなど、多くの猫と自然体で付き合っているお方。
内容的には、その辺の猫サイトのBBSと大差ないような、親ばか話や猫歴などが多いのですが、作家ならではの話等も出てくる。気楽に読める1冊です。
(2003.3.15)

『ネコ族の夜咄』
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『ネコ族の夜咄』
- 著:村松友視(むらまつ ともみ)、小池真理子(こいけ まりこ)、南伸坊(みなみ しんぼう)
- 出版社:清流出版
- 発行:1999年
- NDC:914.6(日本文学)随筆、エッセイ
- ISBN:4916028562 9784916028563
- 214ページ
- 登場ニャン物:アブサン、ゴブ、ミー、ムー、ボウ
- 登場動物:-
目次(抜粋)
- 出合いはいつもフェードイン
- 真剣に遊べばスイング感覚
- 猫との暮らしは退屈知らず
- ともにいく道、老いの道
- 三千世界の猫たちに感謝 村松友視
- この小さないのちの輝き 小池真理子
- どうして? 南伸坊