赤川次郎『三毛猫ホームズの感傷旅行』

赤川次郎『三毛猫ホームズの感傷旅行』

 

三毛猫ホームズ=天才猫。
片山義太郎=警視庁捜査一課の刑事。女性恐怖症・血を見ると貧血・その他苦手なもの多し。
晴美=義太郎の妹。兄と入れ替えたいくらいに積極的で事件解決が大好き。
石津=目黒署の刑事で晴美にぞっこん、まるで忠犬。

短いミステリーばかりなので、詳しい書評とかは書きません。ネタバレになるだけですから。

『三毛猫ホームズの感傷旅行』

公園でヒマつぶしをしていた片山義太郎は、どこかで会った覚えがある刑事に、トイレにいっている少しの間、代わりにある女を監視してくれるよう頼まれたのだが。

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『三毛猫ホームズの優雅な生活』

ホームズがイメージキャットに?
ある服飾メーカーにヘッドハントされたホームズ。
ファッションショーの看板猫として”出勤”したが・・・

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『保健室の午後』

めずらしく、タイトルに『三毛猫ホームズの』が冠されていない短篇。
なので、何か特別な内容なのかと思ったけど、ふつうにホームズシリーズ短篇ミステリーでした。

赤川次郎『三毛猫ホームズの感傷旅行』

めずらしくタイトルに「三毛猫ホームズ」がはいっていない一編。ついでに挿絵も三毛猫じゃないですね。

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『三毛猫ホームズの同窓会』

義太郎が珍しく、同窓会に出席した。
正確には、晴美が勝手に出席すると返事しちゃったので、仕方なくである。
そして、お決まりの、殺人事件。

赤川次郎『三毛猫ホームズの感傷旅行』

これは完全にシャムネコです、三毛猫じゃありません。猫でさえあれば何でもよいという本でもあるまいに、と思うのは私だけ?

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『三毛猫ホームズの奇跡』

ドライブ中の山道で深い霧に囲まれ、いつものように(?)迷子になったホームズ一行。
そんな山奥になぜか、ヒールの女性が一人でいて、車に乗せてくれという。

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(1988年2月20日)

三毛猫ホームズシリーズ

赤川次郎『三毛猫ホームズの感傷旅行』

赤川次郎『三毛猫ホームズの感傷旅行』

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『三毛猫ホームズの感傷旅行』

  • 著:赤川次郎(あかがわ じろう)
  • 出版社:光文社 カッパノベルズ
  • 発行:昭和61年(1986年)
  • NDC:913.6(日本文学)推理小説
  • ISBN:4334026435
  • 201ページ
  • 登場ニャン物:ホームズ
  • 登場動物: -

 

目次(抜粋)

  • 『三毛猫ホームズの感傷旅行』
  • 『三毛猫ホームズの優雅な生活』
  • 『保健室の午後』
  • 『三毛猫ホームズの同窓会』
  • 『三毛猫ホームズの奇跡』

 

著者について

赤川次郎(あかがわ じろう)

福岡県福岡市博多区出身。1996年度より金沢学院大学文学部客員教授。父親は元満洲映画協会、東映プロデューサーの赤川孝一。1976年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞、1980年『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞、2006年第9回日本ミステリー文学大賞、2016年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。多作で知られ、2015年には580冊を突破、累計発行部数は2015年時点で3億3000万部を超えている。三毛猫ホームズシリーズ、三姉妹探偵団シリーズ、幽霊シリーズ、吸血鬼シリーズ他、シリーズ物も多い。

三毛猫ホームズシリーズ

(著者プロフィールはWikipedia他からの抜粋です。)


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