吉田ルイ子『わたしはネコロジスト』

アフィリエイト・プログラムを利用しています。
吉田ルイ子『わたしはネコロジスト』

 

ほっこりフォトエッセイ。

文庫本サイズの白黒写真集。

寅之介ちゃんとの出会いは“運命的”だったという。

写真家の家に来た小さな小さな寅之介ちゃんがりりしく成長していく姿に惹かれる。

めっちゃくちゃきゃわいい~~~

写真が主役の本だが、合間合間に、著者の文章もある。
少し引用させていただいて、この短い書評を締めくくらせていただく。

子ども、男、女、お年寄り、身体の自由な人、貧しい人、肌の色、民族のちがいを超えたすべての人間、イヌ、ネコに限らず、すべての動植物、小さい生命(いのち)、そして、大きな自然がいつまでも自然でいられる、そんな地球に、私は寅之介と住みたい。
ネコロジストはエコロジスト。21世紀はやさしいネコロジストの時代になってほしい。
page 70

もう21世紀だが、残念ながら、まだ「やさしいネコロジスト」の時代にはなっていないようだ。

(2003.05.30)

吉田ルイ子『わたしはネコロジスト』

吉田ルイ子『わたしはネコロジスト』

私はネコロジスト

わたしはネコロジスト

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『わたしはネコロジスト』

  • 著:吉田ルイ子(よしだ るいこ)
  • 出版社:中央公論新社 中公文庫
  • 発行:2003年
  • NDC: 645.6(畜産業・家畜各論・犬、猫) フォトエッセイ
  • ISBN:4122041961
  • 93ページ
  • カラー、白黒、口絵、挿絵、イラスト(カット)
  • 登場ニャン物: 寅之介
  • 登場動物: -

 

著者について

吉田ルイ子(よしだ るいこ)

1938年北海道無稀。慶応義塾大学法学部卒。NHK国際局、朝日放送アナウンサー勤務の後、フルブライト交換留学生として渡米。ニューヨークに10年滞在。北米、中米、東南アジア、中東、アフリカと世界を駆けめぐり、人々の生活、感情に思いを寄せた視点で、写真を撮り続けている。『ハーレムの厚い日々』『アパルトヘイトの子どもたち』他、著書多数。

(著者プロフィールは本著からの抜粋です。)


ショッピングカート

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA