2018年3月1日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 獣医学 福留孝『ネコの家庭医学』 著者は大阪府豊中市 フクドメ動物病院院長。 1992年発行と、今となっては少し古い本となってしまいましたが、今見ても、わかりやすい本です。 昔は、獣医学の本といえば、やたら難しく書いてある本が多かったように […]
2018年2月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫を知る(海外) ネヴィル『猫に精神科医は必要か』 猫は複雑な精神構造を持っています。 著者のネヴィル氏は、イギリス人。動物の行動療法の専門家。ペット行動カウンセラー協会(APBC)の創立者のひとりで、動物保護教育協会のメンバーでもある。 本書では、猫のさま […]
2018年2月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 獣医論・獣医さんのエッセイ 森田佳世子『イヌの子ねこの子カエルの子』 庭先に小さな動物病院を建てました。 森田佳世子さんは、日本漫画家協会会員で、横浜市獣医師会会員で、アリスペットクリニックの院長先生。 お父様は森田拳次氏。「丸出だめ夫」「ロボタン」などを描いた漫画家だといえ […]
2018年2月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫エッセイ(日本) 柿川鮎子『犬にまたたび 猫に骨』 動物病院の日常をライターが面白おかしく楽しく暴露。 柿川氏は現在は兵藤動物病院のマネージャーだが獣医師でもトリマーでもない。元々はジャーナリストだ。 だから動物病院での出来事を書いた本なのだが、あくまで普通 […]
2018年2月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 古典・伝承文学 仏典『菩提行経』 猫のように、音をたてず、目立たないように・・・。 仏教聖典は、経・律・論の三蔵に包括されます。 先に紹介した『楞伽経』は、経蔵に含まれますが、この『菩提行経』は、論蔵に含まれます。 論蔵には、膨大な数の仏典 […]
2018年2月25日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 古典・伝承文学 仏典『楞伽経』 古い仏典で見つけた「猫」という単語。 「仏教の経典に猫は出てこない」。 これは複数の書物で見た言葉です。 いずれも、猫研究では大家といわれる人々の本です。私は素直にそれを信じてきましたし、歴史的背景から見て […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫の戴冠』 光魚は絵の勉強を本格化。シータは失われた「我らが王都」の発見と再建に乗り出す! 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第5弾。 平凡な大学 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫と調教師』 めくるめく禁断の愛に、ますます飲み込まれて行く光魚・・・ 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第4弾。中編2編です。 星川光魚は、庶民的 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫の陰謀と純愛』 シータが人型四郎に変身して、猫思考のまま、光魚と一緒に大学に通う! 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第3弾。 ヒョウサイズの黒猫シー […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫のしつけ方』 光魚は、ついに、巨猫シータ(人型のときは四郎)のつがい相手として公認され!? 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第2弾。 平凡な男子大 […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 秋月こお『王様な猫』 住み込みバイトでいった先にいたのは、ヒョウサイズの巨猫3頭!? 〔注〕BL(ボーイズラブ)の徳間書店キャラ文庫で出ている本につき、18歳以上向け。 『王様な猫』シリーズ、第1弾。 主人公の名は、星川光魚(ほ […]
2018年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon ◆まとめ まとめ:秋月こお『王様な猫』シリーズ なぜか動物に好かれる男、光魚と、人間に変身できる巨猫たちの、荒唐無稽・抱腹絶倒なBLシリーズ! 星川光魚(ほしかわみつお)、19歳、中レベルの大学経済学部の学生。 ふつうレベルの家庭に育ち、庶民的な経済感覚とふつうに常識 […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 動物愛護・保護 ヘス『ボクを救ってください』 「だれかボクをほしいと言って」ペットたちの、哀しげな叫び声が・・・。 著者のヘス氏は、アメリカ・ニューヨーク州・コロンビア郡にある「コロンビア・グリーン愛護協会」でボランティアとして働いている。本職は美術関 […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫エッセイ(日本) 村松友視、他『ネコ族の夜咄』 猫好きで知られた作家たちの対談集。 『アブサン物語』という猫ベストセラーを出した村松友視氏。 猫が出てくる小説やエッセイ集をいくつも書いている小池真理子氏。 『ねこはい』など猫のイラストで有名なイラストレーターの南伸坊氏 […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(日本) 平岩由伎子『猫になった山猫』 日本猫保存運動に情熱を傾ける平岩氏の猫の本。 著者の平岩由伎子氏は、犬の研究家で猫の本も残した故平岩米吉氏の娘。日本猫の保存活動家として知られている。そのような氏の本だから、本が発行される前から予約していた。 読み始めて […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(海外) ハベル『猫が小さくなった理由(わけ)』 飼い猫の脳は野生時代のままではない! 遺伝子工学は今や最流行の学問であり花形産業である。 が、遺伝子というものの存在すら知らなかった昔から、人間は身の回りの生物たちを遺伝子操作し続けてきた。 著者は、トウモ […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(海外) グールド『三毛猫の遺伝学』 なぜ、三毛猫の雄は少ないのか、遺伝学の素人が調べまくる! 私にとってこの本は非常に面白かった。久しぶりのヒットといってもよいくらいに。 内容は、題名通り、三毛猫という毛色を遺伝学的に解明しようとしたもの。 […]
2018年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫を知る(海外) ドッドマン『うちの猫が変だ!』 猫の問題行動を、心理療法で治療する。 アメリカはタフツ大学獣医学部・行動薬理学教授が書いた本。早い話が、猫の心理療法の話と考えて良い。 突然キレる猫、毛布を食べる猫、飼い主を攻撃する猫、真夜中に鳴き叫ぶ猫、 […]
2018年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 古典・伝承文学 紫式部『源氏物語』 (第一部の主人公光源氏が、第三部の主人公薫を抱く絵) . 猫は『源氏物語』では重要な”鍵”となる 日本が誇る世界の文学『源氏物語』にも猫は堂々登場する。 ご存じ全五十四帖の大長編。登場人物五百余名 […]
2018年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 古典・伝承文学 清少納言『枕草子』 (土佐光起筆「清少納言像」大雪の日、「少納言よ、香炉峯の雪は?」と中宮定子に問われて、立って御簾を巻き上げてみせた話は有名。) . 猫は天皇に溺愛されていた。 『枕草子』と猫、と言えば、まず思い浮かぶのが『命婦のおとど』 […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫マンガ 黒娜さかき『猫もっちり』 愛猫ルチとの生活をそのまんま。 【フリーダムでいるより猫ごときに翻弄される融通の効かない生活が大好きな皆様】へ捧げるオールカラー猫マンガ 「猫もっちり」 (IKKI COMIX) [コミック] 黒娜 さかき […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫マンガ 永尾まる『猫絵十兵衛』 猫専門漫画誌「ねこぱんち」掲載。 江戸時代。 十兵衛は、猫絵専門の絵師。 昔は、鼠除けに、猫を飼うだけでなく、猫の絵を飾る風習がありました。 猫は鼠の大敵。本物の猫でなくても、絵で鼠を追い払えると思われてい […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon イヌ みずしな孝之『いとしのムーコ』 フジテレビでも放映された犬マンガ。 ムーコ。柴犬。女の子。 遊び好きで、元気いっぱい! 自慢は、ピッカピカのお鼻。 特技は、毛布ピーッ(毛布を咥えて繊維を引っ張りだす) 好きなものは、こまつさん。 こまつさ […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon イヌ 五味靖嘉『縄文柴犬ノート』 副題『正しい犬の見方・考え方』。 私事だが、2015年末、迷い犬を発見した。ガリガリに痩せ、尾も頭も低く垂らして、フラフラ歩いている。当地は、緯度標高のわりには、雪の多い山間地だ。12月後半から雪が積もり始め、年によって […]
2018年2月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 nekohon 猫の小説(日本) 出久根達郎『猫も杓子も猫かぶり』 『猫の似づら絵師』シリーズ第3弾。 『猫にマタタビの旅』続編。 銀太郎は猫の似づら絵、つまり、猫の似顔絵を専門に描いている貧乏絵師である。 いくら悠長な江戸時代といっても猫の絵の注文がそうそうあるものではな […]