2017年11月21日 / 最終更新日時 : 2024年1月21日 nekohon 古典・伝承文学 吉田兼好『徒然草』 その昔、「馬・牛・犬を除き、人間は動物を飼うべきではない」と、兼好法師は説いた。 『徒然草』 (つれづれぐさ)は、吉田兼好が元弘1(1331)年ごろ書いた二百四十三段からなる随筆。 多方面な教養を持つ著者が、興に随って書 […]
2017年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 動物の愛護/権利/解放、自然保護 中川智保子『猫おばさんのねがい』 負けられない、やめられない。 10年間、野良猫に餌を運び続けた猫おばさんの切ない気持ちが本になりました。 本は、野良猫・三吉(さんちゃん)の目線から書かれています。 三吉はまだ若い頃、交通事故に遭って後ろ足を1本失ってし […]
2017年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon 動物の愛護/権利/解放、自然保護 杏有記『小さないのちはどこへ行く?』 副題:ペットを飼う人たちに知ってほしいこと。 杏さんは、はじめは何も知らなかった。 人間の身勝手さも、捨てられた子達の運命も。 飼い犬のヨークシャーテリアに当然のようにお産をさせ、幼い子犬のしっぽを当然のように断尾した。 […]
2017年11月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 nekohon イヌ 北浦清人『幸せをつかんだ犬たち』 保護しなければならない犬がいなくなる日を夢見て。 北浦清人氏は、(社)日本動物福祉協会会員で、Yokohama Dog Rescue代表。 北浦氏といえば、私にとっては雲の上の存在のようなものだった。動物愛 […]
2017年11月11日 / 最終更新日時 : 2023年1月12日 nekohon 動物の愛護/権利/解放、自然保護 カプラン『死体の晩餐』 貴方が食べているのは”死肉”であることをお忘れなく。 もし私が文部科学大臣なら、この本を、日本中の子供達が必ず読まなければならない本に指定してやりたい。人間の一生において、最も感受性が高く、最も頭 […]
2017年10月30日 / 最終更新日時 : 2022年9月30日 nekohon 猫エッセイ(日本) 飯島奈美子『銀座のら猫物語』 銀座の野良猫を守り続けて。 著者は7年間もの長きに渡り、毎日毎日、雨の日も風の日も、銀座は25箇所の餌場で、のら猫達に食べ物を与え続けてきた。 もともと銀座生まれの銀座育ち。銀座という街をこよなく愛している […]
2017年10月27日 / 最終更新日時 : 2022年9月30日 nekohon 獣医論・獣医さんのエッセイ 三田誠一『ペット病院の秘密』 副題『私は動物のお医者さん2』。 現役獣医さんが書いたエッセイ。 読んでびっくりした。内容に、ではない。あまりの誤植の多さに、である。1冊の本に1箇所、場合によっては2箇所程度なら、まあ誤植も珍しくはないだ […]
2017年10月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月28日 nekohon 動物の愛護/権利/解放、自然保護 『マイケル教えて!被災猫応援の教科書』 東日本大震災の、被災動物たちの悲劇は、まだ終わっていません。 タイトルこそ「マイケル教えて!」ですが、中身にマイケルは出てきません(汗)。 久しぶりにマイケルに会えると思ったのに残念。 さて。 前半、83ペ […]
2017年9月25日 / 最終更新日時 : 2022年9月27日 nekohon 動物の愛護/権利/解放、自然保護 ハロルド・ハーツォグ『ぼくらはそれでも肉を食う』 愛猫に「肉」を与える矛盾に悩んだ私が手に取った本。 まず、訳者解説から引用。 著者ハロルド・ハーツォグは、Anthrozoologyなる比較的新しい(そしていまだマイナーな)学問分野の騎手のひとりだ。この訳書では「人類動 […]