ひと目でわかる！図解『猫　こんなとき　緊急マニュアル１００』ウチのコが大変～

高野瀬順子著、越久田活子監修。

『PART 1　意外に多い室内での事故と怪我』

つい先日、うちのトロが、後ろ足の爪を折ってしまった。
それも、左右の後ろ足を１本ずつ計２本も。
玄関先で音がしたから、どうやらそのとき怪我したらしいが、ただのコンクリート土間に靴が数足おいてあるだけの玄関、なにをどうすれば猫の両足の爪が一度に２本折れるのか、いくら考えてもさっぱり分からない。

しかしこのように、猫は思わぬところで思わぬ事故や怪我をするものである（トロは特別かもしれないが・・・汗）。
この章では、事故の可能性やその緊急対処法が書いてある。

『PART 2　シニアになってもあわてない　猫の成人病対策』

シニア猫とは何歳からか、ということから、様々な症状でわかる病気の見つけ方など。
感染症やワクチン、猫エイズ等についてもこの章。

『PART 3　自宅で飼い猫が出産となったら』

「保護してきた猫のお腹の中に、すでに赤ちゃんが入っていた！そんなときにあわてないですむよう前もって学習して」おくための章。
なお、この本にも書いてあるとおり「猫を子猫を混ぜて約１０匹以上をも飼育する場合は（飼育の場の面積などによりますが）動物愛護法では『動物扱い業』となり、各都道府県知事に届け出をしなければなりません』から、気楽に飼い猫に生ませるべきではない。
というより、今は生ませてはいけない時代であることを知ろう。

『PART 4　いざというときにあわてない　看護と介護』

猫の痴呆症状や、高齢猫に快適な住環境作り、日々のケア・心のケアなど。
「飼い主、べからず集」の中には「悪口を言わない」などというのもあって、なるほどと頷かされる。

『PART 5　別れのときがやってきたら　看取りと葬儀』

安楽死の考え方、お葬式や火葬・埋葬について、など。
付録章として『ペットロスと猫のための遺言の書き方』があり、手書きの遺言状の例文も載っている。

（２００７．２．１１）

ひと目でわかる！図解『猫　こんなとき　緊急マニュアル１００』

ひと目でわかる！図解『猫　こんなとき　緊急マニュアル１００』