2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 群ようこ『パンチパーマの猫』 『先人達の知恵袋』清流出版刊改題。 群さんの本は面白い。 「パンチパーマの猫」を夢中で読み終えて、さて、私の「未読本の棚」にはもう一冊群さんの本があったはずだ、あれを続けて読もうと、未読の棚を探したのだが、 […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫エッセイ(日本) 群ようこ『ビーの話』 お隣さんの猫は、超甘えん坊で気まぐれ。 群ようこさんの猫エッセイといえば、『トラちゃん』と並んで、この『ビーの話』。 『トラちゃん』は、自分の家の猫の話であるのにひきかえ、『ビー』は、最初から最後まで他人の […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon ◇一般の本 群ようこ『きもの365日』 残念ながら、群さんの本なのに猫は出て来ません。が。 着物を365日間着続けるという、あまりに?無謀な企画をはじめてしまった群さんの、日記風エッセイ。 いつものかる~い乗りのエッセイとは文体からして違うような […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 群ようこ『音の細道』 猫好きで有名な群ようこさんのエッセイ集。 とはいえ、猫を主題にしたエッセイは2編のみ。 他は日常の些細な出来事を群さんならではのユーモアあふれる観察眼で書かれたもの。 猫エッセイその1は『老ネコの遠吠え』。 […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫エッセイ(日本) 群ようこ『おかめなふたり』 出会いは、突然、一目惚れ。 今、うちには生後推定約半年のハナがいる(注:書評掲載時)。 群さんのしぃちゃんと同じく白黒猫で、鉢割れおかめ模様でこそないものの、似たような色模様で、またそのやんちゃなことといい […]
2018年7月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫エッセイ(日本) 向田邦子『眠る盃』 東京ど真ん中のアパートに、ライオン?。 1970年代後半に「文藝春秋」他で発表されたエッセイを集めたエッセイ集。 猫が出てくるのは数章、他は、犬の話とか、不思議なライオンの話など。 あとはごく普通のエッセイ […]
2018年7月27日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 向田和子『向田邦子の遺言』 飛行機事故で亡くなられた作家が残したもの。 1981年、ボーイング737機が、台湾は台北山中に墜落した。乗員乗客110名の尊い命が失われた大事故だった。 その中に、シルクロード写真の志和池昭一郎氏と、それか […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 宮本輝『避暑地の猫』 軽井沢の、夢か現実か、・・・悪魔?。 猫、と題名がついてはいるが、猫は全然活躍しない。 冒頭でペルシャ猫がチラリと出てくるのと、他には迷子猫の話が少々挿入されているだけだ。 その迷子猫は、冒頭に出てきた猫と […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon クマ 宮沢賢治『なめとこ山の熊』 新潮文庫『注文の多い料理店』収録。 淵沢小十郎はすがめの「ごりごりしたおやじ」なんですよね。 熊を射つと、そばへよってきてこう言います。 「熊。おれはてまえを憎くて殺したのでねえんだぞ。(中略)仕方なしに猟 […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 宮沢賢治『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』 新潮文庫『注文の多い料理店』収録。 『注文の多い料理店』 有名すぎて、殆どの人は幼年時代に絵本で読んで(見て)いるでしょう。 たいていの絵本には、ナイフとフォークを持ってナプキンをかけた大猫の姿が、挿し絵と […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 水無月さらら『猫の橋口さん』 大好きなお母さんを失った男の子を、飼い猫が心配して・・・。 ふうわりと、あたたかい気持ちになれる小説です。 ちょっぴり切なくて、ちょっぴり悲しくて、ちょっぴり涙ぐんだりしちゃうけど、読み終わった口元にはきっ […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫マンガ 水木しげる『猫楠 南方熊楠の生涯』 日本の誇る世界的変人、いえ、世界的偉人の話。 南方熊楠といえば、日本が誇る大博物学者で民俗学者である。 とにかくすごい人だった。 あらゆる点で規格外れだった。 まさに豪傑だった。 そしてまれに見る大変人でもあった。 18 […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 見尾田瑞穂『猫がタンゴを踊るとき』 「黒ネコのタンゴ」作詞者による猫小説。 俺は二歳半の牡猫だ。人間で言えば二十五、六の生意気盛り、いっぱし世間の荒波に揉まれたつもりでいるが、飼い主のママちゃんから見れば、いつまでたっても子猫のままらしい。 […]
2018年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の児童文学・童話 松谷みよ子『ちいさいモモちゃん』 幼児モモちゃんと、くろねこプーちゃんのおはなし。 本は、モモちゃんがうまれたときからはじまります。 2章目で、プーちゃんが現れます。 プーちゃんは、ちいさな、まっ黒なネコです。 じつは、最初はママが「クー」 […]
2018年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) マルグレイ『ねこ捜査官ゴルゴンゾーラとハギス缶の謎』 政府公認、麻薬探知猫が活躍!。 D.J.スミス、女性、英国歳入税官庁の麻薬密輸捜査官、「機密というマントをはおって、潜入捜査をする」のが仕事。 相棒は、猫のゴルゴンゾーラ。 英国歳入税関庁に正式に任命されて […]
2018年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) マルティーニ『猫探偵カルーソー』 猫たちが、徒党を組んで事件を解決!。 イタリアのヴェネツィアは、ご存じ世界的な観光名所。 そしてイタリアの観光地にはなぜか猫が多いが、ここヴェネツィアももれなく、猫が多い。 ここの猫たちは知っていた。ヴェネ […]
2018年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) マキャフリー『誰も猫には気づかない』 タイトルとは裏腹に、目だって仕方ない猫が主人公(笑)。 動物好きで知られるSFファンタジー作家の猫の小説。 時代は中世。 頼りになる老摂政が亡くなった。 若い領主ジェイマス5世の両肩に、エスファニア国の治世 […]
2018年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫ミステリー、推理小説(海外) マーシャル『迷子のマーリーン』 『三毛猫ウィンキー&ジェーン』シリーズ第一弾。 主人公のジェーン・スチュアートは、著作権エージェント。作家と出版社の橋渡しをするのが仕事だ。もともとは夫と経営していた。頼もしい夫は若くして亡くなってしまった […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon エッセイ、レポート(猫番外編) 保坂和志『アウトブリード』 猫は出て来ません。 猫を良く登場させる作家だから、というか、彼の小説にはほぼ必ず猫が出てくるような作家だから、エッセイ集にもやはり猫のことが書かれているかと期待して買ったのだが、結果からいえば大はずれだった […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 保坂和志『もうひとつの季節』 谷崎潤一郎賞を受賞した「季節の記憶」の続編。 “僕”と、息子のクイちゃんと、便利屋の松井さんと妹の美紗ちゃん、それに猫の茶々丸とが、鎌倉・稲村ヶ崎に住んでいる。 その平和で平凡な日常を書いた静かな小説・・・ […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の小説(日本) 保坂和志『猫に時間の流れる』 猫が出てくる短篇2つ。 表題の「猫に時間の流れる」と「ナイトキャップ」の2編からなる。 「猫に時間の流れる」は、どこまでも猫を中心に置いた短編。 “ぼく”は古いマンションの3階に住んでいて、両隣がそれぞれ猫 […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 猫の映画・DVD 映画『おしゃれキャット The Aristocats 』 美しい母猫一家と、頼もしい野良の雄猫。 昔々、パリでのお話。 大金持ちのボンファミーユ老婦人は、猫達と暮らしていました。 母猫のダッチェスと、まだ幼い子猫たち、ベルリオーズ、トゥルーズ、マリーの3ニャンです […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 動物の映画・DVD 映画『エディー・マーフィ ドクター・ドリトル2』 動物達の森と絶滅危惧種のクマを救え!。 ドクター・ドリトルは、動物と話ができる医者だということが動物界に知れ渡り、ドクターの家の前には連日、動物達が長蛇の列をなすようになった。ドクターは多忙を極め、家族とは […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 野生ネコ科の映画・DVD 映画『エディー・マーフィ ドクター・ドリトル』 あのエディ・マーフィが、あのドリトル先生を熱演! ジョン・ドリトルは、子供時代、動物と話すことができた。ところが大人は誰も信じてくれず、それどころか、我が子の精神状態を心配した大人により、愛犬は連れ去られて […]
2018年7月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月5日 nekohon 獣医論・獣医さんのエッセイ ペリン『動物のお医者さんは毎日が冒険!』 身長2m超の新米獣医が、牛や馬を相手に奮闘。 ペリン先生は新米獣医さん。 無謀にも大学を卒業してすぐカナダの田舎町クレストンで開業した。 ボロボロの家、電話すらない生活、次々とやってくる個性豊かな患者(患畜 […]