2018年1月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月21日 nekohon 猫の小説(海外) ギャリコ『猫語の教科書』 猫と暮らすなら、必読の書。 猫好きの間ではとても評判の良い本です。 ある子猫が、どうやって人間を“たぶらかし”、暖かい家を“乗っ取った”か、その技術を、子猫や、まだ乗っ取りに成功していない猫仲間に伝えるため […]
2017年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(海外) ハウイー『恋人はタキシードを着たネコ』 雪深い山荘で、猫たちだけを相手に。 “私”は離婚し、雪の中の山荘へと旅立つ。 2匹の猫たちだけを連れて。 雪に閉ざされた小屋で、ネコのヴィニーは人語を語り出す。 さらにシロクマのサイモンも加わって、不思議な […]
2017年11月28日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) エラリー・クイーン『七匹の黒猫の冒険』 魔女の世界に紛れ込んだような、ミステリー短篇。 猫嫌いの寝たきりお婆さんが、毎週1匹ずつ黒い子猫を買う。 それも、同じ大きさ、同じ目の色の子猫ばかり。 疑問に思った探偵の推理が始まる・・・ 短編だが本格的推 […]
2017年11月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(海外) ハインライン『夏への扉』 誰に裏切られても、猫だけは裏切らない。 SFの大家、ハインラインの傑作のひとつ。 1970年のアメリカ。 ダンは若い優秀なエンジニアだった。 軍を退職後、仲間と小さな会社を設立した。 最初に作った製品は「ハ […]
2017年11月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 猫の小説(海外) アラン『迷い猫』 「私はねこになる ― ありきたりの恋愛よりも もっと深い愛があるから・・・」。 キャット・セラピストの女性が主人公の小説。 猫好きにしか書けない表現、猫好きにしか思いつけないストーリー展開、 ・・・作者は間 […]
2017年11月1日 / 最終更新日時 : 2022年9月30日 nekohon 猫の小説(海外) ディー・レディー『あたしの一生』 副題:猫のダルシーの物語。 100%猫の視点から書かれています。必要以上の擬人化はゼロです。 ダルシーが心から愛している“あたしの人間(=飼い主)”が話す人語は、ダルシーには一部しか理解できませんし、第一名前すら知りませ […]
2017年10月26日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) ポー『黒猫』 アル中の悪党を黒猫が震え上がらせる。 あまりに有名な小品。 字の小さい、古い文庫本でわずか16ページの短編。 しかし、ポーといえば『黒猫』というほど、世に知られた名作だ。 あらすじなどは書かない方が良いだろ […]
2017年10月26日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫の小説(海外) コレット『牝猫』 猫好きの間では有名なフランスの小説。 二人は婚約し、結婚した。甘い新婚生活のはずだったのである。しかし、・・・ あまりに自己中心的な男、あまりにがさつな女、そして、あまりに美しい猫。 新婚生活は壊れるべくし […]
2017年10月26日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫の小説(海外) E.T.A.ホフマン『牡猫ムルの人生観』 漱石『吾輩は・・・』の参考本? ムルは、人語を解すどころか、哲学書を読み、ちゃんと韻を踏んだ詩を紙に書いてしまうような、超天才猫。その天才猫ムルが、若い牡猫たちの後学の為に、自分の人生(ニャン生)や考察を自伝風に綴ったの […]
2017年10月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) ダン&ドゾワ編『不思議な猫たち』 『魔法の猫』続編。 ネコを好意的に描いている作品より、猫のずるさや獰猛性を書いた作品の方が印象が強い。ホラー+ミステリー集とのことだから、仕方ないのかも知れないが。はっきり言って、『魔法の猫』の方が面白い作品が多かったか […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) 『ネコ好きに捧げるミステリーベストセレクト12編』 海外発:ミステリー好きにはたまらない。 外国のミステリー短編集。 ●「替え玉」 パトリシア・モイーズ著、深町眞理子訳 自分の欲望を達成するためには殺人まで犯すことはない、ただちょっと妻を精神病院にでも入 […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫の小説(海外) 『子猫をお願い』 チョン・ジェウン脚本、前川奈緒著。 『韓国女性が選ぶ最高の韓国映画第一位』に輝いた青春映画の傑作の小説版である。 登場するのは5人の若い女性。 高校時代は仲良しだったが、卒業後、それぞれ別の道を歩みはじめ、 […]
2017年10月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(海外) 短編集『魔法の猫』 ミステリアスな猫の短編集。 『跳躍者の時空』 フリッツ・ライバー 子猫ガミッチの天下だった家に、赤ちゃんが生まれた。実はガミッチは、自分はやがて成長したら人間になると固く信じている子猫だった・・・。 […]
2017年10月9日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) ピリンチ『猫たちの森』 またもやおこった連続殺猫事件。 『猫たちの聖夜』続編。 天才猫フランシスの住居に、突然とんでもないヤツが現れた。冴えない中年男グスタフがなんと“恋人”を連れ込んだのである! あまりの環境激変に仰天したフラン […]
2017年10月9日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) ピリンチ『猫たちの聖夜』 連続殺猫事件の謎を、猫達が解く! アキフ・ピリンチはトルコ生まれ。ドイツに住みドイツ語で小説を書いている。 この「猫たちの聖夜」は1989年にドイツ・ミステリ大賞を受賞した作品で、アニメーション化もされたそ […]
2017年3月31日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) シャロン・A・フィースター『シャム猫ココの調査報告』 『猫は・・・』シャム猫ココ・シリーズの事典。 最初の『猫は手がかりを読む』から『猫は流れ星を見る』までの21冊の長編、および、唯一の短編集『猫は14の謎を持つ』の登場人物や登場ニャン物、プロット、その他。まさにココ・シリ […]
2017年3月31日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫は日記をつける』 クィラランと、ココとヤムヤムの思い出など。 まずは、クィラランがどうやってココを手に入れたか。その経緯や、ココの才能を発見した過程などが、ごく大雑把にまとめられている。 つぎは、もちろん、クィラランがどうや […]
2017年3月31日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫は14の謎をもつ』 「猫は・・・」シリーズ唯一の短編集 猫は神経を集中する 登場ニャン物=ファット・ファット ある夫婦と暮らすシャム猫の、タウンハウスでの日常が、ある日、かき乱された。彼は、判で押したように規則正しい生活が好き […]
2017年3月29日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫はひげを自慢する』 『猫は・・・』シャム猫ココシリーズ最終作 ふつうの猫のヒゲの数は48本だが、ココだけは総計60本も持っている。クィラランは、ココの特殊な才能は、そのヒゲのせいだと考えている。なぜならクィララン自身、その特大 […]
2017年3月28日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫は爆弾を落とす』 ピカックス市150年祭の行方は? 去年、ピカックス市は盛大な150年祭を計画し・・・ようとした。 が! 計算違いをしていたことが発覚。去年ではなく、今年こそが150年祭だったのだ。早く気づいてよかった。 と […]
2017年3月27日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫はバナナの皮をむく』 猫がバナナの皮で転ばせた人間は・・・? 医師にバナナ・ダイエットを命じられたクィラランは、しぶしぶバナナを買ってくるが、実は彼はバナナが嫌い。 しかも、愛猫のココがバナナの皮で遊んではあちこちに放りだしてお […]
2017年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫は七面鳥とおしゃべりする』 ブルルの町に戻ってきた女性とは? クィラランが住むピカックス市の創立百五十年祭を迎えようとしていた。そして近くのブルルの町は創立二百年だった。 ブルルの町は、200年を「誕生パーティー」と称して様々なイベン […]
2017年3月25日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫は銀幕にデビューする』 ハリウッドから帰郷した老婦人の・・・。 どこからも400マイル北に位置するムース郡。 そのムース郡で生まれ、その後60年もハリウッドに住んで成功した82歳の女性、セルマ・サッカレーが、生まれ故郷に帰ってきた […]
2017年3月24日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫は川辺で首をかしげる』 未発見の金脈のウワサがある地で、宿泊者が次々と謎の死を?。 かつての名家、リンバーガー家の最後の末裔が亡くなったあと、その遺産は、クィラランのクリンゲンショーエン基金が買い取った。レンガ造りの壮大な屋敷だっ […]
2017年3月23日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) リリアン・J・ブラウン『猫は火事場にかけつける』 エディントン・スミスの古書店に重大な事件が。 エディントン・スミスが死んだ。高齢ではあったが、こんなに突然死んでしまうなんて、クィラランをはじめ、誰も考えていなかったので人々は驚き悲しんだ。 彼の古書店が火 […]