2018年8月13日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) ルナール『にんじん』 児童虐待が問題化している今、再読したい本。 このあまりに有名な小説を、はじめて手に取ったのは、たしか小学校中学年の時だったと思う。 たちまち背筋が震え、あわてて投げ出した。 なんて恐ろしい小説だろう! 最初の、ほんの数ペ […]
2018年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) 泉鏡花『日本橋』 紅燈の巷の、女たちの愛・・・。 一昔前の東京は日本橋界隈、芸者達がまだ数多くいたころ、そこにひっそり花開く女達の、恵まれぬまでもりんとした暮らしぶり、己の信じる愛を貫き通す、悲しいほどに強く清い精神の有り様 […]
2018年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』 鏡の向こう側には、不思議な世界が広がっていた。 『不思議の国のアリス』の続編。 『不思議の国の・・・』と同様、実に不思議な出来事が、アリスの回りに次々と起こる。 それどころじゃない。 読んでいる私の回りにま […]
2018年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』 アリスといえば、ニヤニヤ笑いのチェチャ猫。 全世界で、聖書の次に読まれた本と言われるほど、有名な本。 あまりに有名すぎて、私如きにこの本の書評なんておこがましくて出来ない。 なので、猫サイトとして、あくまで […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 夏目伸六『猫の墓』 副題:『父・漱石の思い出』。 夏目漱石の次男が書いたエッセイ集。 最初の章は、当然ながら、『吾輩は猫である』に関連のある猫達の話からはじまる。 漱石といえばいつの時代も、まず『猫』からが定石。 さて、有名な […]
2018年8月7日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 半藤末利子『夏目家の福猫』 『夏目家の糠みそ』『漱石夫人は占い好き』から抜粋・収録。 この本のなりたちについては、『あとがき』で説明されている。 私は過去に『夏目家の糠みそ』『漱石夫人は占い好き』という二冊の単行本を出している。 (中 […]
2018年7月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) 村上春樹『羊をめぐる冒険 上・下』 背中に星型の模様がある羊? タイトルは『羊をめぐる冒険』だし、本文中にも「羊」は頻繁に出てくるが、ではこれはヒツジの本かといえば、どこをどう読んでも「ヒツジの本」ではない。 また、猫も出てくる。しかしあまり […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 群ようこ『パンチパーマの猫』 『先人達の知恵袋』清流出版刊改題。 群さんの本は面白い。 「パンチパーマの猫」を夢中で読み終えて、さて、私の「未読本の棚」にはもう一冊群さんの本があったはずだ、あれを続けて読もうと、未読の棚を探したのだが、 […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 群ようこ『音の細道』 猫好きで有名な群ようこさんのエッセイ集。 とはいえ、猫を主題にしたエッセイは2編のみ。 他は日常の些細な出来事を群さんならではのユーモアあふれる観察眼で書かれたもの。 猫エッセイその1は『老ネコの遠吠え』。 […]
2018年7月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 向田和子『向田邦子の遺言』 飛行機事故で亡くなられた作家が残したもの。 1981年、ボーイング737機が、台湾は台北山中に墜落した。乗員乗客110名の尊い命が失われた大事故だった。 その中に、シルクロード写真の志和池昭一郎氏と、それか […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 保坂和志『アウトブリード』 猫は出て来ません。 猫を良く登場させる作家だから、というか、彼の小説にはほぼ必ず猫が出てくるような作家だから、エッセイ集にもやはり猫のことが書かれているかと期待して買ったのだが、結果からいえば大はずれだった […]
2018年6月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) 佐藤春夫『田園の憂鬱』 大正8年初出の名作。 ひとりの詩人で文士が、1疋の猫と、2疋の犬と、元女優の妻を連れて、ある田舎家に引っ越した。 男はあまりに鋭敏な神経の持ち主であった。 鋭敏すぎて都会の喧騒には耐えられなかった。 都会に […]
2018年6月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) クリスティー『予告殺人』 アガサ・クリスティーの名作に、ちらりと猫が。 猫が出てくるのは、ほんの数行。 第一章No.5に2行ほどと、第18章No.3に半ページほど。 それしか登場しない猫が、随分ご大層な名前を持っているので、番外編に […]
2018年6月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 小説(猫番外編) エラリイ・クイーン『九尾の猫』 本物の猫は出てこないけれど。 この話、実は本物の猫は一度も登場しない。猫が絞殺されたとか、されなかったとかという句が、数カ所で見られるだけだ。ので、厳密には猫本とはいえないのだが・・・ 冒頭からいきなり〈猫 […]
2018年6月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon イヌ 香山リカ『イヌネコにしか心を開けない人たち』 マスコミでも人気の精神科医による本。 著者は精神科医。 幼少時代から、家の中には常にペットがいた。そして今もイヌ1匹ネコ5匹と暮らしている。 ひどいペットロスに苦しんだこともある。精神科医として、他人の心の […]
2018年6月2日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon その他(猫番外編) 竹内薫『もしもあなたが猫だったら?』 副題:『「思考実験」が判断力をみがく』。 竹内薫氏はいい! どこがいいかと言えば、本当に猫好きなところがいい! 世の中には猫好きを装った自称文化人や有名人はわんさといる。が、彼らのオフィシャルサイトをご覧あ […]
2018年5月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 小説(猫番外編) 大佛次郎『赤穂浪士』 あの赤穂浪士に、猫が出てくる? 討ち入りで有名な赤穂浪士の話であるから、猫が重要な役をしめる訳ではないが、ちょっとだけ出てくる。その登場の仕方がいかにも猫好きな大佛次郎氏らしい描き方なので、猫本リストにくわ […]
2018年5月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(日本) 岡本綺堂『半七捕物帳』シリーズ 全6巻68話、テレビで有名な時代小説。 半七捕物帳といえば、推理小説集として、また江戸情緒ゆたかな時代小説として、とても人気の高いシリーズだろう。全部で68編。大正6年1月からおよそ20年にわたって「文芸倶 […]
2018年5月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon その他(猫番外編) 『人気ペット大集合!おりがみでペットを折ろう』 丹羽兌子氏+松野幸彦氏の作品群。 折り紙の本で、1冊の中に猫の折り方が4種類も説明されている本はめずらしいのではないでしょうか。 折り紙は四角い紙を折っていくのが基本。どうしてもできあがり作品も直線的で、角 […]
2018年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 江戸屋猫八『吾輩は猫ではない』 話芸の達人が送るエッセイ集。 2代目江戸屋猫八氏の半生記。 猫は全く出てきません。 噺家らしい軽妙な語り口で、少し前の日本の生活が生き生きと描かれています。 物質的には貧しいが精神生活はおそらく今よりずっと […]
2018年1月24日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 井上ひさし『吾輩はなめ猫である』 ユーモアたっぷりのエッセイ集。 昔々に読んだ本である。井上ひさし氏の訃報に思い出して、また本棚から引っ張り出した(ご冥福をお祈り申し上げます。) 私のうすらぼんやりとした記憶では、「なめ猫」がもっと出てきた […]
2018年1月15日 / 最終更新日時 : 2023年7月11日 nekohon 小説(猫番外編) 三島由紀夫『命売ります』 命拾いした男が考えた商売。 彼は精励なまじめな社員だった。 ところが、ある日のこと。 彼が読んでいた新聞の間にゴキブリが潜り込んだ。 すると、読もうとする活字がみんなゴキブリになってしまい、なぜかその瞬間、彼は世の中の仕 […]