赤川次郎『三毛猫ホームズと愛の花束』

赤川次郎『三毛猫ホームズと愛の花束』

 

三毛猫ホームズは猫だけど人間より鋭い頭脳の持ち主。
片山義太郎は、いちおう(?)警視庁捜査一課の刑事だけど、女性恐怖症・血を見ると貧血・高所恐怖症・殺人事件嫌いと、刑事らしくない男。
晴美は義太郎の妹。兄と違い、事件大好き。
石津=目黒署の刑事で晴美にぞっこん惚れこんでいる。

短いミステリーですから、詳しく書きません。
ネタバレしちゃったら、つまらないでしょ?

三毛猫ホームズの名騎手

まだ住宅もまばらな新開発の住宅街で、あるいは早朝のオフィス街で、男たちが見たものは・・・馬!?

三毛猫ホームズの夜ふかし

ベテランの泥棒が忍び込んだ家には、すでに死体があって・・・

三毛猫ホームズの幽霊城主

晴美が舞台に「妹役」で出演?
殺しに来るのは「妹を溺愛する兄」!?

三毛猫ホームズと愛の花束

結婚相談所にあやしい手紙が。
そして、殺された被害者の上には花束が。

(1988年2月1日)

三毛猫ホームズシリーズ

赤川次郎『三毛猫ホームズと愛の花束』

残念ながらこの本も、ただのぶち猫、「三毛猫ホームズ」の絵になっていない・・・

赤川次郎『三毛猫ホームズと愛の花束』

赤川次郎『三毛猫ホームズと愛の花束』

 

※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。

 

『三毛猫ホームズと愛の花束』

  • 著:赤川次郎(あかがわ じろう)
  • 出版社:光文社 カッパノベルズ
  • 発行:昭和63年(1988年)
  • NDC:913.6(日本文学)短篇推理小説集
  • ISBN:4334027393
  • 193ページ
  • 登場ニャン物:ホームズ
  • 登場動物:

 

目次(抜粋)

  • 三毛猫ホームズの名騎手
  • 三毛猫ホームズの夜ふかし
  • 三毛猫ホームズの幽霊城主
  • 三毛猫ホームズと愛の花束

 

著者について

赤川次郎(あかがわ じろう)

福岡県福岡市博多区出身。1996年度より金沢学院大学文学部客員教授。父親は元満洲映画協会、東映プロデューサーの赤川孝一。1976年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞、1980年『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞、2006年第9回日本ミステリー文学大賞、2016年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。多作で知られ、2015年には580冊を突破、累計発行部数は2015年時点で3億3000万部を超えている。三毛猫ホームズシリーズ、三姉妹探偵団シリーズ、幽霊シリーズ、吸血鬼シリーズ他、シリーズ物も多い。

三毛猫ホームズシリーズ

(著者プロフィールはWikipedia他からの抜粋です。)


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赤川次郎『三毛猫ホームズと愛の花束』

7.3

猫度

4.0/10

面白さ

7.5/10

読みやすさ

9.0/10

猫活躍度

8.0/10

愛猫家へお勧め度

8.0/10

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