Teruhisa Tajima『DINOPIX』
世界初の「CG恐竜写真集」。
縦約30cm、横約27cmの大判の写真集。
・・・写真?
写っているのは、今は絶滅した恐竜たち。
恐竜フィギュアで世界的に有名な海洋堂の協力のもと、あたかも恐竜たちに本当に遭遇したかのような、リアリティにみちた「写真」に作っている。
もちろん、厳密にいえばCGということになってしまうのだけど、我々恐竜ファンとしては、あえて「騙されてみたい!」。
ほんとうに、こんな恐竜が、こんな場所を、巨体をゆすって闊歩していたのだと、そう思いたい!おもいきり夢見たい!
夢の世界にさそってくれる写真集だ。
2018年の今、こういう画像はもはや珍しくはなくなったかもしれない。
私のような素人でも、photoshopと時間と根気さえあれば、こういう画像を作ることができてしまう。
けれど、この写真集が発行された1994年当時は、驚くほど新鮮な本だったことを覚えている。
そして、不思議なことに、今見ても、なんかロマンチックというか、ノスタルジックというか、・・・
独特な「魅惑オーラ」を、今なお強烈に放ち続けている画集です。
※著作権法に配慮し、本の中見の画像はあえてボカシをいれております。ご了承ください。
『DINOPIX ディノピクス』
DINOSQUR PHOTOGRAPHS
- 著:田島照久(たじま てるひさ)
- 出版社:角川書店
- 発行:1994年
- NDC:748(写真集)
- ISBN:4048524615 9784048524612
- 79ページ
- カラー
- 登場ニャン物:-
- 登場動物:恐竜たち