2018年7月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(海外) ラトリッジ『猫の贈り物』 猫の目から見たこの世界。 原題は “Diary of a Cat” つまり、“ある猫の日記”。 その題名の方が、内容をずっとよく表していると思う。 主人公の猫の名前はわからない。 日 […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 宮本輝『避暑地の猫』 軽井沢の、夢か現実か、・・・悪魔?。 猫、と題名がついてはいるが、猫は全然活躍しない。 冒頭でペルシャ猫がチラリと出てくるのと、他には迷子猫の話が少々挿入されているだけだ。 その迷子猫は、冒頭に出てきた猫と […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 水無月さらら『猫の橋口さん』 大好きなお母さんを失った男の子を、飼い猫が心配して・・・。 ふうわりと、あたたかい気持ちになれる小説です。 ちょっぴり切なくて、ちょっぴり悲しくて、ちょっぴり涙ぐんだりしちゃうけど、読み終わった口元にはきっ […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 見尾田瑞穂『猫がタンゴを踊るとき』 「黒ネコのタンゴ」作詞者による猫小説。 俺は二歳半の牡猫だ。人間で言えば二十五、六の生意気盛り、いっぱし世間の荒波に揉まれたつもりでいるが、飼い主のママちゃんから見れば、いつまでたっても子猫のままらしい。 […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 保坂和志『アウトブリード』 猫は出て来ません。 猫を良く登場させる作家だから、というか、彼の小説にはほぼ必ず猫が出てくるような作家だから、エッセイ集にもやはり猫のことが書かれているかと期待して買ったのだが、結果からいえば大はずれだった […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 保坂和志『もうひとつの季節』 谷崎潤一郎賞を受賞した「季節の記憶」の続編。 “僕”と、息子のクイちゃんと、便利屋の松井さんと妹の美紗ちゃん、それに猫の茶々丸とが、鎌倉・稲村ヶ崎に住んでいる。 その平和で平凡な日常を書いた静かな小説・・・ […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 保坂和志『猫に時間の流れる』 猫が出てくる短篇2つ。 表題の「猫に時間の流れる」と「ナイトキャップ」の2編からなる。 「猫に時間の流れる」は、どこまでも猫を中心に置いた短編。 “ぼく”は古いマンションの3階に住んでいて、両隣がそれぞれ猫 […]
2018年7月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 野生動物(日本) 澤田ふじ子『けもの谷』 200頭のイノシシ群と農民達の死闘。 江戸時代。 美濃大垣藩の、尾根谷27村は、ひどい猪害に悩まされていた。中でも「猪神」と恐れられる大猪は、200頭近い大群を率いていた。そんな数に襲われては、山間の畑や田 […]
2018年7月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 恐竜、古代生物 バッカー『恐竜レッドの生き方』 恐竜専門家が書いた恐竜小説。 私が子供の頃に持っていた動物図鑑に描かれた恐竜たちは、見るからに愚鈍そうだった。 ティラノサウルス・レックスは直立し、長い尾を重そうに地面に引きずっていた。 ブロントサウルス( […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 西村寿行『旅券のない犬』 遠い故郷を目指して、地球を横断していく犬。 紀州犬とは。 中型の日本犬である。 体高 ♂49-55cm、♀46-52cm。 体重 ♂118-20kg、♀15-17kg。 毛色は白色が人気だが、有色の犬もいる […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon オオカミ 西村寿行『魔の牙』 暴風雨とオオカミの群れに、山小屋に追いつめられ・・・!。 ニホンオオカミが絶滅して久しい(注)。 農耕民族だった日本人には、動物を剥製や骨格標本にして残す風習はなく、短期間に急激に絶滅してしまったこともあり、ニホンオオカ […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ 西村寿行『老人と狩りをしない猟犬物語』 山奥の、あまりに厳しすぎる生活。 山奥の一軒家に、老猟師と、幼い孫と、一匹の猟犬(紀州犬)が住んでいた。 老人の一人息子は戦死していた。 その嫁、孫の母親は、巨熊に殺されていた。 残された孫は、老人の宝物だ […]
2018年7月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 瀧澤美恵子『ネコババのいる町で』 実の母に捨てられたショックで失語症になった幼女は。 アメリカで育った「わたし(=恵里子)」はある日突然、ひとり日本に帰される。 まだ3歳という幼さで、日本語も話せないというのに。 日本では祖母と叔母が「わた […]
2018年7月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫エッセイ(日本) 曾野綾子『飼猫ボタ子の生活と意見』 深い人生論ともいえる名著。 『ボクは猫よ』の続編ともいえる内容だが、別にストーリーがつながっているという程ではなく、どちらを先に読んでもかまわないだろう。 小説家夫婦の裏見成平・阿野文子と、その夫婦と同居し […]
2018年7月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 曾野綾子『ボクは猫よ』 猫と風刺と滑稽味と。 「ネコ」という名前の猫と、作家・阿野文子・裏見成平夫婦の物語。阿野文子は勿論、曾野綾子さん(アノ←ソノ)、裏見成平はご主人の三浦朱門さん(ウラミ←ミウラ)だろう。 最初は漱石の「吾輩は […]
2018年7月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 瀬垣由維『猫たちの時間』 超金持の家にバイトにはいった大学生は・・・。 孤児で、ドジで、またまた下宿を追い出された無一文の大学生、それが俺、滝志郎。あてもなく道を歩いていたら、果てしなく続く煉瓦塀に行き当たった。何かの公共建築物・・ […]
2018年6月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) 佐藤春夫『田園の憂鬱』 大正8年初出の名作。 ひとりの詩人で文士が、1疋の猫と、2疋の犬と、元女優の妻を連れて、ある田舎家に引っ越した。 男はあまりに鋭敏な神経の持ち主であった。 鋭敏すぎて都会の喧騒には耐えられなかった。 都会に […]
2018年6月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 重松清『ブランケット・キャッツ』 馴染んだ毛布とともに、2泊3日でレンタルされる猫たち。 レンタル猫は、生まれたときからずっと、同じ数枚の毛布を使って眠る。その毛布さえあれば、どこにいても落ち着いて寝てしまう。それが、レンタル猫の最大の特徴 […]
2018年6月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon イヌ ケイ『白い犬とワルツを』 妻を亡くした老人は・・・。 57年間連れ添ってきた妻が、死んだ。 心臓麻痺で苦しまずに逝けたのが幸いだった。 サム・ピークは家に独り残された。 脚が悪く、歩行器にすがってゆっくりと歩く。ビスケットの焼き方も […]
2018年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 小池真理子『柩の中の猫』 不幸な少女は、猫だけをたよりに・・・。 幼くして母親を亡くした少女桃子は、すっかり心を閉ざしてしまった。 そんな彼女にとって、猫のララは、唯一の友であり、母親代わりだった。 桃子の住み込み家庭教師として、北 […]
2018年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫エッセイ(日本) 小池真理子『深夜のネコ』 自由気ままなエッセイ54篇。 小池真理子さんで、ネコがつく題名で、と、人をおおいに期待させるような本だが、残念ながら猫話は最後の20ページあまりしかない。だから、エッセイ集としては面白いけれど、猫本としての […]
2018年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫の小説(日本) 小池真理子『ノスタルジア』 孤独な女性が受け取った一通の手紙。 繭子は46歳。昔、親子ほども年が違う男を恋人にしていた。その恋人は父の昔の同級生でもあった。 その恋人が病死して15年。今は小さな借家でひっそりと一人暮らししている。繭子 […]